中国市場の波乱で大発会から急降下…株式市場雑感(16/01/04-16/01/08週)(週終値:1万7697円96銭)

2015/01/08 19:00

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■16/01/04:日経平均終値1万8450円98銭/77.14
本日の東京株式市場は大幅安の展開。前営業日のアメリカ市場の安値に加え、中国の市場における大幅下落(サーキットブレーカーの発動)、経済指標の悪化など、売り材料が重なり、また円高ドル安なども加わり、大幅下落となった。もっとも出来高は少なめで19億8657万株(東証一部上場のみ)に留まっており、先物主導感は否めない。前営業日比で日経平均株価は-3.06%、TOPIXは-2.48%、マザーズ指数は+0.04%。

自己保有銘柄関連。5銘柄を新規購入。それらも合わせ、銘柄種類数的には安値銘柄多し。前営業日比は-2.14%となる。



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■16/01/05:日経平均終値1万8374円00銭/75.2
本日の東京株式市場は安値圏でのもみ合いの流れ。一時プラスに転じる場面もあったが、中国や中東事案に絡んだ不安要因は大きく、市場関係者のマインドを回復させるまでには至らなかった。ただし出来高は19億2364万株(東証一部上場のみ)と少なめ。前営業日比で日経平均株価は-0.42%、TOPIXは-0.33%、マザーズ指数は+1.14%。

自己保有銘柄関連。銘柄種類数的には安値銘柄多し。前営業日比は-0.64%となる。


■16/01/06:日経平均終値1万8191円32銭/73.1
本日の東京株式市場は高値より付きの後、大幅安の展開。寄り付きこそここ数日来の軟調さからの反動もあり買い基調だったものの、人民元が元安・ドル高で設定されたことを受け、円高が進行。さらに北朝鮮による実験事案が市場に冷や水を浴びせる形となり、大きく値を下げる形となった。ただし出来高は20億7618万株(東証一部上場のみ)とやや少なめ。前営業日比で日経平均株価は-0.99%、TOPIXは-1.05%、マザーズ指数は-1.94%。

自己保有銘柄関連。銘柄種類数的には安値銘柄多し。前営業日比は-0.02%となる。


■16/01/07:日経平均終値1万7767円34銭/68.8
本日の東京株式市場は大幅安の展開。アメリカ市場の安値を背景に売り基調の中でスタートしたが、中国市場で再びサーキットブレーカーが発動し、その後終日取引停止となったことから、投資家マインドが大いに冷え込んだ。また円高が進んだこともマイナス要因となった。これで大発会からは4日連続で日経平均はマイナス引けとなったが、実に1995年以来21年ぶり。ちなみにその1995年では日経平均株価は大発会の寄り付きが1万9724円76銭、大納会の12月29日の終値は1万9868円15銭となり、高値で引けている。出来高は23億7486万株(東証一部上場のみ)。前営業日比で日経平均株価は-2.33%、TOPIXは-2.08%、マザーズ指数は-0.05%。

自己保有銘柄関連。銘柄種類数的には安値銘柄多し。前営業日比は-0.67%となる。


■16/01/08:日経平均終値1万7697円96銭/62.9
本日の東京株式市場はもみあいから下値への動き。寄り付きは大きく下げたたが、その後人民元の元高設定を好感し、大いに買い進まれた。しかし後場に入ると週末のポジション整理の売りに加え、円高や景況感への先行き不安感からずるずると売られ、引けにかけてマイナスに転じた。ファーストリテイリングの大きな下げも、指標の重しとなった。日経平均株価はこれで大発会から5営業日連続の下げで、これは東証が戦後1949年に再開してから初の出来事となる。出来高は25億9124万株(東証一部上場のみ)。前営業日比で日経平均株価は-0.39%、TOPIXは-0.73%、マザーズ指数は-0.64%。

自己保有銘柄関連。銘柄種類数的には安値銘柄多し。前営業日比は-0.36%となる。


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