定期更新記事:世界の食料価格の推移(FAO発表)
2019/09/16 15:50
■世界の食料価格の推移(FAO発表)
国連食料農業機関(FAO)が1990年以降の世界の食料価格の変移を集計した上で指標化し、定期的に発表している値「世界食料価格指数(FAO Food Price Index)」などの動向を精査確認する記事。
更新開始は2011年2月計測・同年3月掲載分。
★補足説明
今記事で精査対象としている「世界食料価格指数(FFPI)」は1990年以降、月次ベースで発表されている、食料価格の指針。発表そのものは時々飛び月があるが、集計は毎月必ず実施され、もし未発表の月があったとしても、翌月の発表時には補完されており、公開データには過去分まで収録されている。
公開項目は各種食料の総合的な「世界食料(The FAO Food)価格指数」、そして主要個別項目別に「食肉(Meat)価格指数」「乳製品(Dairy)価格指数」「穀物(Cereal)価格指数」「油脂(Oils/Fats)価格指数」「砂糖(Sugar)価格指数」の計6種類。各指数それぞれは複数の商品を対象として集計されており、合計で55品目が該当する。そしてその集計値を元に、2002年から2004年までの3年間・36か月の値の平均を基準値の100とした上で、その値を元にした相対値で公開される。
さらにこのFFPIは発表毎に数か月単位でさかのぼっての値の微調整が行われている(1年分前後が確認されている。特に半年前位までは変更が著しい)。今件記事では、修正があればそれを反映し、毎月最新の値でグラフ化・検証している。またグラフ内各項目の日本語表現は統一性を図るため、FAOの日本事務所のものを用いている。
食料指数FFPIについて、2013年11月発表分以降から適用食品の範囲が一部変更された。それに伴い値そのものも1961年以降すべてにおいてさかのぼって算出し直されている。2013年11月展開分の記事以降、各種グラフや精査記事内容は、その変更を反映している。
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(2019.09.17.更新)
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