気になる他人の食べた枚数、回転寿司であなたは何皿食べてます?
2023/03/24 02:00
今やお寿司だけでなく多彩なメニューが網羅され、それらを自在に取って好きなだけ食べることができる、食道楽にはパラダイスな存在の回転寿司店。お皿の種類や枚数で清算される合理的なシステムも人気要素の一つだが、自分が食べている皿数が他人と比べて多いのか少ないのか、気になる人もいることだろう。今回はマルハニチロが2023年3月16日に発表した【回転寿司に関する消費者実態調査2023】から、回転寿司利用者における、平均的な利用枚数を探っていくことにする。
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今調査の調査要項は先行記事【利用者72.9%、そのうち月一以上は39.1%…回転寿司の利用実態(最新)】を参照のこと。
次に示すのは本調査の調査対象母集団となる、月一以上で回転寿司店を利用する人、つまり日常的な食生活の中で回転寿司店の利用が組み込まれている人における、その回転寿司店で食べる平均的な皿数を回答してもらったもの。過去の利用枚数を厳密に覚えている人はあまりいないことからも分かる通り、概算的に区切りのよい5皿や10皿を含めた区分の回答が最多回答率を示している(回答そのものは数字を直接入力する形で行われている)。
↑ 回転寿司店で寿司を何皿食べることが多いか(数値入力形式、月一以上で回転寿司店を利用する人限定)(2023年)
5-9皿が40.5%で最多回答項目、やや値は小さくなるが10-14皿が39.6%。この2区分だけで回答率は80.1%を占めており、15皿未満を算出すると83.7%。15皿以上の回答は少数派となる。
回答皿数が5-9皿と10-14皿でおおよそ二分しているように見えるが、これは主に男女差によるもの。男女別々に区分をし直すと、その差がはっきりと出る。
↑ 回転寿司店で寿司を何皿食べることが多いか(数値入力形式、月一以上で回転寿司店を利用する人限定、男女別)(2023年)
男性の最大の回答値は10-14皿、次いで5-9皿、その次に15-19皿。ところが女性は最大の回答値は5-9皿となり次いで10-14皿となる。15-19皿も男性の14.6%と比べ1/4以下の3.4%しかない。実食動向として食べている皿数が少ない状況がよく分かる結果となっている。ちなみに15皿以上を算出すると男性は27.0%だが女性は5.5%。10皿未満は男性22.6%に対し女性は65.5%となる。
平均値を算出すると次の通り。
↑ 回転寿司店で寿司を何皿食べることが多いか(数値入力形式、月一以上で回転寿司店を利用する人限定、平均、皿)(2023年)
男性は11.9皿、女性は8.0皿。4皿近くもの違いが見られる。実際には食べた種類や腹具合などで変化は多分に生じるが、おおよその目安値として覚えておくと、役立つ機会もあるに違いない。
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