若年女性に聞きました・年末年始のイベント予算、幾らぐらい?
2014/12/14 14:08
押し迫る年の瀬の中で、何かと多忙になる一方、楽しいイベントも多数待ち構えている。ベルトの穴とにらめっこをしながら豪華な食事の数々を今から夢見ている人も少なくあるまい。そのような各種イベントにおいて、若年女性層は幾らぐらいの予算を設定しているのだろうか。フルキャストが2014年12月10日に発表した「イマドキ女性のワークスタイルとお金のやりくりに関する調査」から、その実情を確認していくことにする(【発表リリース:イマドキ女性のワークスタイルとお金のやりくりに関する調査】)。
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今調査は2014年11月24日から25日に渡り携帯電話によるインターネット経由で20代から40代の女性に対して行われたもので、有効回答数は1000件。10歳区切りの世代構成比はほぼ均等割り当て。調査実施・協力機関はネットエイジア。
冒頭で触れた通り年末年始には何かと大きなイベントが立て続けに待ち構えている。ざっと挙げただけでもお正月やクリスマス、そして就業者や学生サークル加入者などは忘年会や新年会もあるだろう。それらを無料でこなせればありがたいが、大抵はそれなりの予算が必要となる。
そこで主なイベントの参加費用、あるいは生じる大きな金額対象を列挙し、それらに対する予算を確認した上で、その平均値(ゼロ回答以外)を算出したのが次のグラフ。例えば忘年会は8202円とあるので、忘年会に予算設定をしている人において、予算額の平均は8000円強となる。1忘年会ではなく、忘年会全体としての予算であることに注意。
↑ 年末年始の各種予算(円、ゼロ回答以外の平均額)
お年玉や初売り・福袋は複数の対象に用いる場合があることから、金額はやや大きめ。詳細は略するが、例えば初売り・福袋に5万円以上の予算を設定している人は1.7%も居る。新年会や忘年会はやや低めで7000円から8000円台。金額的には2件か3件の参加を想定しているのだろう。
そしてクリスマスプレゼントは1万円強。回答者が女性であることから「友人」「恋人・配偶者」「子供(と配偶者)」など状況で大きく変わりうるため、贈る対象者が何人いるのかを知りたいところだが、今件ではその実情は分からない。ともあれクリスマスプレゼントとしての予算平均はこの程度、ということになる。
なお全平均値を合算すると約5万6000円。色々と楽しいイベントばかりだが、相応に経費もかかるということだ。
また回答者のうちゼロ回答、つまり無料でイベントに参加する・できる立場にある人や、イベントそのモノをパスする予定の人は次の通り。
↑ 年末年始の各種予算(ゼロ回答者率)
こちらも該当回答者の内情を知りたいところだが、元々の調査対象母集団で未既婚、就業状況別の振り分けはしていないため、ほぼ若年から中堅どころの女性全体における平均的な割合と見て良いだろう。初売り・福袋の予算ゼロ者は2/3、新年会は6割強、忘年会は5割近く。お年玉は親族などに会う機会が無く、一人身あるいは配偶者のみとの生活をしていれば、基本的にゼロとなる。クリスマスプレゼントが一番ゼロ回答者が少ないのは、意外と言えば意外かもしれない。
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