これから注目の冬場のエアコン、設定温度は何度?

2013/10/28 15:45

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LIXILは2013年10月23日付で、「自宅における冬の寒さ対策と窓に関する意識調査」の結果を公開した。その内容によれば首都圏に住む主婦で構成される調査対象母集団では、寒さ対策としてエアコンを利用している人は住宅タイプを問わず約2/3だった。そのエアコン利用時における設定温度は、平均でマンションが約25度、一戸建ては約24度という結果が出ている。マンション住まいの方が設定温度を高めにする傾向があるようだ(【発表リリース:自宅における冬の寒さ対策と窓に関する意識調査-首都圏の主婦を対象に意識調査を実施-】)。



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今調査の調査要項は先行記事【寒さに備えて何してる? 一番人気はこたつじゃなくて…】を参考のこと。その記事で解説しているが、今調査対象母集団ではマンション住まい、一戸建て住まい双方とも約2/3の世帯で、冬の防寒対策としてエアコンを利用している。

↑ 寒さを防ぐために取り入れているもの(複数回答)(再録)
↑ 寒さを防ぐために取り入れているもの(複数回答)(再録)

それではそのエアコン利用時において、設定している暖房温度は何度なのだろうか……というのが今回スポットライトをあてる項目。住宅タイプ別に尋ねた結果が次のグラフで、平均ではマンションが25.2度、一戸建てが24.2度という結果となった。

↑ 冬場のエアコンの暖房設定温度は(エアコン利用者限定)
↑ 冬場のエアコンの暖房設定温度は(エアコン利用者限定)

最多回答層はマンション・一戸建て共に28度で、これは夏場の冷房時における設定温度とほぼ同じ。「面倒なので夏場も冬場も同じ温度でいいや」という考えが透けて見える。

他方、24度から27度はマンションの方が、それ以下の温度では一戸建ての方が回答率が高く、一戸建ては設定温度がかなりばらついているのが確認できる。これはマンションと比べて一戸建てでは回答者毎の環境差異が大きく、適切な設定温度も違いが生じてしまうのが原因。

住宅タイプで1度ほどの違いがあるが、暖房利用時のエアコンの平均設定温度は24-25度。これは首都圏に限った話で、個々の居住環境によって臨機応変に対応する必要はあるものの、一つの指針として覚えておくとよいだろう。


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