誰もが気になる初任給の使い道(最新)
2024/05/01 02:47


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今調査の調査用件は先行記事【新社会人への「つうこんのいちげき」となる言葉とは!?(最新)】を参照のこと。
次に示すのは、新社会人(社会人1年生)がこれからもらう初任給をどのように使いたいか、そして社会人2年生が実際に初任給をどのように使ったのかについて、複数回答で尋ねた結果。新社会人も社会人2年生もトップの使い道は貯蓄だった。

↑ 初任給はどのようなことに使いたい/使ったか(社会人1年生/社会人2年生、複数回答、上位陣)(2024年)
新社会人で貯蓄に続くのは生活費。やはり現状の生活が金銭的に厳しいからか、あるいは一人暮らしをしているなどでお給料を生活費に充てるのは当然だという認識だからかもしれない。
一方で、初めて手にした労働対価だから記念に、ということなのだろう、自分にちょっと良い物を買いたいとの意見が続いている。これまで欲しくても買えなかったものとか、または記念になるものを買うのだろうか。
さらに同様の考え方だが、自分にではなく保護者への贈り物を買いたいとする意見が続く。感謝の意を込めてということだろう。直後に続く保護者をご馳走に連れていくもほぼ同じ内容といえる。
社会人2年生の回答、つまり実際に初任給でどのような使い方をしたかについては、新社会人の思惑と大きな違いはない。貯蓄がトップにつき、生活費や自分にちょっと良い物、保護者への贈り物が上位となる。一方で、貯蓄や生活費、保護者への贈り物やご馳走に連れて行く、新生活で必要なものなど、実用的な使い方や他人のために使うものは新社会人の思惑より値は少なく、自分にちょっと良い物をはじめ、美容・ファッション、友人と飲み・食事会、旅行、デートなど自分自身の遊興費的な使い方へは値が多くなる傾向があるようだ。はじめてはじめてまとまったお金が自分の稼ぎとして手に入ると、気が緩んでしまうのだろうか。
なお一部で話題の奨学金の返済は、新成人も社会人2年生も1割強。見方を変えれば、少なくとも就業者として対価を得られるようになった新社会人の1割強は、学生時代に奨学金制度を利用しており、社会人となってから自分の稼ぎの中から返済している次第ではある。
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