コンビニ利用者の7割がポイントカードを持っている
2013/08/23 07:55
ライフメディアのリサーチバンクは2013年7月24日に、コンビニエンスストア(コンビニ)の利用に関する調査結果を発表した。その内容によれば、調査対象母集団のうちコンビニ利用者においては、約7割の人がコンビニのポイントカードを持っていることが明らかになった。複数枚所有者は4割近くに登っている。またそのカードでポイントが貯まった際には、6割近くの人が「コンビニでの買い物に使う」と答えている(【発表リリース:コンビニエンスストアの利用に関する調査】)。
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今調査は2013年7月12日から18日にかけて、10代から60代の男女にインターネット経由で行われた。有効回答数は1200人。男女比及び世代構成比は10歳区切りで均等割り当て。
例えばセブン-イレブンなら「nanacoカード」、ローソンなら「ローソンPontaカード」、ファミリーマートなら「ファミマTカード」のように、主要コンビニでは系列毎に(企業によっては他企業との連動の形で)ポイントカードを採用している。今調査対象母集団のうちコンビニを月一以上利用する88.2%の人に、このコンビニのポイントカードを持っているか否かを聞いたところ、所有している人は71.0%に達していた。
↑ コンビニのポイントカードを持っているか(コンビニ月一以上利用者限定)
複数枚所有している人は、所有者全体の半数強。上記にある通り、コンビニ店によって利用できるカードが異なるため、普段使っているコンビニが複数あれば、複数枚のカードを所有することも不思議ではない(当方(不破)もローソンとファミリーマートのカードを所有している)。
それではそれらコンビニのポイントカードで、利用を重ねていくうちにポイントが貯まった場合、どのような事に使うだろうか。もっとも利用度合いの高い項目を答えてもらったところ、最多回答項目として挙がったのは「コンビニでの買い物に使うことが多い」だった。
↑ コンビニのポイントカードのポイントが貯まったらどのような事に使うか(コンビニ月1以上利用者でポイントカード保有者限定)
約6割の人が、コンビニのポイントはコンビニで使ってしまうと答えている。次いで多いのはコンビニ「以外」での買い物で、23.4%。これは系列店、あるいは連動する他企業店での利用を指す。例えば上記の「ファミマTカード」なら、そのポイントはTカードが利用できる店舗で利用が可能なため、ファミリーマートで貯めたポイントを、TSUTAYAで使うこともできる次第である。
一方で「ポイント利用経験無し」とする回答も13.3%確認できる。まとまって使えるだけのポイントが貯め切れていないのか、あるいはつい使いそびれてしまうのか。恐らくは貯金的な考えで貯めておこうという考えが、大勢を占めているものと考えられる。
貯め続けて「いざ」という時に活用するにせよ、頻繁に利用するにせよ、せっかく得られた特典。有効に活用したいものだ。
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