2013/05/16
「正規の仕事が無いから」非正規の職についた人は約2割(労働力調査・2013年第1四半期速報)
総務省統計局は2013年5月14日、労働力調査のミニトピックスとして「非正規の職員・従業員がその雇用形態についた主な理由」を公開した。労働力調査において2013年1月から追加された調査事項のうち「非正規雇用についた理由」のデータに関する速報値などが記されており、注目すべき内容となっている。今回はこの速報値などを簡単にではあるがまとめてみることにする(【労働力調査公式ページ】)。続きを読む "「正規の仕事が無いから」非正規の職についた人は約2割(労働力調査・2013年第1四半期速報)"
2013/05/13
アメリカの調査機関【ギャラップ社】は2013年4月19日、アメリカにおける住宅取得意向に関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団のうち現在住宅を所有している人においては、2/3が「売るつもりはない」とし、末永く今の住宅に住み続けるつもりであることが分かった。一方、売るつもりがある人のうち、半数近くは「より小さい、あるいは廉価な住宅に住み替える」と答えた。「より大きな、高価な住宅」を望む人は3割台に留まっており、住宅売却希望者の多くは居住空間の規模縮小を望んでいることがうかがえる(【発表リリース:American Dream of Owning Home Lives On, Even for Young】)。続きを読む "持ち家売るの? 売ったらどうする? 米住宅保有者の思惑は"
2013/05/10
アイ・エム・ジェイは2013年4月25日、一般携帯電話(フィーチャーフォン)に関する利用実態調査結果を発表した。それによると現在一般携帯電話を保有する人で構成される調査対象母集団のうち、今後スマートフォンへの買い替えを考えている人に、スマートフォンへの買い替え・移行に際して増額しても支障のない月額支払総額を聞いたところ、もっとも多い回答項目となったのは「同額」(スマートフォンに移行しても今までの一般携帯電話と同じ金額)だった。26.1%の人が回答している。次いで「1000円未満」が18.8%、「2000円未満」が17.6%と続いている(【発表リリース】)。続きを読む "スマホに切り替え・気になる料金、いくらまでならOKできる?"
2013/05/09
護衛艦 ひゅうが(海上自衛隊)(自衛隊モデル・コレクション)
「Garbage Shot」第百八十三回。今回は先に【「護衛艦 ひゅうが」をはじめ陸海空の有名どころが勢ぞろい…デアゴスティーニから「自衛隊モデル・コレクション」登場】などで紹介した、デアゴスティーニから展開中の「自衛隊モデル・コレクション」のうち、先日発売されたばかりの「海上自衛隊護衛艦 ひゅうが」について、紹介していくことにする。続きを読む "護衛艦 ひゅうが(海上自衛隊)(自衛隊モデル・コレクション)"
商品の効用、生活の中での存在感を的確に表現し、商品のプロモーションとして仕立て上げる切り口は少なくない。冷涼感をアピールするためにペンギンや白くまを登場させたり、力強さを表現するために筋肉質のスポーツ選手を抜てきするのが良い例だ。今回紹介する広告手法は、ある商品の効用をアピールするため、自動販売機の姿かたちを特殊な形状に仕立て上げた事例である。説明にいわく「このジャンルでは世界で一番の自動販売機」とのことだが……(I Believe in Advertising)。2013/05/08
日本の大学・短大における専攻部門(「教育指標の国際比較」2013年反映版)
文部科学省は2013年3月、毎年発表している「教育指標の国際比較」の最新版となる「教育指標の国際比較(平成25(2013)年版」を公開した。それによると日本の大学・短大の在学者における専攻部門においては、「法経など」の人数がもっとも多く3割強を占めていることが分かった。次いで「人文・芸術」「工学」「医歯薬保健」が続いている。男女別では男性の「法経など」の人数比率が高いのに対し、女性では「人文・芸術」が「法経など」を抜き第一位の比率についている(【発表リリース】)。続きを読む "日本の大学・短大における専攻部門(「教育指標の国際比較」2013年反映版)"
一般携帯からスマホへの乗り換え希望派・継続利用派で大きく異なる、使用料金やパケット定額制の契約状況
アイ・エム・ジェイは2013年4月25日、一般携帯電話(フィーチャーフォン)に関する利用実態調査結果を発表した。それによると一般携帯電話を保有する人から成る調査対象母集団においては、今後も一般携帯を保有し続ける意図を持つ人と、スマートフォンへの乗り換えを検討している人との間で、利用性向・支払料金総額に大きな違いがあることが分かった。パケット定額サービス契約率も、前者は6割足らずに留まっているに対し、後者では7割を超える結果が出ている(【発表リリース】)。続きを読む "一般携帯からスマホへの乗り換え希望派・継続利用派で大きく異なる、使用料金やパケット定額制の契約状況"
2013/05/07
大学・短大進学率は58.7%(「教育指標の国際比較」2013年反映版)
文部科学省は2013年3月、毎年発表している「教育指標の国際比較」の最新版となる「教育指標の国際比較(平成25(2013)年版」を発表した。それによると日本における大学・短大・通信制・放送大学までを合わせた大学進学率は58.7%であることが分かった。一方在学率は60.5%と6割台に留まっている(【発表リリース】)。続きを読む "大学・短大進学率は58.7%(「教育指標の国際比較」2013年反映版)"
スマホで無く一般携帯を使い続ける理由は「支払金額」「パソコンや今の携帯で十分」
アイ・エム・ジェイは2013年4月25日、一般携帯電話(フィーチャーフォン)に関する利用実態調査結果を発表した。それによると現在一般携帯電話を保有する人から成る調査対象母集団のうち、今後も一般携帯を利用し続ける意向を持つ人においては、スマートフォンに乗り換えるのではなく一般携帯を継続利用する理由として、「月の支払総額が上がるかもしれない」が最上位についていることが分かった。6割の人が懸念を示している。次いで「パソコンで十分」「今の携帯電話で十分」が続いている(【発表リリース】)。続きを読む "スマホで無く一般携帯を使い続ける理由は「支払金額」「パソコンや今の携帯で十分」"
アメリカの調査機関【ギャラップ社】は2013年4月19日、アメリカにおける住宅取得意向に関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団においては62%が住宅を所有する一方、34%が賃貸住宅で生活していることが分かった。同様の条件で行われた過去の調査データを見ると、持ち家率は2005年-2007年をピークに漸減し、賃貸住宅利用者が増加しているのが確認できる(【発表リリース:American Dream of Owning Home Lives On, Even for Young】)。【更新】ソーシャルメディアとテレビ、それぞれの世代間意識格差
ネットエイジアとシタシオンジャパンは2013年4月25日、テレビとソーシャルメディアの関係性をテーマとした調査結果を発表した。今回はその調査結果の中から、ソーシャルメディアとテレビ、それぞれに対する世代間の意識の違いを垣間見れる項目にスポットライトをあてることにする。インターネット上のサービスの一つであるソーシャルメディアは、概して若年層ほど親しみを覚え、歳を重ねるにつれて無関心さを覚えるといわれているが、実際のところはどのような結果が出ているのだろうか(【発表リリース】)。続きを読む "【更新】ソーシャルメディアとテレビ、それぞれの世代間意識格差"
2013/05/06
アメリカの調査機関【Pew Research Center】は2013年3月18日、デジタル・非デジタル双方における、同国の「ニュースを伝えるメディア」の動向と展望を示した報告書【State of the News Media 2013】を発表した。現状の解説だけでなく将来の展望をPew Research社の調査結果、そして公的情報や他調査機関のデータを合わせてまとめ上げた「米デジタルニュース白書」のようなもので、アメリカにおけるニュース業界を推し量るのに有益なデータが数多く盛り込まれている。そこで先日の【米主要メディアにおける視聴者数の動きなど(SNM2013版)】から複数の記事において、注目すべき要項に関して抽出やグラフの再構築などを行い、現状の大まかな把握、さらには今後の記事展開の資料構築も兼ねるようにしている。今回は「雑誌の売上動向とデジタル版の影響度」を見ていくことにする。続きを読む "アメリカの雑誌販売動向・予想(SNM2013版)"
2013/05/05
米成人の過半数はマイホーム持ち、30歳も7割近くは「将来家を買いたい」と希望
アメリカの調査機関【ギャラップ社】は2013年4月19日、アメリカにおける住宅取得意向に関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団においては過半数の人が現在住宅を所有しており、今後もその家に住み続けるつもりであることが分かった。一方1/4の人は住宅を持っていないが、この10年内に購入を検討していると答えている。若年層ほど住宅非保有で購入検討者が多く、30歳までに限れば7割近くの人が購入を希望している。一国一城の主への想いは、日本だけに限らないようだ(【発表リリース:American Dream of Owning Home Lives On, Even for Young】)。続きを読む "米成人の過半数はマイホーム持ち、30歳も7割近くは「将来家を買いたい」と希望"
米成人の携帯電話やパソコン、タブレット機の保有率推移(2013年1月まで)
これまで【米主要メディアにおける視聴者数の動きなど(SNM2013版)】をはじめ複数の記事で、アメリカの調査機関【Pew Research Center】が2013年3月18日に発表した、デジタル・非デジタル双方における、同国の「ニュースを伝えるメディア」の動向と展望を示した白書的な報告書【State of the News Media 2013】をベースに、アメリカのニュースを取り巻くメディア(新聞や雑誌、テレビ、インターネットなど)動向の現状確認などを行った。その際に、Pew Researchが定期的に行っているデータ計測の結果ページ【Trend Data (Adults)】を見つけることができた。今回はそこに掲載されていたデータの中から主要デジタルデバイス、携帯電話全般(スマートフォン、一般携帯電話双方)やパソコン、タブレット機などの所有率推移をグラフ化し、その動向を把握しておくことにする。続きを読む "米成人の携帯電話やパソコン、タブレット機の保有率推移(2013年1月まで)"
2013/05/04
アメリカの調査機関【Pew Research Center】は2013年3月18日、デジタルと非デジタル双方における、同国の「ニュースを伝えるメディア」の動向と展望を示した報告書【State of the News Media 2013】を発表した。現状解説と将来の展望をPew Research社の調査結果、そして公的情報や他調査機関のデータを合わせてまとめ上げた「米デジタルニュース白書」の類のもので、アメリカにおけるニュース業界を推し量るのに有益なデータが数多く盛り込まれている。そこで先日の【米主要メディアにおける視聴者数の動きなど(SNM2013版)】からいくつかの記事において、注目すべき要項に関して抽出やグラフの再構築などを行い、現状の大まかな把握、さらには今後の記事展開の資料構築も兼ねるようにしている。今回は「日刊紙の属性別購読性向推移」を見ていくことにする。続きを読む "シニア層ですら減少中…米新聞購読率推移(SNM2013版)"
2013/05/03
テレビを観ながらのソーシャルメディア利用、もっとも視聴される番組ジャンルは?
ネットエイジアとシタシオンジャパンは2013年4月25日、テレビとソーシャルメディアの関係性をテーマとした調査結果を発表した。それによると調査対象母集団でテレビを視聴しながら、ソーシャルメディア上につぶやきや書き込みをしたこと(テレビ番組に関する情報発信)がある人においては、ドラマ放送中にそれらの行動をする場合がもっとも多いことが分かった。次いでお笑いなどのバラエティ、音楽番組、映画などが続く。男女別では多くのジャンルで女性の方が高い回答率を示しているが、スポーツやニュース番組では男性の方が多くの書き込みをしていることが確認されている(【発表リリース】)。続きを読む "テレビを観ながらのソーシャルメディア利用、もっとも視聴される番組ジャンルは?"
2013/05/01
テレビを観ながら話題のやり取りをソーシャルメディアで…断トツなツイッター、低めなFacebook
ネットエイジアとシタシオンジャパンは2013年4月25日、テレビとソーシャルメディアの関係性に関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団においては、ツイッターを月一以上(一般的に「使用している」の範ちゅうに含まれる利用頻度)で利用している人は27.2%、Facebookは26.2%、LINEは30.5%に達していることがわかった。今回はこの調査結果を元に、テレビ視聴と主要ソーシャルメディアの併用状況について見ていくことにする。いわゆる「ながら視聴」の動向を知れる、貴重な値である(【発表リリース】)。続きを読む "テレビを観ながら話題のやり取りをソーシャルメディアで…断トツなツイッター、低めなFacebook"