「ストレス吹っ飛ぶ」約9割…猫への愛、どこまで強いか激しいか

2014/03/18 09:30

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「猫かわいがり」という言葉がある通り、猫はペットの中でも特に飼い主からべた惚れされるイメージが強い。それでは実際問題として、どれ程までに飼い主達は猫にほれ込んでいるのだろうか。愛情の程を尺で量るのは難しいが、ペットラインが2014年3月5日付で発表した調査結果【愛猫の健康と飼い主の愛情に関する調査】を基に、いくつかの基準点からその度合いを見ていくことにする。



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今件調査は2014年2月7日から14日にかけて、猫を飼育している(匹数は問わない)20歳以上の男女を対象としたもので、携帯電話を用いたインターネット経由で実施されている。有効回答数は2000人。男女比は1対1、世代構成比は20代488人・30代639人・40代591人・50歳以上282人。調査機関はネットエイジア。

飼い猫に対する愛情が高ぶる、もとい高揚すると、第三者から冷静な目で見れば少々引けてしまうような所業も平気で行うようになる。それらの行動、あるいはそれに類する愛情表現について4つの具体例を挙げ、どの程度当てはまるかを尋ねた結果が次のグラフ。

↑ 愛猫への気持ち、共に過ごす時間についての想い
↑ 愛猫への気持ち、共に過ごす時間についての想い

猫への賛美が自分自身への評価のように思える人は8割強、愛猫の姿を見ると日常生活で抱えるストレスが吹き飛んでしまうという人は9割近く。特にストレス周りは5割近くが「とても当てはまる」と答えており、飼い猫が飼い主をいやしてくれる対象であることがよく表れている結果といえる。

さらに愛猫への愛着が進み、仕事や遊び、さらにはパートナー(配偶者や恋人)よりも愛猫との時間を優先するとの回答もほぼ半数に達している。細かく見ると仕事や遊びより、パートナーとの時間の方が、より強く猫との時間に対し劣勢に追いやられている。色々と思い当たる節のある人もいるかもしれない。

猫のいやし効果に関しては、男性よりも女性、特に就業者において強く感じられるようだ。

↑ 「愛猫を見ると仕事や家庭のストレスが吹っ飛ぶ」同意派率
↑ 「愛猫を見ると仕事や家庭のストレスが吹っ飛ぶ」同意派率

男女間では10%ポイント以上、有職・無職間では5%ポイント強の差が出ている。先行記事にある通り、女性は男性と比べて愛猫に対して病気面での心配をする度合いが強く、深い想いを抱いていることが確認されており、今件結果も納得がいく。また帰宅して自宅に戻った際に、愛猫が出迎えてくれる状況は、特に一人暮らしの場合は疲れを吹き飛ばし、いやしを強く感じるのだろう。


↑ 玄関を開けて帰宅したとたんにお出迎えの例。:Cat happy welcome!! 玄関開けたら2秒でにゃんこ♪

これなどは典型的な例である。猫好きならいやされないはずもない。


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