2024/12/31
総務省統計局は2024年12月31日、2025年1月1日現在における「巳(み)年生まれ」の人口と「新成人」の人口の推計データを発表した。それによれば巳(み)年生まれの人口は1002万人で、新成人の人口は109万人との推計となった(【発表リリース:「巳(み)年生まれ」と「新成人」の人口-令和7年 新年にちなんで- (「人口推計」から)】)。続きを読む "2025年の新成人は109万人…新成人人口の推移(最新)"
昨今は「出版不況」「書籍不況」なる言葉も日常化し、紙媒体に関しては書籍に限らず新聞、そして手帳などの文房具ですら、ビジネスの上で厳しい状態が続いている。これもひとえにデジタル機器の普及に伴う、利用者側の購入・利用性向の変化によるもの。今回はその中から特に景況感の上で取り上げられることが多い出版物の売上状況について、主要種類別に関する動向を、日販の「出版物販売額の実態」最新版(2024年版)を基に確認していくことにする。続きを読む "学参がプラス…出版物の種類別売上の変化(前年比)(最新)"
2024/12/30
大納会…株式市場雑感(24/12/23-24/12/27週)(週終値:3万9894円54銭)
■24/12/30:日経平均終値3万9894円54銭/107.2大納会の東京株式市場は安値圏での値動き。前営業日の米国市場は大幅安の展開で、特にIT関連銘柄が売られた。東京株式市場も寄り付きこそ高値となったが、すぐに失速。特にIT関連銘柄が売られた。出来高は東証プライム市場のみで16億2287万株。前営業日比で日経平均株価は-0.96%、TOPIXは-0.60%、東証グロース市場250指数(旧マザーズ指数)は-0.10%。
自己保有銘柄関連。銘柄種類数的には安値銘柄多し。前営業日比は-0.67%となる。
1081.5兆円、海外保有率6.5%・中央銀行52.6%…日本の国債の保有者内訳(最新)
国(政府)が「これだけの金額を預かりました」として発行する借用証書が「国債」。国の財政、そして国そのものの信頼性に関する重要な有価証券であることから、その発行総額は多くの経済面での分析に使われ、また格付けも行われ、為替や株式市場にまで影響を及ぼし得る。一方、国債は他の債券同様に、借り手にとっては債務だが、貸し手においては債権であり資産に他ならない。貸し手と借り手、資産を検証する際の領域区分により、国債が持つ意味は大きな変化を示すことになる。今回は日本銀行(日銀)の公開データを基に、日本国が発行する国債の保有者区分をグラフ化し、現状を把握していくことにする。続きを読む "1081.5兆円、海外保有率6.5%・中央銀行52.6%…日本の国債の保有者内訳(最新)"
インターネット通販が普及し、さらには電子出版も本格的な浸透が進む現在においても、紙媒体による出版物を購入するメインの流通ルートとして君臨しているのが書店。しかしながらその書店も、状況の変化に合わせて、あるいは流される形で、他の類似業界同様に集約化・大型化の傾向が見受けられる。今回は日販の「出版物販売額の実態」最新版(2024年版)から取得した最新値などを基に各種グラフを作成し、その状況を確認していくことにした。続きを読む "漸減中、直近では7619店舗…書店数とその坪数推移(最新)"
中米独印伯日の順、中国だけで全世界の35.0%…各国再生可能エネルギーの発電量動向(最新)
エネルギーに携わる人々のための公認専門会員組織であるエネルギー協会「the Energy Institute」では毎年、公式サイト上にエネルギー関連の動向をまとめた白書「Statistical Review of World Energy」を公開している。そこには主要国の多彩なデータが盛り込まれており、エネルギー関連の状況を把握するのには、大変有意義な資料となる(【Statistical Review of World Energy】)。今回はこのデータを用い、各国における太陽光発電や風力発電などで構成される、再生可能エネルギーの発電量動向を見ていくことにする。続きを読む "中米独印伯日の順、中国だけで全世界の35.0%…各国再生可能エネルギーの発電量動向(最新)"
2時34分 │SRWE(EP)&図表エネルギー, 逐次新値反映記事
2024/12/29
減少傾向、コロナ禍で下げ幅拡大の後は…お年玉の実情の推移を家計調査から推測してみる(最新)
先行記事【お年玉の実情を家計調査から推測してみる(最新)】において総務省統計局の家計調査の値を基に二人以上世帯限定ではあるが、直近年における自世帯や他世帯への子供に対するお年玉と推測できる額の動向を確認した。今回はその値を基に、直近年だけでなく過去の値も算出し、その経年動向を見ていくことにする(【家計調査】)。続きを読む "減少傾向、コロナ禍で下げ幅拡大の後は…お年玉の実情の推移を家計調査から推測してみる(最新)"
2024/12/28
毎年この時期になると子供達が皮算用を始め、大人達がそろばん勘定で頭をかかえるのがお年玉について。今回は総務省統計局の家計調査から、このお年玉に相当すると思われる項目を基に、家計におけるお年玉事情を確認していくことにする(【家計調査】)。続きを読む "お年玉の実情を家計調査から推測してみる(最新)"
他世帯へのお年玉としての贈り物の実情推移を家計調査から推測してみる(最新)
先行記事【他世帯へのゲームやおもちゃはいつ買われるのか…贈り物としてのゲームソフトなどの購入傾向(最新)】において総務省統計局の家計調査の値を基に二人以上世帯限定ではあるが、他世帯への子供に対するお年玉などと推測できる贈り物の額面の実情を確認した。今回はその値を基に、直近年だけでなく過去の値も算出し、その経年動向を見ていくことにする(【家計調査】)。続きを読む "他世帯へのお年玉としての贈り物の実情推移を家計調査から推測してみる(最新)"
2024/12/27
逆に平年より寒く…株式市場雑感(24/12/23-24/12/27週)(週終値:4万281円16銭)
■24/12/23:日経平均終値3万9161円34銭/100.8本日の東京株式市場は高値圏での値動き。前営業日の米国市場は米政府機関の閉鎖リスクが後退したことを背景に大幅高の展開となった。これを受けて東京株式市場も寄り付きから買われる。年末休暇期間に入ったこともあり売買は閑散としているが、それでも買い基調のままで場を終えた。出来高は東証プライム市場のみで17億8148万株。前営業日比で日経平均株価は+1.19%、TOPIXは+0.92%、東証グロース市場250指数(旧マザーズ指数)は+0.84%。
自己保有銘柄関連。銘柄種類数的には安値銘柄多し。前営業日比は-0.40%となる。
続きを読む "逆に平年より寒く…株式市場雑感(24/12/23-24/12/27週)(週終値:4万281円16銭)"
着工戸数はマイナス継続、床面積もマイナス継続…2024年11月新設住宅戸数1.8%減(最新)
国土交通省は2024年12月27日付で同省公式サイトにおいて、2024年11月の新設住宅戸数の動向(建築着工統計調査報告)を各種データとともに発表した。それによれば2024年11月の新設住宅着工戸数は前年同月比では1.8%減の6万5037戸で、前回月から継続する形でマイナスとなり、7か月連続の減少を示したことが分かった。着工床面積も7か月連続のマイナスで0.3%の減少となっている(【国土交通省:発表リリース一覧ページ】)。続きを読む "着工戸数はマイナス継続、床面積もマイナス継続…2024年11月新設住宅戸数1.8%減(最新)"
米中仏露韓の順、米国だけで全世界の29.8%…各国原発の発電量動向(最新)
エネルギーに携わる人々のための公認専門会員組織であるエネルギー協会「the Energy Institute」が発行しているエネルギー白書「Statistical Review of World Energy」では、主要国の多彩な時系列的データが盛り込まれている(【Statistical Review of World Energy】)。今回はこのデータを用い、各国における原子力発電所(原発)の発電量動向を見ていくことにする。続きを読む "米中仏露韓の順、米国だけで全世界の29.8%…各国原発の発電量動向(最新)"
2時46分 │SRWE(EP)&図表エネルギー, 逐次新値反映記事
電車内での時間潰しの主役が雑誌や書籍などの出版物から、携帯音楽端末やスマートフォンなどの携帯電話に代わりつつあるものの、現在でもなお駅売店で週刊誌をはじめとした雑誌、そして新たに発売した文庫を購入する機会は少なくない。そこで今回は、駅売店とスタンドの出版物の販売状況について、日販の「出版物販売額の実態」最新版(2024年版)などを基に状況を確認するとともに、その変化を精査していくことにした。続きを読む "恐らくは減少中…駅売店などの出版物販売動向(最新)"
2024/12/26
総売上1兆3426億円、直近では文芸が売上増…出版物の分類別売上推移(最新)
パソコンやスマートフォンのようなデジタル機器の浸透などの周辺環境、読者の購入性向の変化を受け、出版物の販売状況は大きな変わり映えを見せている。今回は雑誌やコミックのような分類における動向を探るため、日販の「出版物販売額の実態」最新版(2024年版)を基に、売上推移などを確認していく。紙媒体の売上がかんばしくないことは周知の事実だが、雑誌もコミックも文庫も一様にその売上を落としているのだろうか。それとも逆に成長している分野もあるのだろうか。続きを読む "総売上1兆3426億円、直近では文芸が売上増…出版物の分類別売上推移(最新)"
日本総輸入量は903億立方メートルですべてLNG、EU・中国に続いて世界第3位…天然ガス輸入量動向(最新)
エネルギーに携わる人々のための公認専門会員組織であるエネルギー協会「the Energy Institute」では毎年エネルギー関連のデータを集約した白書「Statistical Review of World Energy」を発行している(【Statistical Review of World Energy】)。今回はこのデータを用い、各国における天然ガス(パイプライン経由、LNG経由)の輸入動向を見ていくことにする。続きを読む "日本総輸入量は903億立方メートルですべてLNG、EU・中国に続いて世界第3位…天然ガス輸入量動向(最新)"
2時38分 │SRWE(EP)&図表エネルギー, 逐次新値反映記事
2024/12/25
2024年11月度外食産業売上プラス10.5%…36か月連続の前年比プラス
日本フードサービス協会は2024年12月25日付で、同協会の会員会社で構成される外食産業の市場動向調査における最新値となる、2024年11月度の調査結果を公開した。それによると同月の総合売上は前年同月比でプラス10.5%を示した。平年並みに気温が下がり、鍋物など冬物メニューの注文が増え、販促キャンペーンの堅調さやインバウンド需要が売上を後押しし、好調さを維持することができた(【日本フードサービス協会:発表リリースページ】)。続きを読む "2024年11月度外食産業売上プラス10.5%…36か月連続の前年比プラス"
全体ではプラス0.7%で不足感、とび工と鉄筋工(土木)、電工に大きな不足感あり…建設業界の人手不足状況(2024年11月分まで)(最新)
以前掲載した記事【建設業界の人手不足状況(2014年3月時点)】において、国土交通省の定点観測的調査「建設労働需給調査」の値を基に、建設業界の人材不足状況を当時の最新データ分について精査した。今回は2024年12月25日に発表された最新版となる2024年11月分までを含め、今データを用い、中長期的な同業界の人材不足感の推移を確認する。ここ数年の不足感の実情を、過去との比較で見ていくことになる(【発表リリース:建設労働需給調査結果】)。続きを読む "全体ではプラス0.7%で不足感、とび工と鉄筋工(土木)、電工に大きな不足感あり…建設業界の人手不足状況(2024年11月分まで)(最新)"
書店7744億円、インターネット2834億円…出版物の売り場毎の販売額推移(最新)
かつては出版物を購入する場所といえば本屋がメインで、あとは出勤時に駅の売店で買うぐらいのものだった。しかし現在ではコンビニやインターネット通販など、多様なルートを通じて入手することができる。さらに昨今では新興勢力のインターネットに押される形で、書店の統廃合や大型化が進んでいる状況。今回はその動向を販売額から確認すべく、日販の「出版物販売額の実態」最新版(2024年版)を基に、その実情を精査していくことにする。続きを読む "書店7744億円、インターネット2834億円…出版物の売り場毎の販売額推移(最新)"
トップはベネズエラの3038億バレル、次いでサウジの2975億バレル…主要国の原油確認埋蔵量(最新)
エネルギーに携わる人々のための公認専門会員組織であるエネルギー協会「the Energy Institute」が発行しているエネルギー白書「Statistical Review of World Energy」には、主要国のエネルギーに係わる多彩なデータが盛り込まれており、エネルギー面で考察する際には非常に役立つ資料として注目に値する(【Statistical Review of World Energy】)。今回はこの掲載データを用い、原油(石油)確認埋蔵量の現状と推移、シェアなどを確認し、状況の精査を行うことにする。続きを読む "トップはベネズエラの3038億バレル、次いでサウジの2975億バレル…主要国の原油確認埋蔵量(最新)"
2時44分 │SRWE(EP)&図表エネルギー, 逐次新値反映記事
2024/12/24
食料品は農産物の相場高や店頭価格上昇で堅調、衣料品は季節物が動かず…2024年11月度チェーンストア売上高、前年同月比プラス3.5%
チェーンストア(スーパーマーケットやデパートなど)の業界団体である【日本チェーンストア協会】は2024年12月24日付で同協会公式サイトにおいて、チェーンストアの2024年11月度分販売統計速報(月報)を発表した。その内容によると2024年11月は食料品においては節約志向による買い控え傾向は継続しているが、農産物の相場高や店頭価格の上昇が後押しして堅調、衣料品は平年と比べて高気温のためか季節物が動かずトントン、住関品は好調だった。結果として、売上総額の前年同月比はプラス3.5%(店舗調整後)を示す形となった(【同協会内発表リリース一覧ページ】)。続きを読む "食料品は農産物の相場高や店頭価格上昇で堅調、衣料品は季節物が動かず…2024年11月度チェーンストア売上高、前年同月比プラス3.5%"