CD、DVD、そしてレコード…物理的な音楽商品の購入実情(最新)

2026/05/28 02:23

このエントリーをはてなブックマークに追加
2026-0520昨今では音楽を聴くとなるとインターネット経由で取得した楽曲を何らかのスタイルで聴くパターンが多勢を占める形となっているが、もちろん聴くための音楽を取得する手段はそれに限らない。音楽CDを購入してプレイヤーで再生したり、DVDなどの音楽ビデオを買って聴いたりなど、多様な手段がある。現状ではそれら物理的な音楽商品はどれほど買われているのか、日本レコード協会が2026年3月に発表した最新調査の結果「音楽メディアユーザー実態調査」(2025年度版)を基に、その実状を確認していく(【発表リリース:2025年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表】)。

スポンサードリンク


調査対象母集団の要項は今調査に関して先行する記事【無関心層は43.9%…年齢階層別の「音楽との付き合い方」(最新)】を参照のこと。

次に示すのは物理的な音楽商品に関する購入実情。1年以内に購入経験がある人と、購入したことが無い人の割合を記している。これ以外に、1年を超えた昔に買った経験がある人もいるわけだが、それはグラフでは取り上げていない(逆算すればすぐに答えは出るが)。項目の順番は資料上の掲載順に準じている。参考としてダウンロードによる配信音源の購入実績も併記する。

↑ 物理的な音楽商品の購入実情(2025年)
↑ 物理的な音楽商品の購入実情(2025年)

音楽CDはともかく、レコードを買った人が新品・中古ともに6%台も存在することに驚きを示す人もいるかもしれない。音楽不況が叫ばれる昨今で、音楽CDや音楽ビデオにはおよばないものの、今や歴史的存在的なポジションにあり、その存在すら知らない人も少なくないであろうレコードを、購入している人がまだこれだけいる。もっともこの数字が、レコードが健闘している現状を示していると認識した方がよいのだろう。レコードは「購入したこと無し」の値も高いことから、二極化しているのかもしれない。レコード同様に、カセットテープも5.0%の人が買っているのも注目に値する。

音楽CDはといえば、新品が2割近く、中古は1割が買われている。他方、DVDなどによる音楽ビデオは1割台。その音楽CDだが、新品において「1年以内に購入経験」「購入したこと無し」の合算値が低いような印象がある。つまり「1年より昔に購入した経験はあるが、直近1年間では購入していない」の人が、他の商品よりも多い計算になる(試算すると41.5%)。たまたま偶然、直近1年間に買いたい新品の音楽CDがなかっただけかもしれないが、気になる話ではある。


■関連記事:
【世界規模でもパッケージからデジタルへの流れ…世界の音楽売り上げ動向(2015年)(最新)】
【店舗数漸減継続中、CD総在庫数も大幅減少…CDレンタル店舗数(最新)】
【CDやネット配信の「ミリオン認定」などの動向(最新)】

スポンサードリンク



このエントリーをはてなブックマークに追加
▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2026 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー|X(旧Twitter)|FacebookPage|Mail|RSS