2022/06/22
20代では98.4%、70代でも59.4%がネット利用…年齢階層別インターネット利用率
パソコン世代が年を重ね、生活への浸透に伴う必要性が増加し、機能拡大による利便性向上が進むなど、多様な環境変化により、インターネットは老若男女を問わず浸透しつつある。一方、高年齢層における利用率は、デジタル系・先端技術系の利用状況ではよく見られるように、若年層と比べて今一つ値が低めな状態にあることも否定できない。現状ではどのような状況で、過去からはいかなる推移を示しているのか。総務省が2022年5月27日に詳細版を発表した「通信利用動向調査」の公開値をたどり、「年齢階層別のインターネット利用率」を確認し、高齢層を中心に年齢階層別のインターネット利用状況を確認していくことにする(【発表ページ:通信利用動向調査】)。続きを読む "20代では98.4%、70代でも59.4%がネット利用…年齢階層別インターネット利用率"
パソコンやスマートフォンをはじめとした携帯電話はもちろん、家庭用ゲーム機、さらには各種家電製品にまで実装されるようになったインターネットへのアクセス機能。それら直接アクセスする機器だけでなく、多様な場面・部門でインターネットは活用されており、電気や水道と同レベルの、生活に欠かせないインフラ的な立ち位置を示している。それではそのインターネットは日本において、どれほどの人達にまで普及しているのだろうか。複数の視点でこの「インターネット普及率」は推し量ることができるが、今回は総務省が2022年5月27日に発表した「通信利用動向調査」の公開値を中心に、その実情を確認していく(【発表ページ:通信利用動向調査】)。続きを読む "個人ベースでは82.9%…インターネット普及率の推移"
全年齢階層で携帯電話>パソコンの時代…インターネット機器としての個人の携帯電話やパソコン利用率
パソコンや携帯電話(従来型携帯電話とスマートフォン双方)は現状ではほぼイコール「インターネット利用機器」として存在している。家庭用ゲーム機ですら、パソコンなどと比べると融通は利かないものの、インターネットへのアクセスが当たり前となっている。それでは実状として、それらの機器のインターネット端末としての利用率はいかなる状況なのだろうか。総務省が2022年5月27日に詳細値を発表した「通信利用動向調査」を基に、その実情を確認していくことにする(【発表ページ:通信利用動向調査】)。続きを読む "全年齢階層で携帯電話>パソコンの時代…インターネット機器としての個人の携帯電話やパソコン利用率"
2022/06/21
若年層では女性の方がスマホ利用率は高い…従来型携帯電話とスマートフォンのインターネット利用状態(年齢階層&男女別編)
先行記事【従来型携帯電話とスマートフォンのインターネット利用状態】において、総務省が2022年5月27日に発表した「通信利用動向調査」の詳細値を基に、携帯電話(従来型携帯電話(PHSを含む)・スマートフォン双方)を用いたインターネットの利用状態を確認したが、スマートフォンの浸透が大いに進んでいる実情を知ることができた。一方、スマートフォンの利用においては親和性の高いソーシャルメディアとの相性がよい女性の方が、男性よりも積極的であるとの調査結果も複数見つけることができる。それでは今件「従来型携帯電話・スマートフォンによるインターネットの利用状態」では男女差は生じているのか、出ているとすればどれほどのものなのか。その実態を確認していく(【発表ページ:通信利用動向調査】)。続きを読む "若年層では女性の方がスマホ利用率は高い…従来型携帯電話とスマートフォンのインターネット利用状態(年齢階層&男女別編)"
全体では63.1%、20代では82.6%がスマホのみ…従来型携帯電話とスマートフォンのインターネット利用状態
従来型携帯電話の高性能ぶりが仇となり欧米から数年遅れる形となったが、日本でも従来型携帯電話からスマートフォンへと携帯電話内のシフトが進み、そろそろ一定率の割合で落ち着きそうな感はある。スマートフォンに利用機種が移行されるもっとも大きな理由は、インターネットへのアクセス機能のケタ違いの向上ぶりにあるわけだが、それでは現時点において、携帯電話(従来型携帯電話とスマートフォンの双方)を用いたインターネット利用状況はどのようなパワーバランスにあるのだろうか。総務省が2022年5月27日に詳細を発表した「通信利用動向調査」を基に、その実情を確認していくことにする(【発表ページ:通信利用動向調査】)。続きを読む "全体では63.1%、20代では82.6%がスマホのみ…従来型携帯電話とスマートフォンのインターネット利用状態"
2022/06/19
2021年5月25日に博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所が発表した、メディアのすう勢を推し量る指針となる定点観測データが豊富に盛り込まれた「メディア定点調査」の最新版「メディア定点調査2022」では、デジタル系、あるいはインターネットアクセス機器として昨今急速な浸透を示しているスマートフォンなどの所有(利用)状況に関するデータも多数確認できる。今回はそれらの動きを介し、スマートフォンの所有状況推移などを確認していくことにする(【「メディア定点調査」とは】)。光回線は58.2%、携帯電話回線は56.2%…自宅パソコンのインターネット接続回線の種類
総務省は2022年5月27日、令和3年(2021年)調査の結果による「通信利用動向調査」を発表した(【発表ページ:通信利用動向調査】)。この調査結果は独自調査を中心にした、日本のインターネットや携帯電話など、情報通信関連の各種調査結果をまとめた調査結果であり、【情報通信白書】の情報の基盤としても用いられる、同省の情報通信統計として非常に有益なものである。今回はそれらの公開データを用い、「自宅のパソコンなどを介したインターネット接続回線の種類(世帯単位)」について、その実情を確認し、過去のデータと合わせて検証することにより、状況の変化を推し量ることにする。ブロードバンド化の進行、インターネットの窓口としての端末の移り変わりなども見て取れよう。続きを読む "光回線は58.2%、携帯電話回線は56.2%…自宅パソコンのインターネット接続回線の種類"
2022/06/18
すき家トップの1940店、次いで松屋1197店…牛丼御三家の店舗数推移(最新)
当サイトでは牛丼チェーン店の大手三社である吉野家・松屋・すき家を「牛丼御三家」と命名し、各店舗の月次営業実績を基に売上や客数、客単価の動向を毎月精査している。各社の営業成績報告書にはそれらの値の他に、店舗数の推移も記載されている。店舗数の変遷は短期的にはあまり変化は無いものの、中長期的に見ると各社の店舗展開戦略が透けて見える、興味深い値ではある。今回はその店舗数の推移などを確認し、状況を把握していく。続きを読む "すき家トップの1940店、次いで松屋1197店…牛丼御三家の店舗数推移(最新)"
総務省統計局が2022年5月27日に発表した、5年に一度実施する国勢調査の最新版となる2020年国勢調査における就業状態等基本集計の確定報では、日本の現状を推し量れるデータが多数公開されている。今回はその最新値を基に過去の国勢調査の公開値も合わせ、学歴別に見た就業の現状を確認していくことにする(【令和2年国勢調査】)。続きを読む "就業してるか失業中か…学歴別の就業状態(最新)"
2022/06/17
真夏日続出…株式市場雑感(22/06/13-22/06/17週)(週終値:2万5963円00銭)
■22/06/13:日経平均終値2万6987円44銭/100.8本日の東京株式市場は大幅安の展開。前営業日の米国市場が大きく下げたことに加え、景気後退懸念が高まり、FRBの利上げペース加速警戒感もあり、寄り付きから大きく売り込まれた。その後、アジア市場の軟調さで売り圧力は強まり、終日下げたままの展開となった。出来高は東証プライム市場のみで12億1859万株。前営業日比で日経平均株価は-3.01%、TOPIXは-2.16%、マザーズ指数は-4.83%。
自己保有銘柄関連。銘柄種類数的には安値銘柄多し。前営業日比は-1.08%となる。
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正規か派遣かパートかそれとも失業か就業を望んでいないのか…学歴別の労働力状態(最新)
先行記事【正規か派遣かパートかそれとも役員か…学歴別の就業状態(最新)】において、国勢調査で10年おきに実施される大規模調査の公開値を基に、就業者における学歴別での就業ポジションの違いを統計的な観点で確認した。今回はそれに加え、完全失業者の人や非労働力人口としてカウントされている人のような就業していない人も合わせた上で、労働力状態の違いを見ていくことにする(【令和2年国勢調査】)。続きを読む "正規か派遣かパートかそれとも失業か就業を望んでいないのか…学歴別の労働力状態(最新)"
正規か派遣かパートかそれとも役員か…学歴別の就業状態(最新)
総務省統計局が2022年5月27日に発表した、5年に一度実施する国勢調査の最新版となる2020年国勢調査における就業状態等基本集計の確定報では、日本の現状を就業の観点から推し量れるデータが多方面の切り口で公開されている。今回はその最新値を基に過去の国勢調査の公開値も合わせ、学歴別に見た就業様式の現状を確認していくことにする(【令和2年国勢調査】)。続きを読む "正規か派遣かパートかそれとも役員か…学歴別の就業状態(最新)"
2022/06/16
高卒44.2%・短大16.2%・大学や大学院卒25.6%…年齢階層別の最終学歴実情(最新)
総務省統計局が2022年5月27日に発表した、5年に一度実施する国勢調査の最新版となる2020年国勢調査における就業状態等基本集計の確定報では、多様な日本の現状を推し量れるデータが公開されている。今回はその最新値を基に過去の国勢調査の公開値も合わせ、年齢階層別に見た最終学歴の実情を確認していくことにする(【令和2年国勢調査】)。続きを読む "高卒44.2%・短大16.2%・大学や大学院卒25.6%…年齢階層別の最終学歴実情(最新)"
総務省統計局が2022年5月27日に発表した、5年に一度実施する国勢調査の最新版となる2020年国勢調査における就業状態等基本集計の確定報では、多様な日本の現状を推し量れるデータが盛り込まれている。今回はその最新値を合わせ過去の国勢調査の公開値を頼りに、最終学歴毎の人口分布の確認をしていくことにする(【令和2年国勢調査】)。続きを読む "大学・大学院卒は25.6%…最終学歴分布の実情(最新)"
最近ではスマートフォンに押されつつある雰囲気も見受けられるが、ゲームを楽しむのにはいまだ欠かせない存在に違いない家庭用ゲーム機。どれほどの子供達がその家庭用ゲーム機を用いてインターネットを利用しているのだろうか。今回は9歳以下の子供達における家庭用ゲーム機利用の実情を、内閣府が2022年3月31日に発表した、低年齢層のインターネットに関する利用実情を調査した結果報告書から確認していくことにする(【令和3年度版青少年のインターネット利用環境実態調査】)。続きを読む "子供達の家庭用ゲーム機を使ったインターネットの利用実情"
2022/06/15
男性就業者の65.0%は正規職員・従業員…年齢階層別就業地位区分(2022年)(最新)
総務省統計局が2022年5月27日に発表した、5年に一度実施する国勢調査の最新版となる2020年国勢調査における就業状態等基本集計の確定報では、多様な日本の現状を推し量れるデータが盛り込まれている。今回はその中から昨今の産業構造や雇用市場、そして景況感の変化でこれまで以上に注目を集めるようになった、就業者の就業地位と就業者数比率の現状を確認していくことにする。要は実際に就業している人において、どれぐらいの人がどのような立場で働いているかをチェックする次第である(【令和2年国勢調査】)。続きを読む "男性就業者の65.0%は正規職員・従業員…年齢階層別就業地位区分(2022年)(最新)"
「インターネットにのめり込んで保護者が注意しても止めない」が29.0%…子供のインターネット利用で保護者が困っていることあれこれ
大人ですら夢中になるのだから、自制心がはぐくまれていない、好奇心旺盛な子供が、インターネットに取りつかれたように熱中してしまうのも無理はない。しかしながらそれを放置していては、学力にも健康にも悪影響が生じ、さらにトラブルに巻き込まれる可能性すらある。保護者達は子供のインターネット利用において、どのような「困った体験」をしているのだろうか。9歳以下の子供達の実情を、内閣府が2022年3月31日に発表した、低年齢層のインターネットに関する利用実情の調査結果報告書から確認していくことにする(【令和3年度版青少年のインターネット利用環境実態調査】)。続きを読む "「インターネットにのめり込んで保護者が注意しても止めない」が29.0%…子供のインターネット利用で保護者が困っていることあれこれ"
子供のインターネット利用に保護者はどのような取り組みをしているのだろうか
インターネットは多様な使い道ができる便利なツールだが、同時に多分な危険性もはらんでいる。正しい使い方をしないと痛い目に会うのはどのような道具でも同じことだが、インターネットでは利用することに免許の類は必要なく、利用ハードルも低いため、リスクに触れる可能性も高いものとなる。保護者は自分の子供に対し、リスク回避のためにどのような取り組みをしているのだろうか。9歳以下の子供達の実情を、内閣府が2022年3月31日に発表した、低年齢層のインターネットに関する利用実情を調査した結果報告書から確認していくことにする(【令和3年度版青少年のインターネット利用環境実態調査】)。続きを読む "子供のインターネット利用に保護者はどのような取り組みをしているのだろうか"
2022/06/14
インターネットは多様な使い方ができるインフラであり、その窓口となるパソコンやスマートフォン、タブレット型端末などの情報端末は魔法のツールに他ならない。大人以上に好奇心に満ちあふれ、自制心がはぐくまれていない子供達は、やもすると寝食を忘れ没頭してしまうことだろう。実際に子供達はどれほどインターネットを利用しているのだろうか。9歳以下の子供達の実情につき、内閣府が2022年3月31日に発表した、低年齢層のインターネットに関する利用実情を調査した結果報告書から確認していくことにする(【令和3年度版青少年のインターネット利用環境実態調査】)。続きを読む "子供達の平日におけるインターネットの利用時間の実情"
好奇心旺盛な子供達にとって、スマートフォンが魔法のアイテム的存在であることは言うまでもない。その子供達はスマートフォンでどのようなサービスを利用しているのだろうか。内閣府が2022年3月31日に発表した、低年齢層のインターネットに関する利用実情を調査した結果報告書から、その中身を確認していくことにする(【令和3年度版青少年のインターネット利用環境実態調査】)。続きを読む "圧倒的動画視聴…9歳以下の子供達のスマートフォン利用の内情"