「いない」は7%…新成人の友達は平均37人、そのうち「親友」平均5人

2014/01/12 21:00

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マクロミルでは2014年1月8日に同公式サイトにおいて、2014年に成人式を迎える新成人を対象とした各種調査の結果を発表した。その内容によれば新成人が友達と認識している人の人数は平均で37人であることが分かった。そのうち「親友」と呼べる人は平均5人となっている。調査対象母集団では友達が200人以上の人が2%強いる一方、友達は居ないとする回答も7%強確認できる(【発表リリース:2014年 新成人に関する調査】)。



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今調査は2014年成人式の参加対象となる人に向けて、インターネット経由で2013年12月5日に行われたもの。有効回答数は500人。男女比は1対1。

今調査対象母集団に対し、友達の人数を尋ねた結果が次のグラフ。なお「友達」に関する定義はあえてなされておらず、回答者が各自判断することになっている。異性同性を問わず、(実際の名前すら知らない)ネット上でのつながりのみでの知り合い・友達も含めている回答者も多分にいる。

↑ 友達が何人いるか
↑ 友達が何人いるか

ボリュームゾーンは10-19人で23.6%、次いで5-9人で20.6%。合わせると5人から19人の領域で4割強を占めることになる。ネット上の多数の知り合い的友達を含めている人が多いようで、100人台、200人台の回答者もそれなりにおり、平均値は36.7人となっている。

その一方、友達が1-4人しかいない人が8.6%、友達は居ないとする回答も7.4%いるのが気になるところ。「友達」の概念を極めて狭く判断したのか、あるいは本当に孤立無援的な状態なのかは判断できないが、寂しい結果には違いない。

この「友達がいる人」に限定し、その友達の中で「親友」(友達より一層仲が良い、深い付き合いをしている)と呼べる人は何人いるかを聞いた結果が次のグラフ。

↑ 友達のうち「親友」と呼べる人は何人いるか(友達がいる人限定)
↑ 友達のうち「親友」と呼べる人は何人いるか(友達がいる人限定)

ボリュームゾーンは2-3人で35.8%。ついで5人が13.6%、1人が13.4%。10-19人という回答も8.4%とそれなりに多く、平均人数は4.6人。友達より親友が少ないのは当然ではあるが、新成人界隈では大体友達の1割強が親友に該当することになる。また、友達はいても親友がいない人も12.1%おり、色々と複雑な心境を持っている、あるいは交友関係をしていることが分かる。



今回は精査を略するが、今調査対象母集団における「友達」に対する考え方としては、「狭く深く付き合える友達が欲しい」とする考えを持つ人が85%いる一方、「友達付合いが面倒くさいと考えたことがある」は71%、「友達を作るのが苦手だ」は67%が同意を示している。込み入った話が出来る友達(親友)を望む一方で、友達付合いそのものが苦手な新成人が多数に及んでいることになる。もっともこの傾向は新成人に限らない気がするのは、当方だけではあるまい。


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