2025/04/30
着工戸数はプラス継続、床面積もプラス継続…2025年3月新設住宅戸数39.1%増
国土交通省は2025年4月30日付で同省公式サイトにおいて、2025年3月の新設住宅戸数の動向(建築着工統計調査報告)を各種データとともに発表した。それによれば2025年3月の新設住宅着工戸数は前年同月比では39.1%増の8万9432戸で、前回月から継続する形でプラスとなり、2か月連続の増加を示したことが分かった。着工床面積も2か月連続のプラスで34.1%の増加となっている。2025年1月に日銀が政策金利の利上げをしたことで、ローンの金利上昇が4月に生じることを見込んで、3月までにと駆け込み需要が発生した結果などと思われる(【国土交通省:発表リリース一覧ページ】)。続きを読む "着工戸数はプラス継続、床面積もプラス継続…2025年3月新設住宅戸数39.1%増"
学生時のアルバイトでの初めてのアルバイト料のことを指す場合もあるが、一般的には社会人となってはじめて受け取るお給料のことを初任給と呼んでいる。人生で初めての経験となる、自分の労働の対価の受け取りは、一生の思い出となるに違いない。その初任給を、新社会人たちはどのように使おうと思っているのだろうか。ソニー生命保険が2025年4月15日に発表した、新社会人に対して行った意識調査の結果から、その実情を確認していくことにする(【発表リリース:社会人1年目と2年目の意識調査2025】)。「テレビを観ながらインターネットをする」はどこまで浸透しているのだろうか(最新)
最近では双方向性のテレビ受像機向けの番組も提供される機会が増えてきたが、今でもテレビ(放送)はそのほとんどが一方向性、視聴者は放送される番組を観るだけの「提供される」タイプのメディアであることに変わりはない。直接のリアクションを求められないことから、いわゆる「ながら」行為が容易なメディアでもある。その特性を活かし、食事をしたり雑誌や新聞を読みながらテレビを観るスタイルも数多く見受けられたが、昨今では携帯電話(従来型携帯電話とスマートフォンの双方を含む。以下同)などを用いた「テレビを観ながらインターネットをする」様式が増えており、それを前提としたビジネスや構成の番組も登場するようになった。それでは実際に、テレビのリアルタイムでの視聴とインターネットを併用した利用はどれほどまでに行われているのだろうか。情報通信政策研究所が2024年6月21日に発表した「令和5年度 情報メディアの利用時間と情報行動に関する調査」から確認をしていくことにする(【情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査】)。続きを読む "「テレビを観ながらインターネットをする」はどこまで浸透しているのだろうか(最新)"
2025/04/29
全体では前年同月比プラス66円の1254円、フード系は1201円…アルバイトの時給動向
雇用市場における需給関係の変化は建設業やパート・アルバイト界隈で特に活発化しており、単なる人手不足の動向にとどまらず、その状況を起因としたさまざまな方面への影響が話題に上り、ニュースとして配信される。その一面は【建設業界の人手不足状況】でお伝えしている通りだが、今回は非正規雇用の中でもメインとなるパート・アルバイトの時給の推移を通し、市場動向をかいま見ることにする。続きを読む "全体では前年同月比プラス66円の1254円、フード系は1201円…アルバイトの時給動向"
「メモをスマホやタブレットで」は7割強、「遅刻連絡はメールかLINEで」は2/3強…イマドキの新社会人の社会認識(最新)
流行もの、普及しているもの、社会環境の変化に伴い、常識は少しずつ変化していく。10年単位で世代が変わると、常識と認識していたものがすでに過去の話となっていたこともよくある話。今年、あるいは昨年会社勤めを始めた新社会人は、世間一般(の一部)からは非常識、あるいは控えるべきだと思われていそうな要件について、どのような意識を持っているのだろうか。ソニー生命保険が2025年4月15日に発表した、新社会人に対して行った意識調査の結果から、その実情を確認していくことにする(【発表リリース:社会人1年目と2年目の意識調査2025】)。続きを読む "「メモをスマホやタブレットで」は7割強、「遅刻連絡はメールかLINEで」は2/3強…イマドキの新社会人の社会認識(最新)"
2025/04/28
16.0%は貯蓄ゼロ…社会人1年目で貯蓄した額、30歳での目標貯蓄額(最新)
中には学生時代からアルバイトなどでそれなりの稼ぎを得ている人もいるが、多くは社会人となって初めてまとまったお金を自分の就業の対価として稼ぎ、生活の上でやりくりをするようになる。食費や居住費のように日常生活に欠かせない支出に充てられるのが多分となるが、一方で将来に備えて貯蓄をする事例もあるだろう。今回はソニー生命保険が2025年4月15日に公開した、新社会人に対する意識調査結果を基に、新社会人の貯蓄傾向について見ていくことにする(【発表リリース:社会人1年目と2年目の意識調査2025】)。続きを読む "16.0%は貯蓄ゼロ…社会人1年目で貯蓄した額、30歳での目標貯蓄額(最新)"
新社会人への「つうこんのいちげき」となる言葉とは!?(最新)
ソニー生命保険は2025年4月15日、新社会人に対する意識調査結果を発表した。それによればこの春就職する(した)、または就職してから1年が経過した人で構成される調査対象母集団に「先輩社会人から言われたらやる気が奪われてしまう」と認識されているセリフの最上位には「この仕事向いてないんじゃない?」がついた。23.4%の人が同意を示している。次いで「なんでできないかな?」「私が若いころは●●だったのに」が続いている(【発表リリース:社会人1年目と2年目の意識調査2025】)。続きを読む "新社会人への「つうこんのいちげき」となる言葉とは!?(最新)"
2025/04/27
回転寿司の長所の一つとして挙げられるのは、自分で食べるネタだけでなく量を調整でき、支払金額をある程度コントロールできる点。皿の色によって料金に違いが生じる店もあるが、おおよそ取った皿数で自分の食べた分の料金を概算できる。それでは実際に、回転寿司を利用した時にはどれぐらいの金額を支払っているのだろうか。自分自身はともかく他人の事情は知りにくい、回転寿司利用時の支払額について、マルハニチロが2025年3月25日に発表した回転寿司に関する消費者実態調査から、その実情を探ることにする(【発表リリース:回転寿司に関する消費者実態調査2025】)。2025/04/26
目の前を次々に通り過ぎるネタの中から、好きなものを好きなだけ食べられるのが回転寿司の魅力には違いない。その魅力あふれる回転寿司で普段食べる皿数には、地域による違いがあるのだろうか。今回はマルハニチロが2025年3月25日に発表した回転寿司に関する消費者実態調査から、その実情を探ることにする(【発表リリース:回転寿司に関する消費者実態調査2025】)。続きを読む "回転寿司で食べる皿数、地域による違いはありやなしや(最新)"
2025/04/25
連休直前…株式市場雑感(25/04/21-25/04/25週)(週終値:3万5705円74銭)
■25/04/21:日経平均終値3万4279円92銭/97.0本日の東京株式市場は大幅安の展開。前週末の米国市場は祝日(聖大金曜日)だったが、為替の大幅な円高進行のあおりを受け、また前週の上昇からの利確売りもあり、東京株式市場は寄り付きから大きく売られた。ただし日米財務相会合をひかえ、積極的な動きは見られなかった。出来高は東証プライム市場のみで14億2400万株。前営業日比で日経平均株価は-1.30%、TOPIXは-1.18%、東証グロース市場250指数(旧マザーズ指数)は-0.36%。
自己保有銘柄関連。銘柄種類数的には高値銘柄多し。前営業日比は+0.67%となる。
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2025年3月度外食産業売上プラス7.0%…40か月連続の前年比プラス
日本フードサービス協会は2025年4月25日付で、同協会の会員会社で構成される外食産業の市場動向調査における最新値となる、2025年3月度の調査結果を公開した。それによると同月の総合売上は前年同月比でプラス7.0%を示した。月初の降雪で客足を引っ張られる場面もあったが、歓送迎会や春休みの家族需要が後押しした。インバウンド需要も売上に貢献した。他方、物価高騰を要因とすると思われる客足の遠のきも一部業態で見受けられた(【日本フードサービス協会:発表リリースページ】)。続きを読む "2025年3月度外食産業売上プラス7.0%…40か月連続の前年比プラス"
全体ではプラス0.3%で不足感、型わく工(建築)と鉄筋工(土木)に大きな不足感あり…建設業界の人手不足状況(2025年3月分まで)
以前掲載した記事【建設業界の人手不足状況(2014年3月時点)】において、国土交通省の定点観測的調査「建設労働需給調査」の値を基に、建設業界の人材不足状況を当時の最新データ分について精査した。今回は2025年3月25日に発表された最新版となる2025年3月分までを含め、今データを用い、中長期的な同業界の人材不足感の推移を確認する。ここ数年の不足感の実情を、過去との比較で見ていくことになる(【発表リリース:建設労働需給調査結果】)。続きを読む "全体ではプラス0.3%で不足感、型わく工(建築)と鉄筋工(土木)に大きな不足感あり…建設業界の人手不足状況(2025年3月分まで)"
夕食後のネットは平日・休日を問わずにお盛ん…年齢階層別インターネットの時間帯別利用状況(最新)
パソコンだけでなくスマートフォンや従来型携帯電話などによる携帯電話を使い、人々は気軽にインターネットへアクセスすることが可能となった。インターネットは多様なサービスを提供するインフラで、そのサービスによって社会生活はあらゆる面で変化を迎え、今やインターネット無しでは生活できない、し難い状況となっている。一方でインターネットの利用動向は年齢により大きな差異が生じているとの指摘もある。今回は情報通信政策研究所が2024年6月21日に発表した「令和5年度 情報メディアの利用時間と情報行動に関する調査」から、平日と休日それぞれにおけるインターネットの利用(用いたメディアの種類は問わず)状況を、年齢階層別に区分した上で確認していくことにする(【情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査】)。続きを読む "夕食後のネットは平日・休日を問わずにお盛ん…年齢階層別インターネットの時間帯別利用状況(最新)"
2025/04/24
食料品は農産物の相場高や店頭価格上昇で堅調、衣料品は季節物が動く…2025年3月度チェーンストア売上高、前年同月比プラス2.2%
チェーンストア(スーパーマーケットやデパートなど)の業界団体である【日本チェーンストア協会】は2025年4月24日付で同協会公式サイトにおいて、チェーンストアの2025年3月度分販売統計速報(月報)を発表した。その内容によると2025年3月は食料品においては節約志向による買い控え傾向は継続しているが、農産物の相場高や店頭価格の上昇が後押しして堅調、衣料品は気温が上昇して春物商品などが動き堅調、住関品はそこそこ好調だった。結果として、売上総額の前年同月比はプラス2.2%(店舗調整後)を示す形となった(【同協会内発表リリース一覧ページ】)。続きを読む "食料品は農産物の相場高や店頭価格上昇で堅調、衣料品は季節物が動く…2025年3月度チェーンストア売上高、前年同月比プラス2.2%"
回転寿司デート経験者は5割台、未経験だが行きたい人は1/4超え(最新)
昨今のメニュー拡充、ファミレス化傾向に伴い、これまで以上に訪店ハードルが下がり、門戸が広がった感のある回転寿司店。当然、男女間のデートの場として用いたいと発想する人もいる。いわゆる「回転寿司デート」なるものを経験した人はどれほどいるのか、そしてその場ではどのような行為に気遣う必要があるのか。今回はマルハニチロが2025年3月25日に発表した回転寿司に関する消費者実態調査から、その実情を探ることにする(【発表リリース:回転寿司に関する消費者実態調査2025】)。続きを読む "回転寿司デート経験者は5割台、未経験だが行きたい人は1/4超え(最新)"
2025/04/23
居住地域や通勤環境次第では複数チェーン店の回転寿司店へ足を運ぶことができる幸運な人もいる。その場合、どの店を訪れるべきか、色々と考えをめぐらすことになる。最終的に決断し、店の選択をする際に、どのような観点を判断基準にするのだろうか。マルハニチロが2025年3月25日に発表した回転寿司に関する消費者実態調査から、回転寿司店選択の際に振り分け条件とする項目、見方を変えれば回転寿司店に求められている要素について、確認していくことにする(【発表リリース:回転寿司に関する消費者実態調査2025】)。続きを読む "回転寿司店を選ぶ条件、ネタが新鮮、近所、それよりも(最新)"
平日だけでなく休日もテレビがお友達な高齢層…年齢階層・時間帯別テレビの利用状況(最新)
4大従来型メディアの中でも一番市場規模が大きく利用者も多数におよび、影響力も多大なのがテレビ。そのテレビの利用状況は時間帯、利用する人の年齢により大きな違いがある。今回は情報通信政策研究所が2024年6月21日に発表した「令和5年度 情報メディアの利用時間と情報行動に関する調査」から、平日と休日それぞれにおけるテレビ(リアルタイム)の利用状況を、年齢階層別に区分した上で確認していくことにする(【情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査】)。続きを読む "平日だけでなく休日もテレビがお友達な高齢層…年齢階層・時間帯別テレビの利用状況(最新)"
2025/04/22
世帯人数の少数化、一人暮らし世帯の増加、食生活の変化、さらには成人の一人における食事を肯定的に認識する社会的風潮により、いわゆる「ひとり飯」なる食のスタイルが世間一般に認められつつある。外食店ではその「ひとり飯」での利用が前提となるタイプの店もあるが、家族連れ、グループ利用が前提な店も多く、後者の店での個人利用は気恥ずかしさの点で「利用ハードルが高い」と言われている。今回はその認識が強い店の代表格として知られている回転寿司における「ひとり飯」の実情について、マルハニチロが2025年3月25日に発表した回転寿司に関する消費者実態調査などから確認していくことにする(【発表リリース:回転寿司に関する消費者実態調査2025】)。続きを読む "「一人回転寿司をしたことがある」41.0%(最新)"
テレビやインターネット、新聞やラジオはいつ使われているのか…時間帯別利用状況(最新)
総務省では2024年6月21日に情報通信政策研究所の調査結果として「令和5年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」を発表したが、その報告書には現在の日本人における情報機器とのかかわり具合を推し量れる多様なデータが盛り込まれている。今回はその公開値を基に、テレビやインターネットの利用(携帯電話、パソコン、タブレット型端末などすべてを含む)、新聞、ラジオの時間別の利用状況を確認していくことにする。これらの情報取得ツールはライフスタイルにおいて、どのような形で浸透し、利用されているのだろうか(【情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査】)。続きを読む "テレビやインターネット、新聞やラジオはいつ使われているのか…時間帯別利用状況(最新)"
2025/04/21
気温上昇でアイス系食品が好調、軽食系アイテムも堅調…2025年3月度のコンビニ売上高は既存店が2.7%のプラス、2か月ぶり
日本フランチャイズチェーン協会は2025年4月21日に、コンビニエンスストアの2025年3月度分統計調査月報を、同協会公式サイト上で公開した。その内容によると協会加盟コンビニの同月度の売上高は既存店前年同月比でプラス2.7%となり、2か月ぶりのプラスを示すこととなった。気温の上昇や販売施策でサラダや冷凍食品、アイスクリーム、ソフトドリンクなどの冷え物食品が好調に推移し、お菓子も堅調だったことから、単価が大きく上がり、売上はプラスとなった(【日本フランチャイズチェーン協会公式ページ】)。続きを読む "気温上昇でアイス系食品が好調、軽食系アイテムも堅調…2025年3月度のコンビニ売上高は既存店が2.7%のプラス、2か月ぶり"
