2023/06/22
2023年では18.5%…携帯電話の買い替えをした世帯の割合
通話機能はもとよりインターネットへのアクセスを介した多様な機能の実装で、魔法の情報ツール的な存在となりつつある携帯電話。中でも、機能面では従来型携帯電話よりはるかにパソコンに近いスマートフォンの存在は、人々の生活を大きく変化させつつある。今回はそれら携帯電話の世帯ベースでの買い替え動向について、内閣府が2023年4月10日に発表した【消費動向調査】の結果内容をもとに、実態を確認していくことにする。続きを読む "2023年では18.5%…携帯電話の買い替えをした世帯の割合"
アメリカ合衆国の日本への一般人信頼度72%・有識者は93%に
外務省は2023年5月26日、アメリカ合衆国における対日世論調査の結果を発表した。それによると調査対象母集団においては、一般人の72%・有識者の93%が「日本は信頼できる友邦である」と認識していることが分かった(【発表リリース:令和4年度海外対日世論調査】)。続きを読む "アメリカ合衆国の日本への一般人信頼度72%・有識者は93%に"
2023/06/21
ソフトウェアを走らせて万能の働きを示すデジタル機器としての立場から、インターネットアクセスツールへとその主機能を移しつつあるパソコン。昨今ではスマートフォンやタブレット型端末にその役割の主役を奪われているとの話もあるが、さまざまなデジタル処理をする上で今なお欠かせない存在には違いない。今回は内閣府が2023年4月10日に発表した【消費動向調査】の内容を手がかりに、世間一般において、どれほどの世帯が耐久消費財の一つであるパソコン(デスクトップ、ノートを問わず)の買い替えをしたのかを確認していく。続きを読む "2023年では6.6%…パソコンの買い替えをした世帯の割合"
2023年では6.2%…乗用車(新車)の買い替えをした世帯の割合
都市部への人口集中や少子化、公共交通機関の発達、趣味の変化、相対的ランニングコストの悪化を受け、一部世代で乗用車離れが進んでいるとの話もある。しかし多くの人にとって乗用車は今なお欠かせない移動の足であることに違いはない。今回は内閣府が2023年4月10日に発表した【消費動向調査】の内容を基に、世間一般において、どれほどの世帯が耐久消費財の一つである乗用車(新車限定)の買い替えをしたのかを確認していく。続きを読む "2023年では6.2%…乗用車(新車)の買い替えをした世帯の割合"
2023/06/20
連休や新型コロナへの対応変更、インバウンド需要などで観光需要好調……2023年5月度のコンビニ売上高は既存店が5.3%のプラス、15か月連続
日本フランチャイズチェーン協会は2023年6月20日に、コンビニエンスストアの2023年5月度分統計調査月報を、同協会公式サイト上で公開した。その内容によると協会加盟コンビニの同月度の売上高は既存店前年同月比でプラス5.3%となり、15か月連続のプラスを示すこととなった。5月としては新型コロナウイルスの流行で実施されていた行動制限が4年ぶりになかったのに加え、新型コロナウイルスの取り扱いが5類に移行したこと、さらにインバウンドの増加もあり、観光需要が回復、おにぎり、カウンター商材、菓子、ソフトドリンク、アルコール飲料、アイスクリームなどが好調となった。結果として来店客数・客単価ともに底上げされた(【日本フランチャイズチェーン協会公式ページ】)。続きを読む "連休や新型コロナへの対応変更、インバウンド需要などで観光需要好調……2023年5月度のコンビニ売上高は既存店が5.3%のプラス、15か月連続"
2023年では6.7%…カラーテレビの買い替えをした世帯の割合
耐久消費財とは長持ちをする消費財、具体的には乗用車やテレビ、パソコン、冷蔵庫などを指す。長持ちをするとはいえ一生同じものを使い続けることは滅多になく、引越しの機会に併せて、故障で修理するよりは新規購入した方がよいと判断し、あるいは新機種への乗り換えが望ましいとの理由で、買い替えをすることになる。今回は内閣府が2023年4月10日に発表した【消費動向調査】の内容を基に、世間一般において、どれほどの世帯が耐久消費財の一つであるカラーテレビの買い替えをしたのかを確認していく。続きを読む "2023年では6.7%…カラーテレビの買い替えをした世帯の割合"
少子化や高性能化、ランニングコストの関係から軽自動車の需要が伸び、燃料事情を受けて電気自動車の浸透が少しずつ進むなど、多くの人にとって日常生活の上では欠かせない「足」となる乗用車事情も変化を見せている。そのような状況の移り変わりの中で、乗用車そのものは何年ぐらいで買い替えが行われているのだろうか。また、その買い替え年数は昔から今に至るまで同一で、変化はないのだろうか。今回は内閣府が2023年4月10日に発表した【消費動向調査】の内容から、その乗用車に関する買い替え年数の動向を確認していくことにする。続きを読む "二人以上世帯は平均9.1年…乗用車(新車)の買い替え年数"
2023/06/19
直近2023年5月は71.58ドル、値下がりの動きか…原油先物(WTI)価格の推移
昨今ガソリン価格、そしてその大本となる原油価格の動向に大きな注目が集まっている。為替にも影響されるため日本国内のガソリン・灯油価格の変動は海外と比べればゆるやかなものだが、それでも小さからぬ値の動きが生じている。そして国際情勢は原油価格の変動を受け、大きな変化が生じ、また逆に国際情勢も原油価格の変動を起因として変化が起きている。そこで今回は原油先物(WTI、アメリカ南部などで産出される原油ウェスト・テキサス・インターミディエイト(West Texas Intermediate)の先物価格。原油価格の指標的な立ち位置にある)の動向を確認し、石油(原油)価格の変遷を眺めることにした。続きを読む "直近2023年5月は71.58ドル、値下がりの動きか…原油先物(WTI)価格の推移"
インターネットへのアクセス窓口としてスマートフォンやタブレット型端末が多分に使われ、それらが「パソコンを補完する役割」から「パソコンと並び主要選択肢の一つ」になるとともに、パソコンの立場は微妙な変化を体験している。昨今では若年層を中心に、キーボードを入力機器とするパソコンを使う機会をほとんど持たず、必要な場面で利用に難儀する事例が増えているとの話もある。とはいえ今なお多くの人に、パソコンはインターネットへのアクセスツールをはじめ、多様な面で有意義、それどころか必要不可欠な存在には違いない。今回は内閣府が2023年4月10日に発表した【消費動向調査】の内容を基に、そのパソコンに関する買い替え年数の動向を確認していくことにする。続きを読む "二人以上世帯では平均7.7年…パソコンの買い替え年数"
2023/06/18
昨今では高機能を実装し持ち運びにも便利なスマートフォンのデジカメ機能に押され、廉価型の開発撤退の話が相次いでいるが、中庸機能実装機や高性能機はまだそれなりに堅調なデジタルカメラ(デジカメ)。個人の映像取得事情を大きく変化させたデジタル機器としてはもちろんだが、携帯電話同様急速に進化発展をとげていることでも知られている。そのデジカメの買い替え事情について、内閣府が2023年4月10日に発表した【消費動向調査】の内容を基に、直近2023年分と過去数年にわたる変移を確認していくことにする。続きを読む "二人以上世帯では平均7.4年…デジカメの買い替え年数"
2023/06/17
夏は冷房、冬は暖房機器として働き、室内の温湿度を適切に保つエアー・コンディショナーことエアコン。都市部におけるヒートアイランド現象の発生や、居住環境の密閉化、さらに昨今では電力消費、高齢者の健康維持問題の観点でも注目を集めており、一般家庭向け電気製品では一番の話題商品の座を有している。今回はそのエアコンについて、内閣府が2023年4月10日付で発表した【消費動向調査】の2023年3月実施分のデータを基に、「エアコンの買い替え年数」の現状と過去からの推移を確認していくことにする。続きを読む "二人以上世帯では平均13.6年…エアコンの買い替え年数"
最近ではインターネット機能を備えたタイプのが主流となりつつあるが、テレビが今なおテレビ番組を受信する一方向メディアの代表的な家電であることに違いはない。そして幼少児や中年層以降、中でも高齢層にとって欠かせない情報取得メディアであり、最大の娯楽機器でもある。今回はそのカラーテレビにスポットライトをあてて、内閣府が2023年4月10日付で発表した【消費動向調査】の2023年3月実施分のデータを基に、「カラーテレビの買い替え年数」の現状と過去からの推移を確認していくことにする。続きを読む "二人以上世帯では平均10.7年…カラーテレビの買い替え年数"
2023/06/16
夏模様と雨降りと…株式市場雑感(23/06/12-23/06/16週)(週終値:3万3706円08銭)(最新)
■23/06/12:日経平均終値3万2434円00銭/106.3本日の東京株式市場は高値圏での値動き。前営業日の米国市場が堅調だったことを背景に、寄り付きから大きく買い進まれた。一方、ここ数日高値での相場展開が続いていたことから、高値警戒感が強い状態なのに加え、今週は米国などで重要な経済指標の発表が相次ぐことから、それへの警戒感もあり、上値が重い形となった。出来高は東証プライム市場のみで11億6233万株。前営業日比で日経平均株価は+0.52%、TOPIXは+0.65%、マザーズ指数は+3.22%。
自己保有銘柄関連。銘柄種類数的には高安まちまち。前営業日比は+1.16%となる。
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食品を冷蔵することで長期間保存を可能としたり冷凍で性質を変えたり、さらには製氷機能で涼を提供するなど、今や食生活の維持には欠かせない存在の電気冷蔵庫。白物家電、耐久消費財の代表格的な存在の家電製品の一つでもあり、買い替えがあまり行われない商品としても知られている。昨今の商品は長持ちすることでも知られているが、世間一般にはどの程度の年数で買い替えが行われているのだろうか。内閣府が2023年4月10日付で発表した【消費動向調査】の2023年3月実施分のデータを基に、「電気冷蔵庫の買い替え年数」の現状と過去からの推移について確認を行うことにする。続きを読む "二人以上世帯では13.0年…電気冷蔵庫の買い替え年数"
家電商品、耐久消費財、シロモノ家電の代表として、電気冷蔵庫と並び名前が挙げられるのが電気洗濯機。快適な日常生活を過ごす上では欠かすことができない家電の一つだが、電気冷蔵庫と比べて常用している類のものではなく、やや影が薄いことは否めない。しかし利用の際には水の取り入れ口や排水などを考慮する必要があり、引越しをする時にはその置き場所と併せ大いに注目される家電でもある。今回は内閣府が2023年4月10日に発表した【消費動向調査】の2023年3月実施分の調査結果を基に、「電気洗濯機の買い替え年数」の現状と過去からの推移について、確認を行うことにする。2023/06/15
全体では前年同月比プラス27円の1150円、フード系は1111円…アルバイトの時給動向
雇用市場における需給関係の変化は建設業やパート・アルバイト界隈で特に活発化しており、単なる人手不足の動向にとどまらず、その状況を起因としたさまざまな方面への影響が話題に上り、ニュースとして配信される。その一面は【建設業界の人手不足状況】でお伝えしている通りだが、今回は非正規雇用の中でもメインとなるパート・アルバイトの時給の推移を通し、市場動向をかいま見ることにする。続きを読む "全体では前年同月比プラス27円の1150円、フード系は1111円…アルバイトの時給動向"
残るは一誌のみ…「小学一年生」-「小学六年生」などの部数動向(2023年1-3月分)
社団法人日本雑誌協会が2023年5月16日に発表した、「印刷証明付き部数」の最新データ(2023年1-3月分)を基に、多様なジャンルにわたり、各種雑誌の部数動向を精査し、個々の雑誌だけでなくそれぞれのジャンルのすう勢を精査している。今回は一連の記事の締めくくりとして、小学生向け、さらには幼稚園児向け雑誌の部数動向を確認していく。少子化やメディアの多様化に伴い市場の縮小が危惧される中で、これらの雑誌の部数動向はいかなる動きを示しているのだろうか。続きを読む "残るは一誌のみ…「小学一年生」-「小学六年生」などの部数動向(2023年1-3月分)"
携帯電話(従来型携帯電話とスマートフォン双方)の進化・多様化は月単位で進んでおり、携帯電話事業者各社は四半期毎に大量の新型モデルを展開し、利用者の購入・買い替え意欲をかき立てさせる。また、従来型携帯電話からスマートフォンへのシフトに代表されるように、利用スタイルどころかライフスタイルですら大きく変えさせるレベルの変化を見せる動きも起きている。今回は内閣府が2023年4月10日に発表した【消費動向調査】の2023年3月実施分の調査結果を基に、「携帯電話の買い替え年数」の現状を確認していくことにする。続きを読む "単身4.7年・二人以上4.4年…携帯電話の買い替え年数"
2023/06/14
前期比・前年同月比合わせてもプラスは1誌のみ…少女・女性向けコミック誌部数動向(2023年1-3月)
加速度的に展開される技術革新、中でもインターネットとスマートフォンをはじめとしたコミュニケーションツールの普及に伴い、紙媒体は立ち位置の変化を余儀なくされている。すき間時間を埋めるために使われていた雑誌は大きな影響を受けた媒体の一つで、市場・業界は大変動のさなかにある。その変化は先行解説した少年・男性向け雑誌ばかりでなく、少女・女性向けのにも及んでいる。そこで今回は社団法人日本雑誌協会が2023年5月16日に発表した「印刷証明付き部数」の最新値(2023年1-3月分)を用い、「少女・女性向けコミック系の雑誌」の現状を簡単にではあるが確認していく。続きを読む "前期比・前年同月比合わせてもプラスは1誌のみ…少女・女性向けコミック誌部数動向(2023年1-3月)"
電車通勤の友も専門誌も…諸種雑誌部数動向(2023年1-3月)
小規模・個人経営の書店が経営者の高齢化、インターネット通販の普及、高収益を見込める雑誌の売れ行き減少、少子化に伴う顧客減少で閉店した上で他業種店舗、あるいは一般住宅への改装が相次ぎ、それとともに雑誌などの供給場として注目を集めるようになったのがコンビニエンスストア。しかし、雑誌の集客効果は媒体力の下落とともに落ち、コンビニでもその領域と取り扱い雑誌数は減っていく。雑誌コーナーは縮小され、その場にはイートインコーナーや電子マネーの販売スタンドなど、時代の需要にマッチした設備が配されていく。大型書店も最近は減少傾向にあり、雑誌を店舗で手に取り吟味する機会は減り、雑誌業界そのものも元気を無くしつつある。このような状況の中で、各分野の雑誌のうち一部ではあるが、複数の分野に関し、社団法人日本雑誌協会が2023年5月16日に発表した「印刷証明付き部数」の最新値から、雑誌の部数における「前年同期比」を算出し、その推移を確認していくことにする。続きを読む "電車通勤の友も専門誌も…諸種雑誌部数動向(2023年1-3月)"