義理チョコの相手、トップは父親…ホワイトデーの期待度は本命以下
2013/02/14 11:30


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今調査は2013年1月26日から30日にかけてインターネット経由で20代-50代の女性に対して行われたもので、有効回答数は1000人。世代配分は10歳区切りで均等割り当て。
先に別記事で記したが、今調査対象母集団においては36.6%が本命チョコを、35.4%が義理チョコを今年のバレンタインデーに用意している。

↑ 今年のバレンタインデーにどのようなチョコレートを用意するか(複数回答)(再録)
そこで義理チョコを用意した人に、誰宛に贈るつもりなのかを聞いた結果が次のグラフ。45.8%の人が父親、次いで30.2%がその他の家族と答えていた。

↑ 義理チョコは誰にあげる予定か(義理チョコを用意する人限定)(複数回答)
それに続く息子まで合わせ、上位3位までが身内で占められている。バレンタインデーの義理チョコが、多分に家族親族内での親睦的なイベントアイテムとして用いられているのが分かる。
第4位になるとようやく身内から離れ、勤め先の上司が顔を出す。以下男性同僚、兄弟、男友達と続く。なお女性向けの義理チョコは多分に「友チョコ」扱いとなるため、今件項目では対象外。
義理チョコとなれば多分に社交辞令な面も多くなるが、それでも女性はホワイトデーでのお返しを期待する。

↑ 義理チョコのお返しのホワイトデーに期待するか(義理チョコを用意する人限定)
全体では1/4、20代に限れば4割近くが「義理チョコでもホワイトデーのお返しに期待している」と回答している。20代が多いのは、多分に学生間のやり取りが回答に含まれているからだと考えられる。学生間の義理チョコなら、社会人になってからよりもよりお手軽に受け渡しがされているし、同様のお返しが期待できるからだ。
ただし、当然といえば当然だが、本命チョコと比べるとホワイトデーにおける期待度は低い。

↑ お返しのホワイトデーに期待する人の割合
世代間の違いに法則性は見られず、大体10ポイント前後の差異が確認できる。これが本命と義理の「お返し」に関する期待の差ということになる。
もっともバレンタインデーにしてもホワイトデーにしても、お返し云々を前提に、一義的に考えるものではない。あくまでも(どのような気持ちかは別として)心の内を伝えるのが第一。ホワイトデーでの「お返しの期待」もまた、その心の内のやり取りの付随品程度に考えてほしいものだ。
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