2013/06/16
成長市場と置き換え市場…2分化される世界の携帯市場

先日
【アジアが伸びる携帯市場…2016年までの携帯市場動向】で説明したように、モバイル市場の調査を世界規模で実施しているPortio Research社の最新資料
【Portio Research Mobile Factbook 2013(PDF)】を基に、いくつかの視点から世界的な携帯市場動向を推し量る試みをしている。今回は各携帯情報端末の出荷台数、そして加入者数の増加との兼ね合わせから、市場動向の特性を見ていくことにする。
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14時0分
│モバイル, 経済・金融・市場・家計
2013/06/14
若年層は低年収でも8割近く…米成人のスマートフォン保有状況を年収・世代の点から詳しく見ていく

先日掲載した記事
【米成人の56%はスマートフォン持ち、2年前から1.6倍】にある通り、アメリカの大手調査機関の
【Pew Research Center】は2013年6月5日に同社公式サイトにおいて、同国内でのスマートフォンの所有性向レポート
【Smartphone Ownership 2013】を発表している。その内容に基づいた精査記事をいくつか掲載しているわけだが、今回は年収・世代間で属性区分を行い、それぞれの層における保有率を眺めていくことにする。一般には若年層ほど、高年収ほど保有率が高いのだが、その2項目を掛け合わせた時に、どのような値を示すのだろうか。
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11時30分
│モバイル, 海外
想いと現実の違い…就業女性が想う「女性が職場で活躍するために重要な事柄」とは

英会話のGabaが2013年5月8日に発表した、就業女性を対象にした調査「女性力に関する調査」の結果によると、調査対象母集団では、もっとも多くの人から「女性が職場で活躍するために重要だ」と考えられている事柄は「
出産・育児後に復帰しやすい職場環境」だった。7割近い人が同意を示している。次いで「育児休業を取得しやすい職場環境」「男女平等な人事評価・待遇制度」が続いている。一方、それらの施策が実際に行われているか否かを見ると、特に「保育所など保育サービスの整備」の点で立ち遅れが目立つ結果が出ている(
【発表リリース】)。
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8時45分
│時節, 教育・育児
2013/06/13
「やっぱり消費より貯蓄だね」本人のお財布事情では変わらない米消費性向

アメリカの調査機関
【ギャラップ社】は2013年5月9日、アメリカにおける消費・貯蓄性向に関する調査報告書を発表したが、それによると調査対象母集団では60%の人が消費よりも貯蓄の方が好きと答えていた。消費をより望む人は37%に留まっている。今回はこの「消費か貯蓄か」に関して、回答者の経済に関する考え方や認識による違いを見ていくことにする(
【発表リリース:Americans Still Enjoy Saving Rather Than Spending】)。
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14時45分
│海外, 経済・金融・市場・家計
若年層は8割前後まで…米成人のスマートフォン所有率を詳しく見ていく

米大手調査機関として知られている
【Pew Research Center】が2013年6月5日に同社公式サイトにおいて発表した、米国内でのスマートフォンの所有性向に関するレポート
【Smartphone Ownership 2013】によると、調査対象の米成人のうち56%はスマートフォンを所有していることが分かった。さらに30代前半までの若年層では8割前後という高い所有率を示している。今回は性別、世代別、学歴別などの詳しい属性別における、同国のスマートフォンの心頭具合を見ていくことにする。
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8時45分
│モバイル, 海外
2013/06/12
スマートフォン所有者でスーパーへのお買物、買い物中にレシピ確認は3割

クックパッドは2013年5月9日、買い物に関するスマートフォンの利用目的の調査結果を発表した。それによると主に女性から成る調査対象母集団のうちスマートフォンの所有者においては、スーパーへの買物の前にスマートフォンを用いて食材関連のレシピを見る人は4割近くに達することが分かった。次いでネットチラシの閲覧、買い物メモの閲覧が続いている。一方で買い物中でもスマートフォンを使ってレシピを見る人が3割に届いており、スーパーへの買物の際にはレシピに関する情報の需要が特に高いことがうかがえる(
【発表リリース】)。
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14時45分
│モバイル, 飲食品・料理
2013/06/11
米成人の56%はスマートフォン持ち、2年前から1.6倍

米大手調査機関の
【Pew Research Center】は2013年6月5日、米国内におけるスマートフォンの所有性向に関するレポート
【Smartphone Ownership 2013】を発表した。それによると調査対象となった米成人のうち56%はスマートフォンを所有しており、所有率は半数を超えていたことが分かった。一般携帯電話(フィーチャーフォン)は35%、非保有者は9%でしかない。2011年の同様調査と比べ、スマートフォンの保有率は1.6倍に増加している。
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11時30分
│モバイル, 海外
男女とも単身シニア層の普及率低し、7割前後に留まる…携帯電話普及率の現状(2013年)
先日公開した記事
【エアコン普及率(2013年分データ反映版)】をはじめいくつかの記事で、内閣府が定期的に公開している
【消費動向調査】の結果公開値をベースにした、主要耐久消費財(テレビや自動車など、長期に渡って使用される商品。原則的に1年以上の使用が対象)の普及率関連の記事で、最新データの反映と再精査を行っている。今回は昨年の記事のフォーマットを踏襲したまま2013年分のデータを盛り込み、直近の携帯電話の普及状況を確認することにした。
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7時55分
│消費動向調査(普及率)
2013/06/10
「あんな書込みしなければ」「この書込みはヒドい」…米未成年者でソーシャルメディア利用時に遭遇する後悔や失望、別れ

アメリカ内の大手調査機関
【Pew Research Center】が2013年5月21日に公開した、同国内の未成年者によるソーシャルメディア利用の状況に関する報告書
【Teens, Social Media, and Privacy】を基に、先日5月27日に掲載した
【大人以上にソーシャルメディアに溺れる米子供達】など、いくつかの分析・精査記事を掲載している。今回は公開情報の中から、米未成年者がソーシャルメディアの利用を介し、他人とのトラブルに遭遇したり嫌な思いをしたり、あるいは他人との関係を断ち切ったり拒否をするという、対人関係の難しさを知れるデータを見ていくことにする。
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7時55分
│海外, インターネット
2013/06/09
菓子など食品が上位独占、日用品トップは?…プライベートブランドで良く買われている食品や日用品とは?

インターワイヤード運営のネットリサーチのDIMSDRIVEは2013年5月9日に同公式サイトにおいて、プライベート・ブランド(以下PB)に関わる調査結果を発表した。それによると調査対象母集団のうちPBで知っているブランドがある、そしてPBの購入経験者においては、もっともよく買われている商品種類は「菓子」だった。4割近い人が「良く購入する」と答えている。次いで「パン」「飲料」「乳製品」などが続き、飲食品が上位を独占している結果が出ている。日用品のトップは「トイレットペーパーなど」で、15.0%だった(
【発表リリース】)。
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14時0分
│経済・金融・市場・家計, コンビニ
2013/06/07
「お金が一番」就業女性が人生で重視するものとは

英会話のGabaは2013年5月8日、就業女性における「女性力に関する調査」の結果を発表した。それによると調査対象母集団においては、自分の人生で「お金」を重視している人は3/4を超えていることが分かった。用意された価値観・行動の選択肢の中ではもっとも高い値を示している。世代別でも「お金」に対する重視度は変わらず高めな一方、歳を経るほど「自己啓発」が増え、「恋愛・結婚」「出産・育児」は減る傾向が見受けられる(
【発表リリース】)。
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14時45分
│時節
ソーシャルメディア上の企業アカウントを見た人が、次に取る行動は?

博報堂DYホールディングスでは2013年5月20日に同社公式サイト上において、ソーシャルメディア・マーケティングセンター発のリリースとして、日本のソーシャルメディア利用者にまつわる調査分析結果(第2回目)を公開した。その公開内容によると、主要ソーシャルメディア(ツイッター・Facebook・mixi)利用者から構成される調査対象母集団においては、直近3か月でソーシャルメディア上で企業アカウントの情報を見た経験がある人は約2/3に登ることが確認された。ほぼ毎日見ている人は1割強に登る。また、その視聴経験者では、表示されているURLを普段からクリックしている人は5割近くに、「いいね!」「RT」「いいね」などをする人は3割近く達していた(
【発表リリース一覧ページ】)。
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11時30分
│インターネット
2013/06/06
妊娠・出産時の自己負担は何万円?

ライフネット生命保険は2013年5月9日、出産経験をして間もない女性(先輩ママ)と、妊娠中の女性(プレママ)に対する、妊娠・出産時のお金に関する調査の結果を発表した。それによると調査対象母集団のうち「プレママ」は妊娠・出産費用の自己負担額は平均で40万円強であると考えていることが分かった。一方、実際に妊娠・出産費用を負担した「先輩ママ」の平均額は30万円足らずとなり、想像と実態の間には金額的な隔たりがあることが確認されている(
【発表リリース】)。
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11時30分
│教育・育児, 経済・金融・市場・家計
平均フレンド数は425人…米未成年者のFacebook利用性向

先日5月27日の記事
【大人以上にソーシャルメディアに溺れる米子供達】で触れているように、アメリカ内の大手調査機関
【Pew Research Center】は2013年5月21日に同公式サイトにおいて、同国内の未成年者によるソーシャルメディア利用の状況をまとめた報告書
【Teens, Social Media, and Privacy】を公開した。今回はその内容から、Facebookを利用している米未成年者の、フレンド(この立場に登録したアカウントの情報は、自分のニュースフィードに逐次表示されるため、近況を知ることができるのをはじめ、色々な意思疎通が可能となる。ツイッターのフォロー者と同じ)数など利用性向について見ていくことにする。
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8時45分
│海外, インターネット
2013/06/05
アジアが伸びる携帯市場…2016年までの携帯市場動向

3年ほど前の記事
【世界のモバイルユーザーの推移】を再確認した際に、同記事のベースとなった、モバイル関係の市場調査を世界規模で行っているPortio Research社の資料について、最新版の
【Portio Research Mobile Factbook 2013(PDF)】が提供されていることが分かった。そこで今回から何回かに分けて、同資料を基に世界のモバイル事情とその近未来予測について、グラフの再構築と共に精査していく。今回は世界的な携帯情報端末の成長ぶりを見ていこう。
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11時30分
│モバイル, 経済・金融・市場・家計
2013/06/04
パソコン58分、スマホは約2倍の104分…ネットとソーシャルメディアの利用時間を探る

2013年5月20日に博報堂DYホールディングスのソーシャルメディア・マーケティングセンターから発表された、日本のソーシャルメディア利用者にまつわる調査分析結果(第2回目)によれば、主要ソーシャルメディア(ツイッター・Facebook・mixi)利用者で構成される調査対象母集団では、1日あたりの平均インターネット利用時間は219分であることが分かった。そのうちソーシャルメディアの利用時間は78分に及ぶ。ソーシャルメディアを主にパソコン経由で使っている人は1日58分ほどしかソーシャルメディアにアクセスしないが、スマートフォンメインの場合は104分と、2倍近い利用時間を示している(
【発表リリース一覧ページ】)。
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11時30分
│インターネット, モバイル
大胆なのか不用心か…米未成年者のソーシャルメディア利用とプライバシー設定

2013年5月27日に公開した記事
【大人以上にソーシャルメディアに溺れる米子供達】でも解説しているが、米国内の調査機関大手の
【Pew Research Center】は2013年5月21日に、同国内の未成年者によるソーシャルメディア利用状況を記した報告書
【Teens, Social Media, and Privacy】を同公式サイト上で公開している。今回はその内容から、主にFacebookを利用している米未成年者におけるプライバシーへの取り組み、姿勢を見ていくことにする。
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7時55分
│海外, インターネット
2013/06/03
プライベートブランド常用者は約3/4、知名度ナンバーワンは「トップバリュ」

インターワイヤードが運営するネットリサーチのDIMSDRIVEは2013年5月9日、プライベート・ブランド(PB)に関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団のうち総合スーパー・食品スーパー・コンビニで買い物をしている人においては、食料品や日用品に関わるPBを購入した経験がある人は91.0%、普段から購入している人は74.3%に達することが分かった。概して男性よりも女性の方が購入度合いが大きい。また具体的に知られているPB名としては、最上位に「トップバリュ」がついている(
【発表リリース】)。
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15時45分
│経済・金融・市場・家計, コンビニ
アクセスタイムは夕食後…ソーシャルメディアの利用時間帯を探る

博報堂DYホールディングスのソーシャルメディア・マーケティングセンターが2013年5月20日に発表した、日本のソーシャルメディア利用者に関する調査分析結果(第2回目)によると、主要ソーシャルメディア(ツイッター・Facebook・mixi)利用者から成る調査対象母集団では、寝る前にソーシャルメディアを利用している人は5割強に達していることが分かった。次いで「夕食後」が4割近くで高い値を示しており、夕食を取り終えてから寝るまでのくつろぎタイムに、ソーシャルメディアを堪能するパターンが多いことがうかがえる。またスマートフォンをアクセスのメインに使っている人は、パソコンメインと比べると、多様な場面でアクセスしている実態が確認できる(
【発表リリース一覧ページ】)。
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14時45分
│インターネット, モバイル
リアルな友達が一番…米未成年者のFacebookでのフレンドはどのような人たちなのか

先日
【大人以上にソーシャルメディアに溺れる米子供達】でも触れたように、米国内の調査機関
【Pew Research Center】は2013年5月21日、同国内の未成年者のソーシャルメディア利用状況を記した報告書
【Teens, Social Media, and Privacy】を発表している。その内容によればアメリカの未成年者でFacebookを利用している人では、そのフレンド(「友達」。この立場として登録したアカウントの情報は自分のニュースフィードに表示されるため、近況を知ることができるなど、多様な意思疎通が可能となる)対象としてもっとも多かったのは「学校での友達」だった。ほぼ100%が「フレンドには学校の友達がいる」と答えている。
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11時30分
│海外, インターネット