自動車盗難を防ぐため・リスクを最小限にするための覚え書き
2013/01/02 12:00
以前【「車準備したよ」「ヒャッハー」「さあドライブに行こう」→「「......」」】でも紹介したが、アメリカのコロラド州や保険会社などによる自動車盗難防止啓蒙団体【Coloradans Against Auto Theft】では、自動車の盗難防止を啓蒙する動画を公開すると共に、公式サイトで各種注意事項などを掲げている。今回はこの注意点を紹介することにしよう。
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↑ 啓蒙映像「Winter To Forget 30」(公式)。
「Coloradans Against Auto Theft」では上記の啓蒙映像と共に「盗難防止のための心がけ」「万一盗難にあった際に行うべきこと」を挙げている。そのうち前者をまとめると次の通り。
・エンジンをかけたまま(キーを刺したまま)自動車から離れない。止まっている自動車から流れる排気は、自動車泥棒には格好のサインとなる。
・ドアをロックする。シンプルだが確実な、盗難防止法。
・夜でも照明がよく当たる、人目がつく(=第三者の目に留まりやすい=泥棒が嫌う)場所に駐車する。あるいは自分自身がすぐに確認できる場所が良い。
・ステアリング・ホイールロックなど、各種盗難防止策を装備する
■避けるべき事柄
・ほんのわずかな間、自動車から離れる場合でも、自動車には財布を残さない。万一自動車が盗まれた場合、被害は拡大する(中に家の鍵があれば、住宅そのものも侵入されるリスクが生じる)。またガレージの鍵や住所のデータなども同様。
・ノートパソコンや鍵、MP3プレイヤーなど「高価そうなもの」「小さく価値がありそうなもの」が自動車の外から見えないようにする。泥棒の立場からは、これらが「お宝」に見え、自動車が狙われるリスクが底上げされる。
・個人情報を極力自動車に残さない。万一の場合、その情報からさらにリスクが増加する。
改めて指摘されると、ごく当たり前のことではあるが、なるほど感も強い。また万一盗難にあった場合の対応としては「警察に連絡」「保険会社に連絡して保険金の請求」「自動車内にあったアイテムの盗難品リストを作る」「銀行口座の暗証番号やメールアドレスなど、個人情報が盗難にあったか否かの確認と対応」「自宅の強盗リスクへの対応(自動車内に住所を特定できる情報や鍵があった場合は特に)」などを挙げている。
さらに「Coloradans Against Auto Theft」に記載は無いが、「自動車を金庫代わりにしない。高価な品物を置かない」「鍵は極力強固なものにする」なども留意しておくと良いだろう。
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