不安定相場観…株式市場雑感(25/05/07-25/05/09週)(週終値:3万7503円33銭)
2025/05/09 19:00


本日の東京株式市場はもみ合い。前営業日の米国市場は米政権の関税政策への不信感から各企業の見通し下方修正や撤回をしていることを売り材料として下落。経済指標の悪化や米中間の交渉が進んでいないことも足を引っ張った。しかし東京株式市場が開く直前のタイミングで、米中間貿易協議の見通しの報があり、これを好材料として寄り付きから買われた。しかし為替の円高化などを背景に、失速し、もみ合いの流れとなった。出来高は東証プライム市場のみで21億5494万株。前営業日比で日経平均株価は-0.14%、TOPIXは+0.31%、東証グロース市場250指数(旧マザーズ指数)は+0.06%。
自己保有銘柄関連。銘柄種類数的には安値銘柄多し。前営業日比は-2.23%となる。
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■25/05/08:日経平均終値3万6928円63銭/109.4
本日の東京株式市場はおおよそ高値圏での値動き。前営業日の米国市場は高値展開。米国の貿易摩擦懸念は継続中だが、同国での政策金利の据置が発表され、経済の堅調さが見解として示されたことで、買われた。また米国の前政権下でのAI半導体輸出規制の撤廃発表もプラス材料となった。これを受けて東京株式市場も買われる形となった。一時利益確定売りなどで失速するも、おおよそ高値は維持された。出来高は東証プライム市場のみで19億1142万株。前営業日比で日経平均株価は+0.41%、TOPIXは+0.09%、東証グロース市場250指数(旧マザーズ指数)は-0.54%。
自己保有銘柄関連。銘柄種類数的には高安まちまち。前営業日比は-0.65%となる。
■25/05/09:日経平均終値3万7503円33銭/116.2
本日の東京株式市場は大幅高の展開。前営業日の米国市場は高値展開。米国の貿易摩擦問題で対英通商協定合意への好感が買いを呼び、経済指標も堅調さを示し、さらに対中関税の引き下げ可能性言及とのニュースもあったことから、大きく買われた。為替の円安推移もあり、東京株式市場は寄り付きから大きく買われた。買い圧力は継続し、後場には一段高の展開となった。出来高は東証プライム市場のみで26億4904万株。前営業日比で日経平均株価は+1.56%、TOPIXは+1.29%、東証グロース市場250指数(旧マザーズ指数)は+1.15%。
自己保有銘柄関連。銘柄種類数的には高安まちまち。前営業日比は+0.56%となる。
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