回転寿司デート経験者は5割台、未経験だが行きたい人は1/4超え(最新)
2025/04/24 02:37


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今調査に関する調査要項は先行する記事【利用者65.5%、そのうち月一以上は38.6%…回転寿司の利用実態(最新)】を参照のこと。
回転寿司店におけるデートの経験をしたことがある人はどれほどいるのか。婚姻状態を問わず、特別な記念日のデートとして、男女(子供は設問の文言や報告書の解説から判断し、その場にはいないのが前提)による「デートで回転寿司」をした経験がある人の割合を示したのが次のグラフ。親兄弟や友達との回転寿司店への来店をデートと認識するのは難しいので、原則的には意識している、好意を持つ異性との来店となる(婚姻関係にある者同士のデートも当然含む)。また、「デートで回転寿司」をしたことはないが、行きたいと考えている人の値も併記する。この両者の合算が「デートで回転寿司」肯定派と解釈してよいだろう。

↑ デートで回転寿司店に行ったことがある(月一以上回転寿司店利用者限定)(2025年)
全体としては52.3%が「デートで回転寿司」の経験あり。年齢階層別では10代の値が低めで、経験者は17.3%しかいないが、行きたいとする人は5割以上も。20代以上になると5割前後が経験者で、2-3割台が行きたいとしている。回転寿司店をデートの場として用いることには肯定派が多数のようだ。設備も充実しメニューの種類も豊富な現在の回転寿司なら、おしゃれなお食事のお店との認識もあるからだろうか。
他方、知った間柄による「デートで回転寿司」において、パートナーにしてほしくない行動にはどのようなものがあるのだろうか。

↑ 回転寿司デートの際に「パートナーにこれだけはやってほしくない」と思うもの(複数回答、上位陣、月一以上回転寿司店利用者限定)(2025年)

↑ 回転寿司デートの際に「パートナーにこれだけはやってほしくない」と思うもの(複数回答、上位陣、月一以上回転寿司店利用者限定、男女別)(2025年)
冷静な目で、第三者視点で考えれば言葉通り大人げない行動で、想像しただけでも恥ずかしいものが多々ある。上位陣に挙がっていることから、何らかの形でパートナーがやってしまった、あるいは第三者がそのようなことをしていたのを見た経験があり、強い拒否感を抱いているのだろう。それとも自分自身がやってしまってパートナーに叱責された経験があったのかもしれない。
また「香りの強い香水をつけて入店」「入店前の待ち時間に機嫌が悪くなる」は回転寿司店に限らず、外食店利用の際には注意したい挙動に違いない。
男女別の動向では押しなべて女性の方が回答値は高く、パートナーである男性に対する行動への自制を求める声が大きい。見方を変えると多くの人がパートナーの実行動を見聞きしているであろうことがうかがえる。他方、女性がしがちだとの印象がある「香りの強い香水をつけて入店」もまた、女性の方が高い値を示しているのは興味深い。男性の場合はヘアトニックなども該当するのだろうか。
選択肢一覧を見直すと、外食店で子供がはしゃぐ時の挙動とさほど変わりがない様相が多々あることに気が付く。つい浮かれて、自分らはお客なのだからこれ位は構わないだろうとの思惑があるのかもしれないが、お店や周囲の人にはもちろん、パートナーにすら好まれない行為であることは知っておいた方がよいに違いない。
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