子供達のインターネット上での話題は、そのアメリカ合衆国事情(最新)
2019/02/02 05:17


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今調査の調査要綱は先行記事の【アメリカ合衆国の子供達は普段からどのようなことをソーシャルメディア上に投稿しているのだろうか(最新)】を参考のこと。
次に示すのはインターネット上の意思交流ツールであるグループ機能やフォーラムで、普段はどのような話をしているかについて、複数回答で尋ねた結果。調査対象母集団全体比なので、当然インターネットを利用していない人や、グループ機能などを使っていない人も含めての比率となる。

↑ インターネット上のグループやフォーラムで普段どのような話をしているか(アメリカ合衆国、13-17歳、複数回答)(2018年)
もっとも多い話題はゲームなどを含んだ趣味に関するもので41%、ついでほぼ同率でユーモアが入っている。自分の好きな物事の主張や披露、意見交換をしたり、面白ネタなどをやり取りすることが多いという結果は、大いに納得させられる。子供に限らず大人も似たようなものだろう。
次いでポップカルチャー、スポーツ、ファッションがほぼ同率で並ぶ。学校内での会話と同じような感覚で話している雰囲気がある。次いで友達関係、健康や病気、さらには人の特性(肌の色やLGBTに関してなど)についてが続く。政治や宗教はやり取りのネタとしてはあまり使われていないようだ。
今件について回答者の男女別に再計算したのが次のグラフ。

↑ インターネット上のグループやフォーラムで普段どのような話をしているか(アメリカ合衆国、13-17歳、複数回答、男女別)(2018年)
男女の好き嫌いがよく表れる結果となっている。男性は趣味やスポーツで女性をはるかに上回る値を示し、女性はファッションや友達関係、健康や病気、人の特性の点で男性を大きく上回る値を示している。宗教でも女性の方が男性よりもはるかに高い値を示しているのは興味深い。日本でも同じような動きを示すのか、気になるところではある。
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