「結局できなかったよな…」今年やり残したと感じるものは?
2013/12/15 10:00


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やり残し感ナンバーワンは「パソコンのデータ整理」
今調査は2013年11月19日から22日にかけて携帯電話を用いたインターネット経由で、20歳から59歳までの就業者に対して行われたもの。有効回答数は1000人。男女別、10歳区切りの世代別で均等割り当て。協力調査会社はネットエイジア。
年の瀬も押し詰まってくると、今年のうちに済ませておこう、やり終えておこうと思っていながら、今の今まで手をつけていない、終えていない事柄の多さに頭を抱えることになる。そこで多分に「これは恐らく、今年は手が付けられない、終えられないな」という観測も合わせ、今年やり残したと感じるものについて、当てはまるものを答えてもらったのが次のグラフ。最上位に挙がったのは「パソコンのデータ整理」。23.8%の人が同意を示していた。

↑ 今年、やり残したと感じるもの(複数回答)
厳密な分類・整理を始めると、それこそ一日二日では終わらない人も多いであろう、パソコンの各種データの整理。果たすことが出来ればデータの抽出も楽になるし、欲しいファイルが見つからずに頭を抱えることも無くなるし、ハードディスクの容量も節約できる。しかしついつい後回しにしてしまい、毎年この時期になると、過去の自分を責めたてることになる。ハードディスクのバックアップも似たようなものだ。
次いで多いのは「業務スキルを上げる」「業務実績を上げる」。就業者を対象としているだけに、業務関係の後悔が続いている。またその直後には「会社の机の整理整頓」があり、さまざまな面で仕事上の達成感が今一つだったことがうかがえる。また対人関係に絞ると、最上位は「友人との交流」、そして「家族サービス」「ビジネス上での人との交流」が続く。
一方で「特になし」も25.0%居る。冒頭では「やるべきことをこなし」と評したが、実際には「充実して残務感無し」以外に、「元々際立った目標を立てていないので、やり残しも何もない」という人もいるかもしれない。いずれにせよ、後悔の念が無いという点に違いは無く、この25.0%に羨ましさを覚える人も多いことに違いは無い。
女性に多い携帯電話周りの残務感
上記「やり残したこと」のうち、携帯電話(一般携帯・スマートフォン)に関連する2項目について、性別・世代別のデータを抽出してグラフ化したのが次の図。

↑ 今年、やり残したと感じるもの(複数回答)(携帯関係、属性別)
全般的は男性よりも女性の方が残務感が強い。携帯電話関連は男性よりも女性の方が多用している感はあるが、その一方で手が回らない、作業が追い付かないと自覚している人も多いようだ。
特に若年女性層は残務感、「もっとこれをしておけばよかった」という後悔の念が強い。20代に限ると1/4近くが「携帯電話のデータを(もっと)整理するべきだった」、1/8が「もっと有意義に、多方面に、色々な機能の点で携帯電話を使うべきだった」と感じている。男性からは概して十分使いこなしているように見えるのだが、女性においてはそれでも物足りないらしい。見方を変えれば、それだけ携帯電話に対する積極性、便宜性の吸収意欲が旺盛とも考えることができよう。
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