子供へのクリスマスプレゼントの予算、平均額は7961円
2022/12/05 02:00
バンダイナムコは2022年11月30日、クリスマスプレゼントに関する調査結果の報告書を発表した。その内容によれば、子供へのクリスマスプレゼントに関する予算の平均額は7961円であることが分かった。前年調査の結果8876円から915円の減額となる(【クリスマスプレゼントに関する調査】)。
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今調査は2022年11月4日から6日にかけて、3-12歳の子供のいる男女(25-59歳)のうち、子供にクリスマスプレゼントを購入する予定があり、プレゼントの選定に関与する予定がある保護者に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は600人。子供の回答内容については保護者が子供と一緒に回答している。
次に示すのは保護者が子供に贈るクリスマスプレゼントの予算の平均金額。直近2022年では7961円となった。前年2021年の8876円と比べると915円の減額となる。
↑ クリスマスプレゼントの平均予算(円)
公開調査結果の限りでは2019年の9411円を天井に、毎年減少する傾向にある。他方、直近2022年の減少幅が大きいように見えるのは、2022年から平均金額の算出の際に外れ値を除外しているため、それが影響している可能性がある。
約8000円との金額は高いか安いか判断に迷うところもある。だが子供の立場では、クリスマスのすぐ後にはお年玉が期待できるお正月が待っていることから、あまり贅沢は言えないかもしれない。「もっと高いものが欲しい」と強く出て、お年玉とクリスマスプレゼントを一括化されてしまったり、お年玉を減額されてはやぶへびになるからだ。
今調査で子供が実際にもらうクリスマスプレゼントは「ゲームソフト」がトップについている。
↑ 子供が欲しい・もらうクリスマスプレゼント(2022年)(再録)
仮に子供が1人の世帯だったとして、約8000円のゲームソフトとなると、それなりに子供の希望にかなうものを選択できるような気はする。
ただしゲームソフトではなく、ゲーム機本体は金額的に難しいだろう。ゲーム機本体は子供が欲しいクリスマスプレゼントのランキングでは、前年2021年では第2位(5.5%)と、ゲームソフト(16.3%)に続く上位についていたが、直近2022年では上位5位にすら入っていない(=回答値が4.3%未満)。元々望むゲーム機本体が無いまでの話かもしれないが、予算の実情を見透かし、ゲーム機本体は望まなかったのかもしれない。
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