2013/07/31
レシピサイトの利点は「レシピが豊富」「無料」、過半数は「料理本や雑誌を買わなくなった」
クックパッドは2013年7月23日に、女性の料理に関した意識・実態調査の結果を公開した。その内容によれば調査対象母集団のうちレシピサイトを利用している人においては、その利用理由としてもっとも多くの人が挙げたのは「レシピが豊富だから」だった。85%の人が同意を示している。また「レシピが無料で手に入る」も82%と高い値となった。一方、レシピサイトを使うようになった変わったことの最上位には「レシピを見る機会が増えた」がついている。さらに「料理本や料理雑誌を買わなくなった」も過半数を超えており、レシピサイトは紙媒体の代替サービスとして活用されている状況が見て取れる(【発表リリース:クックパッド、料理に関する意識・実態調査を実施】)。続きを読む "レシピサイトの利点は「レシピが豊富」「無料」、過半数は「料理本や雑誌を買わなくなった」"
住友生命・三井生命グループのメディケア生命保険は2013年7月29日、育児休業3年化と待機児童問題に関する意識調査の結果を発表した。それによると未就学児(初等教育機関の就学する年齢に満たない子供)を持つ女性から成る調査対象母集団においては、その子供の年齢が幼いほど非就業・育児休業中の比率が高いことが分かった。また、現時点で希望する就業形態を聞いたところ、もっとも多い回答は「パート・アルバイト」で、5割近くに達していた。専業主婦を望む人は2割足らずで、8割以上は何らかの職に就くことを望んでいる(【メディケア生命保険:発表リリース一覧ページ】)。続きを読む "未就学児を持つ母親の8割は「働きたい」と考えている"
アジアはネットやブランド、欧米はリピートや友人の勧め…地域で異なる性質を持つ、輸入食品購入時の情報源
日本貿易振興機構(JETRO、ジェトロ)は2013年3月5日、日本食品に関する海外の消費者調査結果の概要を発表した。それによると調査対象国(7か国)全体においては、日本食品に限らず回答国から見た「輸入食品など」を購入する際に重視する情報源として、「友人・知人のすすめ」を挙げる人がもっとも多いことが分かった。次いで「過去に自分が食べたことがある(リピート)」「信頼できるブランド・メーカーの商品であること」が続いている。国別で見ると概してアジア地域ではインターネットの情報やブランドを重視する傾向があり、欧米ではリピート購入や友人・知人の勧めをより高く評価する姿勢が見て取れる(【発表リリース:「日本食品に対する海外消費者調査(中国、香港、台湾、韓国、米国、フランス、イタリア)」結果について】)。続きを読む "アジアはネットやブランド、欧米はリピートや友人の勧め…地域で異なる性質を持つ、輸入食品購入時の情報源"
2013/07/30
伸びるAppleとサムスン、目まぐるしく変わるOS…日本のスマートフォンシェア(2013年)
総務省は2013年7月16日付で、最新版の【情報通信白書】を同省公式サイト内で公開した(【発表リリース:平成25年「情報通信に関する現状報告」(平成25年版情報通信白書)の公表】)。今白書は当サイトでも春頃に複数記事でその内容を精査分析した「通信利用動向調査」の結果をベースにしているが、他にも多様な資料や調査結果を素材として利用し解説が行われており、日本を中心とした情報通信の現状を知るのに役立つ白書となっている。今回はその中から、日本国内のスマートフォンにおけるメーカー別・OS別のシェア動向を見ていくことにする。続きを読む "伸びるAppleとサムスン、目まぐるしく変わるOS…日本のスマートフォンシェア(2013年)"
行動履歴・位置情報・電話番号、一番公開したくないのは? …主要国での慎重な扱いが求められる個人データへの認識(2013年)
総務省は【発表リリース:平成25年「情報通信に関する現状報告」(平成25年版情報通信白書)の公表】にあるように、2013年7月16日付で【情報通信白書】の最新版にあたる2013年版を一般公開した。この白書では春先に当サイトで複数の項目について精査した「通信利用動向調査」の結果をはじめ、各種関連市場の現状や国内外の実態、調査結果を紹介し、解説を行っている。今回はその中から、インターネットの普及と共にますます重要視される個人(パーソナル)データの取扱いのうち、慎重な取り扱いが求められるもの、具体的には「メールアドレス」「電話番号」「位置情報」「行動履歴」「趣味」の5項目に関する秘匿認識について、国際比較の観点で見ていくことにする。続きを読む "行動履歴・位置情報・電話番号、一番公開したくないのは? …主要国での慎重な扱いが求められる個人データへの認識(2013年)"
2013/07/29
ライフメディアのリサーチバンクは2013年7月24日、コンビニエンスストアの利用に関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団においては、9割近くの人が月一以上でコンビニを利用していることが分かった。また、利用時間帯としては早朝と夕方がピークで、女性は昼過ぎの時間帯の利用も多いことが確認できる(【発表リリース:コンビニエンスストアの利用に関する調査】)。続きを読む "コンビニ利用者約9割、利用時間帯は早朝と夕方がピーク"
女性に聞いた「何も参考にせずに作れる料理は何品目?」半数近くは「10品以内」
クックパッドは2013年7月23日、女性の料理に関わる意識・実態調査の結果を発表した。それによると調査対象母集団では、レシピサイトなどを参照せずに、自前の知識と経験だけで作れる料理の品目数は「1-10品」との回答者がもっとも多く45%に達していた。次いで「11-20品」が25%で続いている。レシピサイトや料理本などを参考にすれば作れる料理を合わせた場合、最多回答項目は「11-20品」となり、26%との結果が出ている(【発表リリース:クックパッド、料理に関する意識・実態調査を実施】)。続きを読む "女性に聞いた「何も参考にせずに作れる料理は何品目?」半数近くは「10品以内」"
氏名・会社名・役職、どれを一番隠したい? …主要国での一般個人データの取扱いに対する認識(2013年)
総務省では【発表リリース:平成25年「情報通信に関する現状報告」(平成25年版情報通信白書)の公表】で公知している通り、2013年7月16日に【情報通信白書】の最新版となる2013年版を一般公開した。この白書では春先に当サイトで複数の項目を解説記事にした「通信利用動向調査」の結果をはじめ、各種関連市場や国内外の実態を紹介し、解説を行っている。今回はその中から、インターネットの普及と共に重要視されつつある個人(パーソナル)データの取扱いのうち、プライバシー性が比較的低い「一般パーソナルデータ」に対する秘匿認識について、国際比較の観点で見ていくことにする。続きを読む "氏名・会社名・役職、どれを一番隠したい? …主要国での一般個人データの取扱いに対する認識(2013年)"
日本貿易振興機構(JETRO、ジェトロ)は2013年3月5日に、日本食品に関する海外の消費者調査結果の概要を発表した。それによると調査対象国(7か国)全体においては、好きな日本料理のメニューの最上位には「寿司・巻き寿司」がついた。次いで「刺身」「焼き鳥」が続いている。国別では各国回答総数に対する比率順に見ると、欧米で特に「寿司・巻き寿司」の好感度が高く、フランスでは「焼き鳥」が大いに好まれている様子がうかがえる(【発表リリース:「日本食品に対する海外消費者調査(中国、香港、台湾、韓国、米国、フランス、イタリア)」結果について】)。続きを読む "海外から好かれる日本料理は「寿司・巻き寿司」、焼き鳥も健闘"
際立つガンホーの急成長…国内主要ゲーム関連企業の時価総額(2013年)
総務省は2013年7月16日付で、最新(2013年版)となる【情報通信白書】を公開した(【発表リリース:平成25年「情報通信に関する現状報告」(平成25年版情報通信白書)の公表】)。今白書は当サイトでも春先に何度かに分けて紹介・分析した「通信利用動向調査」の結果をベースにしているが、その一方で他にも多様な資料、調査結果を素材として用いており、日本を中心とした情報通信の現状を知るのに適した白書となっている。今回はその中から、日本国内の主なゲーム関連企業の、この一、二年における株式時価総額動向を見ていくことにする。続きを読む "際立つガンホーの急成長…国内主要ゲーム関連企業の時価総額(2013年)"
2013/07/28
トップは日本料理…諸外国に聞いた「好きで外食で食べる外国料理」は?
日本貿易振興機構(JETRO、ジェトロ)は2013年3月5日、日本食品に対する海外消費者調査結果を発表した。それによると調査対象国(7か国)全体においては、好みとし、かつ外食で食べる外国料理の最上位には「日本料理」がついた。ついでイタリア料理が続いている。主要国別ではアメリカ以外の国で日本料理の人気は高いが、アメリカではイタリア料理、中華料理に続くポジションに留まっている(【発表リリース:「日本食品に対する海外消費者調査(中国、香港、台湾、韓国、米国、フランス、イタリア)」結果について】)。続きを読む "トップは日本料理…諸外国に聞いた「好きで外食で食べる外国料理」は?"
2013/07/27
OSアップデート・ウイルス対策・アプリ安全性、知ってる?守ってる?…スマートフォンの安全対策の認知・実施度の国際比較(2013年)
総務省は2013年7月16日に【発表リリース:平成25年「情報通信に関する現状報告」(平成25年版情報通信白書)の公表】にもある通り、【情報通信白書】の最新版となる2013年版を一般公開した。この白書では春先に複数の解説記事にした「通信利用動向調査」の結果をはじめ、各種関連市場や国内外の実態を紹介し、解説を行っている。今回はその中から、スマートフォンに関するセキュリティ対策の認知度と実行度について、日本国内外の実情を比較している部分を見ていくことにする。続きを読む "OSアップデート・ウイルス対策・アプリ安全性、知ってる?守ってる?…スマートフォンの安全対策の認知・実施度の国際比較(2013年)"
2013/07/26
女性の2/3が料理に持つ悩みは「同じものばかり作ってしまう」
クックパッドは2013年7月23日、女性に対する料理に関する意識・実態調査の結果を発表した。それによると調査対象母集団においては、料理に関する悩みとしてもっとも多くの人が挙げたのは「つい同じものばかり作ってしまう」だった。約2/3の人が同意を示している。次いで「レパートリーが少ない」「得意と言える料理が無い」が続いている。世代別では概して若年層の方が悩みが多く、特に料理に関する知識・経験の差が反映される項目で、大きな差が出ている(【発表リリース:クックパッド、料理に関する意識・実態調査を実施】)。続きを読む "女性の2/3が料理に持つ悩みは「同じものばかり作ってしまう」"
10代は携帯通話よりも無料通話アプリ…コミュニケーション手段としてのデジタル機器の利用性向(2013年)
総務省では2013年7月16日、同省公式サイトの専用ページで【情報通信白書】の2013年版を一般公開した(【発表リリース:平成25年「情報通信に関する現状報告」(平成25年版情報通信白書)の公表】)。内容の一部は春先に複数の解説記事にした「通信利用動向調査」の結果を元にしているが、その他にも多数の調査結果をも内包、解説対象にしている。今回はその中から主要デジタル機器・サービス、具体的には携帯電話(一般携帯電話(フィーチャフォン)とスマートフォン双方)の通話・インターネットによる通話(LINEなどの無料通話アプリ)・ソーシャルメディア・メールやSMSの4手法による、コミュニケーションツールとしての利用性向を見ていくことにする。続きを読む "10代は携帯通話よりも無料通話アプリ…コミュニケーション手段としてのデジタル機器の利用性向(2013年)"
オンラインゲームで遊ぶ友人は平均で16人、半数は「ネット上だけの友人」
総務省の情報通信政策研究所は2013年7月5日、同所公式サイトにおいて「青少年のインターネット利用と依存傾向に関する調査」の報告書を公開した。これには若年層のインターネット利用状況、そしてインターネットへの依存に関する調査の結果がまとめられている。その内容によると調査対象母集団のうちオンラインゲーム・ソーシャルゲームを利用する人では、ゲーム上で遊ぶ友人数は平均で約16人であることが分かった。そのうち半数はインターネット上だけの友達となっている。所属学校別では高校生がもっとも多く約27人で、6割近くはネット上だけの友達で占められている(【情報通信政策研究所:発表リリース一覧ページ】)。続きを読む "オンラインゲームで遊ぶ友人は平均で16人、半数は「ネット上だけの友人」"
2013/07/25
ネットの窓口はスマホなどの携帯電話がトップ…機器別ネット利用率や利用時間(2013年)
総務省では2013年7月16日に同省公式サイトの専用ページ内において、【情報通信白書】の2013年版を一般公開した(【発表リリース:平成25年「情報通信に関する現状報告」(平成25年版情報通信白書)の公表】)。内容の一部は以前いくつか解説記事にした「通信利用動向調査」の結果を元にしているが、その他にも複数の調査結果をも内包、解説対象としている。今回はその中から主要機器、具体的には携帯電話(一般携帯電話(フィーチャフォン)とスマートフォン双方)・パソコン(PC)・タブレット機の3種類を用いた、インターネットの行為者率や利用時間の違いを確認していくことにする。続きを読む "ネットの窓口はスマホなどの携帯電話がトップ…機器別ネット利用率や利用時間(2013年)"
平均月額500円、社会人では1000円近く…オンライン・ソーシャルゲームへの利用金額を探る
2013年7月5日に総務省の情報通信政策研究所は同所の公式サイトで「青少年のインターネット利用と依存傾向に関する調査」の報告書を公開した。これには若年層のインターネット利用状況、さらには社会問題化しつつあるインターネットへの依存に関する調査の結果がまとめられている。それによれば調査対象母集団のうちオンラインゲーム・ソーシャルゲームを利用する人では、ゲームの利用料金やアイテム課金などに用いる平均利用金額は約500円だった。男女別では男性が約700円、女性が300円足らずとなり、男性の課金額が2倍以上の値を示している。またスマートフォンの所有・非所有別では、所有者の方が高い値を示す結果が出ている(【情報通信政策研究所:発表リリース一覧ページ】)。続きを読む "平均月額500円、社会人では1000円近く…オンライン・ソーシャルゲームへの利用金額を探る"
2013/07/24
20代まではテレビとネットが同程度…テレビ・ネット・新聞・ラジオの利用率や利用時間(2013年)
総務省は2013年7月16日に同省公式サイト内で、【情報通信白書】の2013年版を公開した(【発表リリース:平成25年「情報通信に関する現状報告」(平成25年版情報通信白書)の公表】)。内容の一部は以前いくつか取り上げて記事にした「通信利用動向調査」の結果を元にしているが、一方で複数の調査結果をも内包している。今回はその中から主要メディア、具体的にはテレビ(リアルタイム視聴)、インターネット、新聞、ラジオの4つに絞り、世代別の行為者率や利用時間の違いについて見ていくことにする。続きを読む "20代まではテレビとネットが同程度…テレビ・ネット・新聞・ラジオの利用率や利用時間(2013年)"
パズルゲームが一番、3割強…若年層が遊ぶオンライン・ソーシャルゲームジャンル
2013年7月5日に総務省の情報通信政策研究所が発表した「青少年のインターネット利用と依存傾向に関する調査」の報告書では、若年層のインターネット利用状況や、社会問題化しつつあるインターネットへの依存に関する調査の結果がまとめられている。それによれば調査対象母集団のうちオンラインゲーム・ソーシャルゲームを利用する人において、もっともよく遊ばれているゲームのジャンルは「パズルゲーム」だった。3割強の人が遊んでいる。次いでロールプレイングゲーム(RPG)、テーブルゲームと続く。男女別では女性において、パズルゲームが特に好かれる傾向が見受けられる(【情報通信政策研究所:発表リリース一覧ページ】)。続きを読む "パズルゲームが一番、3割強…若年層が遊ぶオンライン・ソーシャルゲームジャンル"
2013/07/23
1/3が「ネット上の情報が投票判断に影響」、若年層ほど強い影響
マクロミルは2013年7月22日、同年7月21日に投票が実施された第23回参議院議員選挙(以下参議院選挙と略)における、インターネット選挙活動関連の調査結果を発表した。それによると調査対象母集団では、インターネット上の情報が投票先選択の際に影響を与えたとする人は1/3強に留まっていたことが分かった。世代別では若年層ほど強い影響を受けており、20代では過半数の人が「影響あり」と回答する一方、60代では1/4に留まっている(【発表リリース:参院選有権者2,000人緊急意識調査】)。続きを読む "1/3が「ネット上の情報が投票判断に影響」、若年層ほど強い影響"