女性の三が日行動記録、もっとも多くの人がしたのは「テレビ鑑賞」
2013/01/26 18:00
【らでぃっしゅぼーや(3146)】は2013年1月15日、女性におけるお正月に関する意識調査結果を発表した。それによると調査対象母集団においては、今年の正月三が日にもっとも行われた行動は「自宅のテレビで正月番組を観る」だった。7割強の人が回答している。次いで「初詣に行く」「親戚と集まる」「実家に帰省する」が続いている。一方、三が日に仕事のために出勤した人は数%-20%代で、20代では23.0%に達していた(【発表リリースページ、「お正月に関する意識調査2013」】)。
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今調査は2013年1月4日から7日にかけて10-60代の女性に対し、インターネット経由で行われたもので、有効回答数は600人。世代構成比は10-60代まで10年区切りで均等割り当て。
正月三が日は官公庁はもちろん、一般店舗のほとんども閉業状態となる。交通機関も休日、あるいは特別ダイヤで運行され、のんびりとした雰囲気が世間を支配する。昨今ではこの時期、日常通りに開いている・動いているのはコンビニと大手デパート、一部ファストフード位なもの。このような状況下で、今年の三が日は何をして過ごしたかを聞いたところ、最多回答率を得た項目は「自宅のテレビで正月番組を観る」だった。70.7%の人が「テレビを観て過ごした」と答えている。
↑ お正月三が日をどのように過ごしたか(複数回答)
一人でいても、家族と共にいても、何となくテレビのスイッチを入れ、番組を観てしまうもの。映し出される番組の内容そのものは概して陳腐で、ありきたりのものだが、それが逆に「お正月らしさ」を演出することになる。よほど印象的な特番でもない限り、正月番組の詳しい内容を、今の時点で思い出せる人はあまりいないはずだ。いわば環境ビデオのような状態と考えても良い。
続いて多いのは「初詣に行く」。半ば慣習的なものであると共に縁起をかつぐ面もあり、さらに一年の初めに決意を新たにするための儀式ともいえる。
第3位以降は「親戚と集まる」「実家に帰省する」「帰省した子供と自宅で過ごす」「宴会をする」など、これもまた正月らしい項目が並ぶ。昨年同様今年一年もよろしくお願いしますとの挨拶と共に、「たまには」「この機会ぐらいは」との顔合わせ・交流、そして子供にとってはお年玉を得られる機会にもなる。
一方「仕事に出勤する」という項目も11.5%確認できる(今調査は女性による回答であることに注意)。正月三が日から、百歩譲って「自宅で業務」ではなく「出勤」して仕事とは、一部職種を除けばハードな話ではある。
↑ お正月三が日に仕事に出勤した(世代別)
ややばらつきがあるものの、概して若年層ほど「年の頭から仕事三昧」モードで動く人が多い(10代が少なめなのは就職前の回答者が多分にいるからだと思われる)。インフラ関係など一部では仕方ない人もいるだろうが、頭が下がるばかりである。
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