小学生が抱えている悩みは何だろうか(最新)
2026/03/20 02:37
小学生の年齢では一日のうち多くの時間を過ごすことになる学校生活。楽しいことばかりではなく、辛いこと、困ったこと、悩んでしまうことなどもあるだろう。また、自分の家庭内をはじめ、学校以外の環境でも悩みを抱えているかもしれない。今回は学研教育総合研究所が公開している「小学生の日常生活・学習に関する調査」の結果から、小学生の悩みごとの実情を確認する(【白書シリーズWeb版】)。スポンサードリンク
今調査の調査要項は先行記事の【自宅リビングが圧倒的…小学生は家のどこで学習しているのだろうか(最新)】を参照のこと。
次に示すのは小学生に今、悩んでいることがあるかを尋ね、複数回答で答えてもらった結果。トップは「学校での友達関係」で全体では18.3%となった。日常の大部分を過ごすことになる学校で、やはり多くの時間を交流で費やす友達との間の関係に、悩みを抱く小学生は多いようだ。

↑ 今悩んでいることは(小学生、複数回答)(2025年)
「学校での友達関係」に次いで多い悩みごとは「学習」で16.5%。具体的にどのような内容かまでは分からないが、授業の内容が理解できずに授業についていけない、暗記に苦労する、難しいことが多くて理解するのに時間がかかるなど、さまざまな悩みごとの対象が考えられる。悩んでも最終的に理解して習得し、授業についていけるのならよいのだが。
さらに「学校での先生との関係」「進路など将来のこと」「習い事にかかわること」「兄弟姉妹とのかかわり」「自分の容姿・性格」「両親とのかかわり」が続く。小学生も多様な場面で、人間関係に悩みを抱いているようだ。特に5.5%を示した「自分の容姿・性格」だが、小学生の段階ですでにこれだけの人が、自分の容姿や性格のような、自分と他人との比較の上で、差や劣等感を認識していることに驚きを覚える人もいるかもしれない。
「オンラインやSNS上での知り合いとのやりとり」は3.1%でしかなく、具体的な選択肢の中では一番低い値となっている。単にオンラインやSNSでは人間関係や操作上の問題に関する悩みがないのか、あるいは小学生のうちは悩みを抱えるほどまでにはインターネットを使わせてもらえないだけなのかもしれない。
恋愛に関する悩みごとは選択肢そのものが無いので確認はできない。あるいは「学校での友達関係」や「その他」に含まれているのかもしれない。
これを上位陣について属性別に見たのが次のグラフ。

↑ 今悩んでいることは(小学生、複数回答、上位陣、属性別)(2025年)
「学校での友達関係」は男子より女子の方が高い値。学年別では小学5年生が一番高い値だが、学年別の傾向は無いように見える。「学校での先生との関係」について、おおよそ高学年ほど高い値を示すのは、自立心が芽生え、成長してくるからだろうか。
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