高齢者人口3624万人、総人口比は29.6%で過去最高(2026年・敬老の日)

2026/09/20 17:30

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2026-0920総務省統計局は2026年9月20日、翌日の9月21日に敬老の日を迎えるにあたり、各種統計から見た日本の高齢者動向をまとめたレポートを発表した。その内容によれば日本の高齢者(65歳以上)の人口は2026年9月15日時点で3624万人となり、総人口比は29.6%となることが分かった。総人口に占める割合が1/4を超えたのは2013年から継続して14年目連続で、総人口比の29.6%との比率は過去最高となっている(【発表リリース:統計トピックスNo.149 統計からみた我が国の高齢者−「敬老の日」にちなんで−】)。

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↑ 高齢者人口(人口推計、10月1日時点・2025-2026年のみ9月15日時点、万人)(1947年以降)
↑ 高齢者人口(人口推計、10月1日時点・2025-2026年のみ9月15日時点、万人)(1947年以降)

↑ 高齢者人口(人口推計、10月1日時点・2025-2026年のみ9月15日時点、万人)(2001年以降)
↑ 高齢者人口(人口推計、10月1日時点・2025-2026年のみ9月15日時点、万人)(2001年以降)

↑ 高齢者の総人口比率
↑ 高齢者の総人口比率

今レポートは人口推計や国勢調査など、総務省統計局収録の各種データを精査分析したもの。それによれば2026年9月15日時点で高齢者人口は3624万人。単純対象比較ができる1年前の2025年9月15日時点の3622万人から2万人増加している。高齢者の増加ピークとなる「団塊の世代」(1947年から1949年生まれ、第一次ベビーブーム期)のうち最後の年となる1949年(昭和24年)生まれの人が高齢者層に仲間入りした2014年においては、同一基準で110万人も増加したが、それよりは少なくなっている。

また2013年では総人口に占める高齢者の割合が、はじめて25.0%を超え、「4人に1人以上が高齢者の時代」が到来したが、今年2026年はその状態を継続しただけでなく、数字を前年の29.4%からさらに上乗せ、29.6%に達している(過去最高値)。

今レポートでは他にも各種統計結果から、高齢者の動向が多彩な切り口で語られている。概要をまとめると次の通りとなる。

・総人口は59万人減少したが、高齢者人口は2万人増加した。

・女性の高齢者人口は2054万人で、男性の1571万人より483万人多い。

・女性100人に対する男性の数は15歳未満では105.0人、15〜64歳では103.4人と男性が多いが、高齢者では76.5人となり女性の方が多い。

・高齢者の就業者数は男性542万人、女性401万人(2025年時点、以下同)で男性・女性ともに前年比で増加。就業者数は男女合わせて943万人となり、比較可能な1968年以降では過去最多。15歳以上の就業者総数に占める高齢者の就業者割合は13.8%、前年比では0.1%ポイント増加。

・役員を除いた高齢雇用者(高齢者で雇用されている者)の非正規率は76.1%(うちパート・アルバイトが52.7%)。

・日本の高齢者人口の割合は、欧米諸国などと比べるともっとも高い。日本の29.6%に対し、第2位の比率のイタリアで25.6%、ドイツで24.2%、フランスで22.9%。

・日本の高齢者就業率は26.0%で、主要国では韓国の39.5%に次いで高い。アメリカ合衆国は18.4%、カナダは14.6%、イギリス12.7%、ドイツ10.2%などが続く。

「団塊の世代」の高齢層入りは2014年までのため、高齢者人口および総人口に占める高齢者の比率の加速的増加は2014年で終わりを告げている。しかしそれでもなお、高齢者比率が上昇していることに違いはない。社会福祉をはじめとした、各種の国や地方自治体の行政施策に関し、これまでの常識にとらわれない、現状を正しく認識し、将来を見え得た上でのかじ取りが求められよう。


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