2025/03/11
「お年寄りがいる家」のうち32.1%・761.7万世帯は「一人きり」(最新)
社会構造の高齢化とともに問題視されているのが、高齢者(今件では65歳以上と定義)がいる世帯、特に高齢者のみの単身世帯の動向。複数人数の世帯であれば高齢者自身に何かトラブルが生じてもすぐに対応できるが(少なくとも第三者への手助けを求めることはできる)、一人暮らしの場合はそれもかなわない。単身世帯の増加とともに、必然的に高齢者一人のみの世帯も増え、それは昨今ならば熱中症の室内発生におけるリスクの大幅な積み上げをも意味する。今回は総務省統計局が2025年1月29日に発表した、2023年時点における住宅・土地統計調査の確定集計結果を基に、その高齢者世帯問題に焦点を当て、現状や近年の動向を確認していくことにする(【令和5年住宅・土地統計調査】)。続きを読む "「お年寄りがいる家」のうち32.1%・761.7万世帯は「一人きり」(最新)"
2025/03/10
世帯年収100万円未満では4割台、2000万円以上では8割台半ば…持家率と世帯年収の関係(最新)
価値観は人それぞれのため、賃貸住宅の方が身軽でよいとの意見を持つ人も少なくないが、多くの人は自分の持家を手に入れることを望んでいる。一方で自転車や扇風機ほどの気軽さで買える金額ではないため(大抵の人にとっては人生で一度きりの買物、あるいは受取物となる)、住宅購入には慎重になり、またなかなか手が届かないものでもある。今回は総務省統計局が2025年1月29日に発表した、2023年時点における住宅・土地統計調査の速報集計結果を基に、世帯年収別の持家率の実情を確認していく(【令和5年住宅・土地統計調査】)。続きを読む "世帯年収100万円未満では4割台、2000万円以上では8割台半ば…持家率と世帯年収の関係(最新)"
高齢化で進むバリアフリーの普及率は過半数、手すり実装住宅は4割強(最新)
単純に高齢者人口の増加にとどまらず、その中でも足腰が弱った人の数が増え、平均世帯人数が減少、さらには既存住宅の建て替えやリフォームへの動きの活発化など、多様な条件の重なりから、高齢者などに配慮した住宅設備、いわゆる「バリアフリー」への注目が集まっている。総務省統計局が2025年1月29日に発表した、2023年時点における住宅・土地統計調査の速報集計結果によると、何らかの形で「バリアフリー」を備えた住宅は3115万4500戸となり、居住者のいる住宅に占める割合は56.0%に達していることが明らかになった。項目別に精査すると、手すりの普及率は向上しているものの、浴槽への配慮や室内の段差の措置などでは普及が遅れている状況が見受けられる(【令和5年住宅・土地統計調査】)。続きを読む "高齢化で進むバリアフリーの普及率は過半数、手すり実装住宅は4割強(最新)"
2025/03/09
持家数は増加傾向、ただし住宅全体に占める割合は約6割でほぼ変わらず(最新)
賃貸住宅の方が気軽でよい、転勤の可能性があるので持家は荷が重すぎるとの考えを持つ人も少なくないが、多くの人は自分所有の住宅「持家」を欲し、実際に確保する。言葉通り足場を固めることになり生活も安定し、家賃を支払い続けても自分のものにならない状況から脱することができ(固定資産税など新たな出費も発生するが)、心理的な面でも充実感を得られるからに他ならない。それでは現状において住宅のうち、どれほどまでが持家によるものなのだろうか。総務省統計局が2025年1月29日に発表した、2023年時点における住宅・土地統計調査の確定集計結果から確認をしていくことにする(【令和5年住宅・土地統計調査】)。続きを読む "持家数は増加傾向、ただし住宅全体に占める割合は約6割でほぼ変わらず(最新)"
2025/03/08
たたみ1畳あたりの家賃、「民間の鉄筋住宅」は借家全体平均に748円上乗せ(最新)
人々が居住する住宅は所有状態で区分すると大きく「持家」「借家(賃貸住宅)」に二分される。「一国一城の主」の言葉にある通り、多くの人は「持家」獲得のために努力を続けることになるが、「借家」で満足する人、多様な理由で借家住まいを強いられる人も多い。その借家における賃貸料、つまり家賃の平均相場について、総務省統計局が2025年1月29日に発表した、2023年時点における住宅・土地統計調査の確定集計結果から確認をしていくことにする。現在の平均的な家賃相場そのもの、そして住宅の種類における水準の差異、さらには過去からの動向はいかなるものだろうか(【令和5年住宅・土地統計調査】)。続きを読む "たたみ1畳あたりの家賃、「民間の鉄筋住宅」は借家全体平均に748円上乗せ(最新)"
2025/03/07
即入居可能な物件とそうでないものと…空き家数増加の実態(最新)
先に【住宅の空き家率は13.8%で過去最高に(最新)】などで住宅・土地統計調査の速報集計結果を基に、日本の空き家数実態を確認したが、その際に空き家数そのものの状況変化とともに、その内面の動向にも注意が必要であることについて触れた。今回はその内面部分を少しだけ掘り下げていく。一般に「空き家が増加している」「居住可能な物件が山ほど余り、それがますます増えていくのは問題だ」との意見が今回の調査結果を引き合いに出して語られているが、果たしてそのような一面のみの見方で正しいのだろうか(【令和5年住宅・土地統計調査】)。続きを読む "即入居可能な物件とそうでないものと…空き家数増加の実態(最新)"
総務省統計局は2025年1月29日付で、2023年時点における住宅・土地統計調査の確定集計結果を発表した。その内容によれば、日本における住宅の建て方としては一戸建ての割合が減り、共同住宅の割合が増加する傾向にあることがわかった。また、共同住宅においても一層の高層化が進み、特に6階建以上の「エレベーター設置が義務付けられている」高層住宅の伸びが著しいことが確認されている。今回はこれら住宅における建て方別の動向を確認していく(【令和5年住宅・土地統計調査】)。続きを読む "時代は一戸建てから共同住宅へ・さらに高層化も進む(最新)"
2025/03/06
総務省統計局は2025年1月29日、2023年における住宅・土地統計調査の確定集計結果を発表した(【令和5年住宅・土地統計調査】)。今回はこの公開値を基に、先行する記事で解説した「住宅全体の空き家率(13.8%、2023年分)」ではなく、賃貸住宅に限定した上での空き家率、つまり「賃貸住宅の空き家率推移」を算出、確認していくことにする。「男らしさ・女らしさは必要」同意は7割近く…意外かやっぱりか、結婚や家族に関する伝統的な考え方への支持度合い(最新)
社会的通年、倫理、道徳観、伝統的な考え方は、個々の地域や国、民族の長い歴史の間に培われてきた、経験則による知恵、ルールのようなもの。明文化されていることはあまりなく、それを破ることによる法的罰則もほとんど存在しないものの、半ば戒律のようなものとして守るべきものと認識されている。他方、社会情勢や周辺環境、自意識の変化などを受け、それらの伝統的な考え方をよしとしない意見も多々あるのは事実。今回は国立社会保障・人口問題研究所が2023年8月に発表した、日本国の結婚や夫婦の出生力の動向などを長期的に調査・計量する「出生動向基本調査」の最新版「第16回出生動向基本調査」を基に、その伝統的考え方に関する認識の実態を確認する(【第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)】)。
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2025/03/05
子供を産み育てる上でもっとも手間がかかり保護者の労力を必要とするのが、生まれてから数年の間。出産した母親自身の体力の回復も必要であり、同時に生まれた子供の世話も多大なものとなる。当然、父親をはじめとした周囲の配慮手助けも欠かせない。今回は国立社会保障・人口問題研究所が2023年8月に発表した、日本国の結婚や夫婦の出生力の動向などを長期的に調査・計量する「出生動向基本調査」の最新版「第16回出生動向基本調査」を基に、子供が生まれてから3歳になるまでの間に、夫婦の母親(対象となる子供からは祖母に当たる存在)から子育ての手助けを受けたか否かに関して、その実情を確認していく(【第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)】)。
総務省統計局は2025年1月29日、2023年時点における住宅・土地統計調査の確定集計結果を発表した。それによると、全国の2023年10月1日時点における全国の住宅数は6504万7000戸で、2018年からの5年間に4.2%・264万戸増加したことが明らかになった。一方、空き家は900万2000戸となり、同じく5年間で6.0%・51万3000戸増加している。総住宅数に占める割合(空き家率)は5年前の13.6%から13.8%となり、今調査開始以来最高値を更新している(【発表ページ:平成30年住宅・土地統計調査】)。続きを読む "住宅の空き家率は13.8%で過去最高に(最新)"
2025/03/04
未婚者が相手を選ぶその時に、考慮する点トップは「人柄」(最新)
男女が婚姻して結婚状態となるために、異性の相手を選ぶ際、さまざまな分析と判断がそれぞれの頭の中で行われることになる。何らかの形で知り合い交友関係を深めていく恋愛結婚でも、結婚相談所での出会いやお見合いにおける見合い結婚でも、その構図に変わりはない。今回は「未婚男女が結婚相手の条件として考慮・重視するポイント」について、国立社会保障・人口問題研究所が2023年8月に発表した、日本国の結婚や夫婦の出生力の動向などを長期的に調査・計量する「出生動向基本調査」の最新版「第16回出生動向基本調査」を基に、その実情を確認していく(【第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)】)。続きを読む "未婚者が相手を選ぶその時に、考慮する点トップは「人柄」(最新)"
男女とも7割台は「現在交際中の異性無し」…未婚者の異性との交際状況(最新)
男女が婚姻し結婚関係に至るには、何らかの形で交際期間が必要になる。いわゆる一目ぼれをした場合でも、その場で即時に結婚するはずはない。現在独身状態にある人でも、少なからぬ人は異性と交際し、中には相手との結婚を考えている人もいる。今回は「未婚男女の異性との交際状態」について、国立社会保障・人口問題研究所が2023年8月に発表した、日本国の結婚や夫婦の出生力の動向などを長期的に調査・計量する「出生動向基本調査」の最新版「第16回出生動向基本調査」を基に、現在独身(未婚)者における異性との交際状況の実情を確認していく(【第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)】)。続きを読む "男女とも7割台は「現在交際中の異性無し」…未婚者の異性との交際状況(最新)"
2025/03/03
結婚したいがアレが邪魔…未婚男女が頭を抱える「結婚のハードル」とは?(最新)
結婚を望む独身者は多いが、食事や睡眠のように「したいと思えばすぐにできる」ものではない。相手が存在する必要があるのはもちろん、他にもこえねばならないハードルは多い。今回は「未婚男女が頭を抱える、一年以内の結婚のハードル」について、国立社会保障・人口問題研究所が2023年8月に発表した、日本国の結婚や夫婦の出生力の動向などを長期的に調査・計量する「出生動向基本調査」の最新版「第16回出生動向基本調査」を基に、その心境の現状と過去からの変化を確認していくことにする(【第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)】)。続きを読む "結婚したいがアレが邪魔…未婚男女が頭を抱える「結婚のハードル」とは?(最新)"
進む男性の「同い年」好み傾向…独身者の希望する相手との年齢差(最新)
異性の好き嫌いを示す表現の一つとして知られているのが「年上好み」「年下好み」のような、自分と比較した相手異性との年齢の差についての思惑。過去の経験や自分の性格から生じる認識、単純な世の中のトレンドからの影響など、理由は多様で複数の要因の結果である場合も多いが、独身者が好む異性の選別要素に、自分との年齢関係があることに違いはない。今回は国立社会保障・人口問題研究所が2023年8月に発表した、日本国の結婚や夫婦の出生力の動向などを長期的に調査・計量する「出生動向基本調査」の最新版「第16回出生動向基本調査」を基に、独身者における「結婚相手の年齢差に関する希望」の実情を確認していくことにする(【第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)】)。続きを読む "進む男性の「同い年」好み傾向…独身者の希望する相手との年齢差(最新)"
2025/03/02
個人主義の広まりや性交渉への解放感、社会的認識の変化などを受け、独身者における性交渉は以前と比べ開放的であるとの解釈はよく見聞きする。他方、対人関係、特に異性との付き合いへの疎ましさを覚える、機会を得られない若年層の増加もあり、性交渉への忌避感も増加しているのではとの指摘もある。今回は国立社会保障・人口問題研究所が2023年8月に発表した、日本国の結婚や夫婦の出生力の動向などを長期的に調査・計量する「出生動向基本調査」の最新版「第16回出生動向基本調査」を基に、独身者における性交渉の実情を確認していくことにする(【第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)】)。続きを読む "全般的に未体験率増加へ…独身者の性交渉体験済み率(最新)"
2025/03/01
「お金が無い」「異性とうまく付き合えない」増加傾向…独身者が独身でとどまっている理由とは?(詳細版)(最新)
先行記事【「まだ若い」じきに「相手が見つからない」…独身者が独身でとどまっている理由とは?】で、国立社会保障・人口問題研究所が2023年8月に発表した、日本国の結婚や夫婦の出生力の動向などを長期的に調査・計量する「出生動向基本調査」の最新版「第16回出生動向基本調査」を基に、独身の人が結婚せずに独身でとどまっている理由について焦点を当てた。今回はその項目に関し、同調査の過去分で取得可能な値を逐次抽出し、年月の経過とともに生じた独身者の心理・心境の変化をかいま見ることにする(【第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)】)。続きを読む "「お金が無い」「異性とうまく付き合えない」増加傾向…独身者が独身でとどまっている理由とは?(詳細版)(最新)"
