2019/05/31
「公共の場で自分の考えを表現する権利は守られている」主要国では62%が肯定
民主主義という国家体制、政治的な仕組みは多くの国で実行されているが、その実益を該当国の国民が完璧な形で受けているとは限らない。実際には恩恵を受けていてもそれに気が付かない、実感していないことも多々ある。民主主義国家の国民は、自国の民主主義体制の実益に関して、どのような認識をしているのか。アメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerが2019年4月29日に発表した、民主主義諸国における民主主義の浸透度合い、国民の認識に関する調査結果【Many Across the Globe Are Dissatisfied With How Democracy Is Working】の内容を基に、その実情を確認する。続きを読む "「公共の場で自分の考えを表現する権利は守られている」主要国では62%が肯定"
支持政党が政権を担っていないと自国の民主主義への満足度は低くなる
民主主義は多くの国にとって、政治的な運営主体が国を担う上で欠かせない政治的な仕組みだが、その履行度合いや実情への満足感は国により、さらには国民一人一人の立場によってさまざま。今回はアメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerが2019年4月29日に発表した、民主主義諸国における民主主義の浸透度合い、国民の認識に関する調査結果【Many Across the Globe Are Dissatisfied With How Democracy Is Working】の内容を基に、諸国における民主主義への満足度と支持政党が政権を担っているか否かとの関連について確認していくことにする。続きを読む "支持政党が政権を担っていないと自国の民主主義への満足度は低くなる"
2019/05/30
アメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerは2019年4月29日、民主主義諸国における民主主義の浸透度合い、国民の認識に関する調査結果【Many Across the Globe Are Dissatisfied With How Democracy Is Working】を発表した。今回はその結果を基に、2017年春から2018年春にかけて、自国の民主主義の実情に満足していない人がどれほど増えているのかを確認することにする。続きを読む "自国の民主主義の実情に満足していない人が増えている国は多い"
民主主義体制の下で国家運営が行われている国において、当事国の国民はどれほどまでに民主主義の実情に満足しているのだろうか。その実情について学歴別で見ると、少なからぬ国において有意な差が生じていることが明らかになった(【Many Across the Globe Are Dissatisfied With How Democracy Is Working】)。続きを読む "自国の民主主義への満足度は学歴による違いが生じる"
アメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerは2019年4月29日、民主主義諸国における民主主義の浸透度合い、国民の認識に関する調査結果【Many Across the Globe Are Dissatisfied With How Democracy Is Working】を発表した。それによると対象国27か国全体では45%の人が、自国の民主主義の実情に満足していると回答した。不満だとの回答は51%に達している。続きを読む "「自国の民主主義の実情に満足している」全体では45%"
2019/05/27
「アメリカ合衆国が関与をしなければ世界情勢はさらに悪化する」同国内の同意者は64%
アメリカ合衆国は巨大な経済力と軍事力を持ち、その影響力で世界の警察的な役割を果たしていると表現しても過言ではない。その方向性、選択は必ずしも万人にとって正しいものとは言い難いが、世界情勢に対して確実に影響を与え、軌道修正をさせたことは間違いない。今回は同国の民間調査会社Pew Research Centerが2019年4月2日に発表した、アメリカ合衆国における他国情勢への関与の是非やNATO(北大西洋条約機構、North Atlantic Treaty Organization)へ加盟していることの意義に関する調査報告書【Large Majorities in Both Parties Say NATO Is Good for the U.S.】を基に、アメリカ合衆国国民自身がこのような姿勢をどのように受け止めているのか、その実情を確認していくことにする。続きを読む "「アメリカ合衆国が関与をしなければ世界情勢はさらに悪化する」同国内の同意者は64%"
2019/05/26
妥協すべきか自国の益を貫くべきか、アメリカ合衆国の同盟国との関係
アメリカ合衆国は巨大な経済力と軍事力を持ち、多くの国と同盟関係を結んでいる。その同盟関係の中では一方的に同国の利益を主張し同盟国に押し付けるのではなく、時として自国に益をもたらさない内容でも妥協する必要が生じる場合がある。個々の案件の益を優先するのか、良好な同盟関係の維持による総合的な益を見極めるのか。アメリカ合衆国の国民自身はどのような考えをいだいているのだろうか。今回は同国の民間調査会社Pew Research Centerが2019年4月2日に発表した、アメリカ合衆国における他国情勢への関与の是非やNATO(北大西洋条約機構、North Atlantic Treaty Organization)へ加盟していることの意義に関する調査報告書【Large Majorities in Both Parties Say NATO Is Good for the U.S.】を基に、その実情を確認していくことにする。続きを読む "妥協すべきか自国の益を貫くべきか、アメリカ合衆国の同盟国との関係"
2019/05/25
アメリカ合衆国は他国の情勢への関与を減らすべきか積極的に関与すべきか
アメリカ合衆国は巨大な軍事力を持つ存在であり、世界中と取引をしていることから、世界の警察的なポジションを持ち、また国家戦略としてもそれに違わぬ外交や軍事行動を実施している。世界情勢の安定化を図ることで、自国の利益にもかなうとの考え方によるものだ。一方で同国内にはこのような他国の情勢への関与をひかえ、自国へのリソース投入を増やすべきとの意見も見受けられる。今回は同国の民間調査会社Pew Research Centerが2019年4月2日に発表した、アメリカ合衆国における他国情勢への関与の是非やNATO(北大西洋条約機構、North Atlantic Treaty Organization)へ加盟していることの意義に関する調査報告書【Large Majorities in Both Parties Say NATO Is Good for the U.S.】を基に、その実情を確認していくことにする。続きを読む "アメリカ合衆国は他国の情勢への関与を減らすべきか積極的に関与すべきか"
アメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerは2019年4月2日、アメリカ合衆国における他国情勢への関与の是非やNATO(北大西洋条約機構、North Atlantic Treaty Organization)へ加盟していることの意義に関する調査報告書【Large Majorities in Both Parties Say NATO Is Good for the U.S.】を発表した。それによると調査対象母集団においては、アメリカ合衆国がNATOの一員であることは同国にはよい影響があると認識している人は77%に達していることが分かった。悪い影響があるとの回答は15%に留まっている。続きを読む "アメリカ合衆国の人達が考えるNATOの加盟意義"
2019/05/24
アメリカ合衆国のツイッター利用者の6割は民主党支持者(最新)
アメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerは2019年4月24日、同国におけるツイッターの利用実情に関する報告書【Sizing Up Twitter Users】を発表した。今回はその内容を基に、同国のツイッター利用者における政治的な認識、党派的属性の実情を確認していくことにする。ツイッターの利用者はどのような政治上の思惑を持っているのだろうか。続きを読む "アメリカ合衆国のツイッター利用者の6割は民主党支持者(最新)"
アメリカ合衆国のツイッター利用者は同国全体と比べると若者の割合が多く、教育水準が高く、世帯年収が高い(最新)
アメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerは2019年4月24日、同国におけるツイッターの利用実情に関する報告書【Sizing Up Twitter Users】を発表した。今回はその内容を基に、同国のツイッター利用者における属性別の傾向を確認していくことにする。ツイッターの利用者はどのような人が多いのだろうか。続きを読む "アメリカ合衆国のツイッター利用者は同国全体と比べると若者の割合が多く、教育水準が高く、世帯年収が高い(最新)"
アメリカ合衆国のツイッターのツイートのうち8割はツイート頻度上位10%の人達から発せられている(最新)
アメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerは2019年4月24日、同国におけるツイッターの利用実情に関する報告書【Sizing Up Twitter Users】を発表した。それによると同国でツイッターを利用している人によって発せられたツイートの80%が、ツイート頻度の上位10%の人達によるものであることが明らかになった。高頻度の利用者が多くのツイートを発していることが改めて明らかにされた形となっている。続きを読む "アメリカ合衆国のツイッターのツイートのうち8割はツイート頻度上位10%の人達から発せられている(最新)"
2019/05/23
アメリカ合衆国の主要ソーシャルメディア利用実情の詳細(最新)
先行記事【アメリカ合衆国のソーシャルメディア利用実情】でアメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerが2019年4月10日に発表したソーシャルメディアの利用実情の最新報告書【Share of U.S. adults using social media, including Facebook, is mostly unchanged since 2018】を基に、同国での主要ソーシャルメディアの利用実情を確認した。今回は取り上げられているソーシャルメディアの中からいくつかを選び、その利用実情を属性別に詳しく確認していくことにする。続きを読む "アメリカ合衆国の主要ソーシャルメディア利用実情の詳細(最新)"
2019/05/22
エンタメ系市場は特に特定対象へのロイヤリティ(忠誠心)が高い一部のコアな顧客によって勢いづけられ、支えられている事例が多い。コア層が作品を盛り上げ、口コミをすることで中年層やライトユーザーにまで火がつき、大いに市場が拡大する事例も少なくない。今回はそのような市場を支える購入性向の高いコア層とビデオソフトの販売実態について、日本映像ソフト協会が2019年5月16日付で公開した白書【映像ソフト市場規模及びユーザー動向調査】の最新版などから、確認していくことにする。続きを読む "販売ビデオを支えるコア層・ビデオソフトの販売実態(最新)"
アメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerは2019年4月10日、定点観測的に調査を行っている同国におけるソーシャルメディアの利用実情の最新報告書【Share of U.S. adults using social media, including Facebook, is mostly unchanged since 2018】を発表した。それによると2019年1月時点で同国におけるソーシャルメディアの利用率はYouTubeが73%でトップ、次いでFacebookの69%、Instagramの37%が続いていることが分かった。続きを読む "アメリカ合衆国のソーシャルメディア利用実情(最新)"
2019/05/10
牛乳を選ぶ時の基準は「消費期限まで余裕」「1リットル入りパック」が5割超え(最新)
多くの人にとって日々の食生活には欠かせない存在の食材、牛乳。比較的安価に、容易に調達ができ、気軽に飲用したり料理に用いることができる。その身近な存在の牛乳は、どのような水準で選択され、手に取られているのだろうか。JC総研が2019年3月22日に発表した、畜産品などの消費性向に関する調査結果の概要から確認する(【発表リリース:農畜産物の消費行動に関する調査結果】)。続きを読む "牛乳を選ぶ時の基準は「消費期限まで余裕」「1リットル入りパック」が5割超え(最新)"
たまごを選ぶ時の基準は「10個入りパック」「賞味期限まで余裕」が5割超え(最新)
多くの人にとって日々の食生活には欠かせない存在の食材、たまご。比較的安価に、容易に調達ができ、さまざまな料理に活用することができる。その身近な存在のたまごは、どのような水準で選択され、手に取られているのだろうか。JC総研が2019年3月22日に発表した、畜産品などの消費性向に関する調査結果の概要から確認する(【発表リリース:農畜産物の消費行動に関する調査結果】)。続きを読む "たまごを選ぶ時の基準は「10個入りパック」「賞味期限まで余裕」が5割超え(最新)"
2019/05/03
お米をインターネット経由で買っている人、どこで買っているのだろうか(最新)
かつてはお米のような重量のある食品を購入する時には、そのお店の店員が自宅まで配送してくれるのがサービスとして重宝されていた。現在では大手食品スーパーなどで高齢者世帯向けのサービスとしてそのスタイルが注目され、相次ぎ導入されている。他方、インターネットに掲載されている商品を注文して購入するインターネットショッピングでは、購入した商品は宅配業者などによって自宅まで配送されるため、配送サービスと同じ利便性を得ることができることから、お米などの重量のある食品でも利用が進んでいる。今回は今回はJC総研が2019年3月22日に発表した、農畜産物の消費行動に関する調査結果をもとに、インターネット販売などでお米を購入する人たちにおける、具体的な購入サイトなどについて確認をしていくことにする(【発表リリース:農畜産物の消費行動に関する調査結果】)。続きを読む "お米をインターネット経由で買っている人、どこで買っているのだろうか(最新)"
2019/05/02
最近では電子レンジなどを用いて一食分のご飯が炊ける調理器具も登場し、重宝されている面もあるが、世帯単位で自炊(炊飯)をする場合、その多くは炊飯器を用いてお米を炊くことになる。その炊飯器の能力上限次第によるところが大きいが、世間一般では一度にどれ位の量のご飯が炊かれているのだろうか。今回はJC総研が2019年3月22日に発表した、農畜産物の消費行動に関する調査結果をもとに、「一般世帯で自炊される際の、一度に炊かれるご飯の量」を確認していくことにする(【発表リリース:農畜産物の消費行動に関する調査結果】)。続きを読む "自炊する、ご飯を炊く量約何合? 全体平均2.70合(最新)"
2019/05/01
5キロあたり2060円購入、ネット経由だとやや高め…購入している米の相場実情(最新)
食生活の多様化でパン食やめん食の普及が拡大し、米食が漸減している昨今だが、それでもお米が日本においては主食の筆頭に挙げられていることに違いはない。お米の専門店以外にスーパーやコンビニ、ディスカウントショップなどでも手軽に手に入るようになり、昨今ではインターネット経由での通販も盛んに行われている。それらのお米の価格も通常価格帯を維持する標準米から、その何倍もの値をつけるブランド米まで、実に多様。普段お米を購入する人たちは、いったいどの価格帯の商品を購入しているのか、多様な値付けをされたお米を見ると気になるものだ。今回はその実態を、JC総研が2019年3月23日に発表した、農畜産物の消費行動に関する調査結果から、確認していくことにする(【発表リリース:米の消費行動調査】)。続きを読む "5キロあたり2060円購入、ネット経由だとやや高め…購入している米の相場実情(最新)"