2022/05/31

利用者28.7%、利用本数53.6本、金額は1万5000円近く…有料動画配信の実情

映像や音楽の市場を大きく変質させ、エンタメ部門に新たな旋風を巻き起こす技術・サービスとして、急速に浸透しつつあるのが有料動画配信。個別の作品をデータ単位で買い取る、あるいはレンタルソフトのように短期間視聴できるスタイルだけでなく、クラウドサービスのように特定作品を視聴する権利を得られる「半永久視聴権」の販売や、一定期間は特定の枠組み内で好きな映像が観放題の定額サービスも展開され、急速にその利用者を積み増ししている。今回は日本映像ソフト協会が2022年5月9日付で発表した、日本の映像ソフト協会そのものやソフト関連の実地調査結果を絡めた白書【映像ソフト市場規模及びユーザー動向調査】の最新版「概要」をもとに、有料動画配信サービスの周辺状況を確認していくことにする。

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2時0分日本映像ソフト協会, noindex

圧倒的アマゾンプライムビデオ…定額見放題サービス利用者の選択対象の実情

AmazonプライムビデオやNetflix、Huluなど、期間単位で一定料金を支払えば所定の動画集の中から好きなだけ閲覧ができる、動画の定額見放題サービス。有料図書館の利用サービスのようなものだが、その魅力は用意されている動画ならば何度でも繰り返し閲覧でき、定額支払い分以上の料金負担を気にしない点にある。他方、他社サービスに顧客を奪われないよう、各社とも提供動画の充実や操作系の改善などを常に推し進めている。今回は日本映像ソフト協会が2022年5月9日付で発表した、日本の映像ソフト協会そのものやソフト関連の実地調査結果を絡めた白書【映像ソフト市場規模及びユーザー動向調査】の最新版「概要」を基に、定額見放題サービスを利用している人の、利用サービスの選択実情を確認する。利用者は具体的にどのサービスを利用しているのだろうか。また、単独のみのサービスを利用しているのか、あるいは複数サービスを併用しているのだろうか。

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2時0分日本映像ソフト協会, noindex

利用率16.0%、利用枚数13.8枚…レンタルビデオソフトの利用状況

BDやDVDのような物理メディアで映像ソフトを楽しむ場合、そのソフトを購入する以外に専門店で一定期間借り入れ、映像を観賞するという選択肢がある。手元にソフトは残らないが、映画館での映画観賞の感覚で観ようとするものである。昨今では同様の考えに基づいたインターネット経由による配信サービスが普及しつつあり、物理メディアを借り入れるビデオソフトのレンタル業は厳しさを増しているとの話もある。利用者観点での実情を、日本映像ソフト協会が2022年5月9日付で発表した、日本の映像ソフト協会そのものやソフト関連の実地調査結果を絡めた白書【映像ソフト市場規模及びユーザー動向調査】の最新版「概要」から確認していくことにする。

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2時0分日本映像ソフト協会, noindex

2022/05/30

新型コロナウイルス流行で音楽視聴時間は増えたのか減ったのか(最新)

2022-0513新型コロナウイルスの流行は音楽の世界にも大きな影響を与えている。ライフスタイルが変化したため、音楽に接する機会が様変わりした人は少なくあるまい。今回は日本レコード協会が2022年4月に発表した最新の調査結果資料「音楽メディアユーザー実態調査 2021年版(公表版)」の結果を基に、新型コロナウイルスの流行で音楽視聴時間に変化が生じたか否かなどについて、その実情を確認する(【発表リリース:2021年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表】)。

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2時41分日本レコード協会, 逐次新値反映記事

有料動画配信市場は4863億円…映像ソフト市場の推移

インターネットメディアの普及と回線の高速化、映像技術の進歩に配信サービスの加速的充実などから、昨今では物理メディアにおけるエンタメ部門のセールスが思わしくないとの話を多方面で見聞きする。音楽業界、CD・DVD部門がその最たるものだが、映像ソフト(ビデオソフト、DVDやBD(ブルーレイディスク)、さらには有料動画)でも状況に大きな変わりはない。今回は日本映像ソフト協会が2022年5月9日付で発表した、日本の映像ソフト協会そのものやソフト関連の実地調査結果を絡めた報告書【映像ソフト市場規模及びユーザー動向調査】の最新版「広報資料」(データの完全網羅版ではない)をもとに、日本の「映像ソフト市場」の推移を確認していくことにする。

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2時0分日本映像ソフト協会, noindex

2022/05/29

「今所有している曲で満足」「懐がさみしい」「無料ので満足」…音楽購入が減った人の事情

音楽を楽しむスタイルは多様だが、大きな区分の一つに「金銭的な対価を支払うか否か」がある。CDや楽曲ファイルの購入は当然対価が不可欠だが、無料データのダウンロードや無料動画配信サイトの動画視聴ならば金銭的対価は(原則)発生しない。音楽業界としては対価が無ければビジネスとして継続することはかなうはずもなく、音楽聴取者の消費性向は非常に気になるもの。今回は日本レコード協会が2022年4月に発表した最新の調査結果資料「音楽メディアユーザー実態調査 2021年版(公表版)」の結果を基に、音楽の対価を支払ったもののその購入度合が減った人に向けて行った質問「なぜ減ったのか」の結果を見ていくことにする。その動きから音楽業界の問題の一端を知ることができるかもしれない(【発表リリース:2021年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表】)。

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2時0分日本レコード協会, noindex

2022/05/28

主な音楽を聴く機会、YouTubeがトップでテレビが続く

さまざまな音が紡がれて完成する「音楽」を耳にする機会はどこででも、いつでも存在する。街中を歩いている際に商店街のテーマソングが聴こえてくることもあれば、自動車の運転中にカーラジオ経由で曲が耳に入ることもある。スマートフォンでゲームアプリを楽しんでいる場面で、戦闘シーンのBGMを心地よく覚える人もいる。それでは音楽を能動的に聴く手段はどのような認識をされているのだろうか。日本レコード協会が2022年4月に発表した最新調査の結果「音楽メディアユーザー実態調査」(2021年度版)を基に、その実状を確認していく(【発表リリース:2021年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表】)。

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2時0分日本レコード協会, noindex

2022/05/27

梅雨はどこに…株式市場雑感(22/05/23-22/05/27週)(週終値:2万6781円68銭)

■22/05/23:日経平均終値2万7001円52銭/104.3
本日の東京株式市場はやや高値圏での値動き。値安感から幅広い銘柄が買われたものの、頭打ちの感は強く、いくぶんの高値圏での値動きとなった。出来高は東証プライム市場のみで10億9799万株。前営業日比で日経平均株価は+0.98%、TOPIXは+0.92%、マザーズ指数は+2.67%。

自己保有銘柄関連。銘柄種類数的には高値銘柄多し。前営業日比は+1.23%となる。

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19時0分株式市場雑感

続・自動車は手が届きにくい存在になっているのか…可処分所得と自動車価格の関係

若年層を中心に自動車購入を避ける傾向、俗に「若者の自動車離れ」との表現をよく見聞きする。実態としては「都心部に顕著だがそれ以外ではあまり起きていない」「低コストの軽自動車への利用のシフト」「実用、趣味趣向面での自動車の必要性の減少」などが挙げられ、事実に合った言い回しではない、一側面に過ぎないとの指摘もある。それでは「若者の自動車離れ」の原因の一つに挙げられる、「自動車取得時の初期費用負担」の重さはどのように変化をしているのか、総務省統計局における公開値【小売物価統計調査(動向編)調査結果】などから各種計算を施し、可処分所得と自動車の販売価格との関係から確認をしていくことにする。

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2時0分長期価格・数値推移, noindex

無関心層が増える…年齢階層別の「音楽との付き合い方」

昨今の音楽業界、特にCD市場の不調要因として、インターネットや携帯電話、とりわけスマートフォンの普及に代表されるメディア環境の変化・競合の登場以外に、視聴者の音楽離れが進んでいるのではないかとする意見がある。そこで今回は日本レコード協会が2022年4月に発表した「音楽メディアユーザー実態調査」の最新版となる2021年度版から、「主に音楽と対価との関係から見た、年齢階層・経年における音楽に対する姿勢、考え方の相違」について見ていくことにする。音楽の入手ルートも多様化し、無料で楽しめる手段も増える中、年齢階層による考え方の違いにはどのような動きがあるのだろうか(【発表リリース:2021年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表】)。

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2時0分日本レコード協会, noindex

2022/05/26

自動車は手が届きにくい存在になっているのか・初任給と自動車価格の関係

いわゆる「若者の自動車離れ」と呼ばれる言葉・現象の原因の一つとして、自動車価格が上昇する一方で若年層の所得がその上昇に追いついていないから、つまり相対的に価格面で手が届きにくい存在になりつつあるからとする説が挙げられている。今回は【50年前の商品の価格を今の価格と比較してみる】で用いた手法を流用する形で、総務省統計局における公開値【小売物価統計調査(動向編)調査結果】などから各種計算を施し、初任給と自動車の価格の関係について見ていくことにする。

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2時0分長期価格・数値推移, noindex

全国では80.1%…下水道の普及率現状

先行記事【上水道の普及率推移】にもある通り、上水道は多くの人にとって日常生活を維持するのに欠かせないインフラの一つに違いない。それと同時に対として語られる場合が多く、家計に携わる立場にある人には定期的な出費に挙げられる項目の一つが下水道。今回は日本における下水道の普及率の現状を確認していくことにする。

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2時0分長期価格・数値推移, noindex

2022/05/25

9割超えは1980年代以降…上水道の普及率推移

多くの人にとって社会生活には欠かせないインフラの一つ、上水道。水道料金の支払いは必要となるが、蛇口をひねればいつ何時でも水道水を得ることができる。夏の水不足により給水制限が生じたり、先の震災をはじめとした災害によって上水道の利用に支障が生じた時には、改めてその必要性を再確認したはず。一方、上水道は日本全土に完全に整備されているわけではなく、現状でもその必要性を覚えない地域、待ち望んではいるが整備が遅れている地域もある。今回は公的資料を基に、日本の上水道の普及率の現状とその推移を確認していくことにする。

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2時0分長期価格・数値推移, noindex

2022/05/24

30年あまりにわたる大学教員の月給推移

先行記事【40年あまりにわたる学習塾の月謝推移】において、学校教育で授業を受ける側の授業料ではなく、教鞭を取る側の給与動向を推し量ろうとしたが、結局総務省統計局の【小売物価統計調査(動向編)調査結果】からは叶わなかった件について触れた。この事案に関して文部科学省の【学校教員統計調査】で、該当するデータが取得可能なことが判明した。そこで今回はそれを用いて大学の本務教員の給料(月給)の動向を確認していくことにする。

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2時0分長期価格・数値推移, noindex

2022/05/22

50年あまりにわたる乗用車価格の推移

もはや陳腐化した感すら否めない「若者の自動車離れ」という言葉。若年層が自動車を乗らなくなった、買い求めなくなった状態を意味するものだが、原因は多様におよび、また自動車離れが生じているのは都市部在住者のみであるとの指摘もある。そしてその「自動車離れ」の最大の原因とされるのが「自動車の価格・維持費が高いため、若年層の購買力では維持できない」とするもの。そこで今回は【50年前の商品の価格を今の価格と比較してみる】で用いた手法を流用する形で、総務省統計局における公開値【小売物価統計調査(動向編)調査結果】から各種計算を施し、自動車のお金関連の要素「本体価格」「維持費」のうち前者である本体価格の推移を確認していくことにする。

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3時0分長期価格・数値推移, noindex

50年近くにわたる学習塾の月謝推移

先の記事【70年あまりにわたる大学授業料の推移(最新)】で総務省統計局における公開値【小売物価統計調査(動向編)調査結果】を基に、大学生の授業料負担に関する検証を行った。その際に「授業を行う側、教鞭を取る側の給与はいかなる推移を示しているのだろうか」と、視点を変えた疑問が生じることとなった。そこで今回は同じく「小売物価統計調査」を基に、教鞭を取る側の給与を推測できる値の一つ、学習塾の月謝についてその推移を確認していくことにする。

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3時0分長期価格・数値推移, noindex

2022/05/21

60年あまりにわたるガス料金の推移

日常生活を営む上で電気同様に欠かせないインフラの一つが「ガス」。最近ではIHなどを用いてガスを一切使わない(オール電化)世帯もあるが、今なおガスは生活の中で、特に料理や湯沸し用として欠かせない存在に違いない。そこで今回は【50年前の商品の価格を今の価格と比較してみる】で抽出・算出した、総務省統計局における公開値【小売物価統計調査(動向編)調査結果】を用いて各種計算を施し、ガス料金の推移を確認していくことにする。

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2時0分長期価格・数値推移, noindex

国立法文経系授業料は72年で155倍に…70年あまりにわたる大学授業料の推移

昨今では多くの人が通い卒業することになる大学。その修学費用に関して金額の負担の大きさが問題視される一方、かつて大学へ修学していた人たちによる「大学授業料位は自分の手で稼いだものだ」とする意見を少なからず見聞きする。そこで今回は【50年前の商品の価格を今の価格と比較してみる】で用いた手法を流用する形で、総務省統計局における公開値【小売物価統計調査(動向編)調査結果】から各種計算を施し、大学授業料の推移を確認していくことにする。

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2時0分長期価格・数値推移, noindex

2022/05/20

夏がやってきたような…株式市場雑感(22/05/16-22/05/20週)(週終値:2万6739円03銭)

■22/05/16:日経平均終値2万6547円05銭/79.3
本日の東京株式市場はやや高値圏での値動き。前週末の米国市場の堅調さを反映する形で、寄り付きから買い進まれた。しかし米国の指数先物が下げたことや、中国の経済指標の悪化を受け、買われ方は限定的なものとなった。出来高は東証プライム市場のみで15億49万株。前営業日比で日経平均株価は+0.45%、TOPIXは-0.05%、マザーズ指数は+1.42%。

自己保有銘柄関連。銘柄種類数的には安値銘柄多し。前営業日比は-0.23%となる。

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19時0分株式市場雑感

2022/05/15

正規・非正規就業者数の詳細

日本の就業者(職員、従業員)の労働問題に関しては、正規・非正規の雇用形態による違いが大きくクローズアップされている。特に昨今では非正規就業者の増減にスポットライトが当てられ、物議がかもされている。そこで今回は、総務省統計局の労働力調査による公開値を基に、中期的な正規・非正規の状況変化について、具体的な数字を確認をしていくことにする(【労働力調査】)。

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7時0分労働力調査, noindex



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