イギリスのネット利用者の55%「ほとんどのサイトで同じパスワードを流用する」
2013/04/29 14:00
セキュリティベンダーのSophosは2013年4月24日、イギリス情報通信庁の発表リリース【Adults' Media Use and Attitudes Report 2013(成人のメディア利用動向調査2013年度版)」】の統計情報を基に、イギリスにおいて一般のインターネットユーザーが、パスワードのセキュリティをおろそかにしている実態を発表した。インターネット利用者の55%が、ほぼすべてのウェブサイトで同じパスワードを使いまわしていることが明らかにされている(【発表リリース】)。
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↑ パスワードの利用性向(イギリス、成人のメディア利用動向調査2013年度版より)
「成人のメディア利用動向調査2013年度版」はイギリスにおいて16歳以上の1805人のインターネット利用者に対して行われた調査結果を基にしているが、それによるとインターネット利用者の55%が、ほぼすべてのウェブサイトで同じパスワードを使いまわしている。これはあるウェブサイトでデータ漏えいが起きてパスワードが暴露された場合、そのウェブサイトだけでなく、利用している他のサイトにもアクセスされるリスクを持つことになる。例えるなら、自動車と自転車と自宅のカギを同じにしてしまうと、自転車が盗難にあった場合、自動車が盗まれ、自宅に侵入される危険性が生じるということ。
また回答者の26%が、誕生日や人名など、覚えやすいパスワードを使用する傾向があると答えている。ほぼ同数が「パスワードを覚えるのに難儀している」と答えていることから、日常生活でパスワードを入力する場面が増え、個々の値をそれぞれ覚えるのが面倒になり、シンプルですぐに思い出せる文字列を使いまわしているものと考えられる。
同リリースではパスワードの管理ソフトウェアを使用することを推奨しているが、その利用はともかくとして、パスワードの使いまわしや安易な文字列の使用がハイリスクであることに違いはない。そしてその危険性は何もイギリスに限ったことでは無く、日本でも変わらない。くれぐれも注意をしてほしい。
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