夫婦関係の冷戦状態、妻から見た夫側の理由は?

2014/01/28 14:30

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養命酒製造は2014年1月22日付で同社公式サイトにて、有職女性における冬の疲れに関する調査結果を発表した。その内容によれば子供のいる既婚有職女性で構成される調査対象母集団のうち、夫婦間が冷えていると自称する人においては、その原因となる夫の態度としてもっとも多くの人が挙げたのは「器が小さい」だった。次いで「子供じみている」「気が利かない」が続いている(【発表リリース:ワーキングママの「冬の寒さ疲れ」に関する調査】)。



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今調査は2013年12月24日から27日にかけて、子供がいる30歳から59歳の既婚有職女性(正社員・非正規社員・自由業・自営業を問わず)にインターネット経由で行われたもの。有効回答数は1000件。世代構成比は10歳区切りでほぼ均等割り当て。調査実施機関はネットエイジア。

今件調査対象母集団のうち、夫婦間が冷えていると自認している人はほぼ3割(299人)。その人たちに、冷えた原因として考えられる「夫の態度」を挙げてもらったのが次のグラフ。あくまでも回答者、つまり妻側の認識であり、客観的な事象では無いことに注意。

↑ 夫婦の関係が冷えた原因となる夫の態度(夫婦の関係が冷たいと回答した人限定、複数回答)
↑ 夫婦の関係が冷えた原因となる夫の態度(夫婦の関係が冷たいと回答した人限定、複数回答)

最上位の回答は「器が小さい」で46.8%。次いで「子供じみている」が42.1%、「気が利かない」が41.8%。ここまでが4割超えの回答。いずれも具体的な行為・態度では無く、多分に回答者から見て「気に食わない」的な視点による意見なところが気になる。

具体的事象としては「家事を手伝わない」が最上位で37.8%。「嫌な事・面倒な事を押し付ける」が34.8%と続く。昨今問題視されている男性の家事・育児の手伝い周りでは「家事を手伝わない」以外で「子育てを手伝わない」が27.4%と3割近くに達している。

リリースではこれら有職女性の「夫婦間冷戦の原因として女性が挙げているもの」の上位ラインアップから、「有職女性は夫に対し、気づかいのできる大人の男性であることを期待している」と解説している。見方を変えればその期待に応えてくれないからこそ、夫婦間が冷え込み、その原因となる相手の性質を気にしてしまう、ネガティブに思ってしまうことになる。

恐らくは少なからずすれ違いや誤解も含まれているのだろうが、一朝一夕では解消は難しいように思える。夫婦双方はもちろんだが、子供のためにも、お互いの理解と歩み寄りが求められよう。


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