2012/12/31
先日12月25日に掲載した【世界主要国のテレビ視聴時間(2012年発表版)】でも解説しているが、イギリスの情報通信庁は2012年12月14日までに、同庁の定期的発刊レポートである「International Communications Market Report」の最新版【International Communications Market Report 2012】をウェブ上に公開した。発信元がイギリスなのでイギリス中心の内容ではあるが、有意義なデータが多数盛り込まれ、精査の価値ある内容となっている。今回はその中から「欧米諸国を中心とした主要検索エンジンの利用性」を見て行くことにする。続きを読む "諸外国の検索エンジン利用性向(2012年発表版)"
オリックス生命保険は2012年12月19日、夫婦関係と家計の実態に関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団においては、もし消費税の増税が行われたら、そして世帯年収が下がったら、双方の仮定において、家計で見直したい項目の最上位に「外食費」がついた。次いで「食品・飲料費」が続いている。概して世帯年収下落の仮定の方が見直し対象項目が多く、特に娯楽系の項目で高い回答率を示している(【発表リリース:夫婦関係と家計に関する実態調査-イマドキ夫婦をツナグのは、ピロートークとメール-】)。続きを読む "消費税・年収下落双方で節約ターゲットの最上位は「外食費」"
子供のスマートフォン保有率1/3強、よく使うアプリはゲームや動画。では女子高生は…?
デジタルアーツは2012年12月10日、未成年者の携帯電話・スマートフォンの使用実態調査結果を発表した。それによると携帯電話・スマートフォンを所有する未成年とその保護者から成る調査対象母集団においては、約1/3強の子供がスマートフォンを利用していることが分かった。またそのうち大多数を占めるアプリ利用者では、ゲームや動画、カメラ・写真編集、音楽などのアプリ(アプリケーション)が良く使われている。女子高校生に限定するともっとも使われているのはカメラ・写真編集・装飾で、音楽・ミュージシャン系が続いており、アート系アプリを多用しているのが見て取れる(【発表リリース】)。続きを読む "子供のスマートフォン保有率1/3強、よく使うアプリはゲームや動画。では女子高生は…?"
2012/12/30
デジタルアーツは2012年12月10日、未成年者の携帯電話・スマートフォンの使用実態調査結果を発表した。それによると携帯電話・スマートフォンを所有する未成年とその保護者から成る調査対象母集団のうち、高校生においては、男子が6割、女子も6割5分がスマートフォン保有者であることが分かった。一般携帯電話所有者でも男子は8割、女子は7割5分がスマートフォンを保有したいとの意向を示している(【発表リリース】)。続きを読む "モバイル持ちの高校生、約6割はスマートフォン"
紙媒体読書率減少、タブレット機の普及が電子書籍を後押し…最新米読書事情
アメリカの調査機関【Pew Research Center】は2012年12月27日、同国の電子書籍の普及を含めた読書性向に関する調査結果【E-book Reading Jumps; Print Book Reading Declines】を発表した。それによれば直近1年間で米成人における電子書籍購読者率は16%から23%に増加する一方、紙媒体の書籍購読率は72%から67%にまで低下していることが分かった。同時期に電子書籍リーダーやタブレット機の保有率が伸びていることから、これらの端末の普及が電子書籍の購読率増加や紙媒体の減少を導いたものと推定される。続きを読む "紙媒体読書率減少、タブレット機の普及が電子書籍を後押し…最新米読書事情"
2012/12/29
オリックス生命保険は2012年12月19日、夫婦関係と家計の実態に関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団においては、来年から家計の上で見直し、引き締めを図りたい項目の最上位には「食品・飲料費」がついた。ほぼ1/3の人が見直したいとしている。次いで「電気代」「外食費」「通信費」が続いている。家計を管理する人が妻か夫か別では、妻の管理では「電気代」「外食費」などが上位なのに対し、夫の管理では「通信費」が最上位についている。日頃自分の目で見て使用金額が割高に思われる項目を、引き締める傾向にあるようだ(【発表リリース:夫婦関係と家計に関する実態調査-イマドキ夫婦をツナグのは、ピロートークとメール-】)。続きを読む "来年から家計で見直したいもの、食費・電気代・外食費"
2012/12/28
「週一以上でテレビ視聴」9割・欧米主要国などのメディア利用性向(2012年発表版)
先に【世界主要国のテレビ視聴時間(2012年発表版)】でも記したように、イギリスの情報通信庁は2012年12月14日までに、同庁が毎年発表している、世界各国の通信業界・メディア動向をまとめたレポート「International Communications Market Report」の最新版にあたる【International Communications Market Report 2012】を公開した。発信元の都合もありイギリス中心の内容ではあるが、有意義なデータが多数盛り込まれていて、注目すべき内容といえる。今回はその中から「欧米諸国における、テレビやインターネット、新聞など広範囲な主要メディアに対する利用性向」を見て行くことにする。続きを読む "「週一以上でテレビ視聴」9割・欧米主要国などのメディア利用性向(2012年発表版)"
2012年12月17日に内閣府大臣官房政府広報室は同公式サイトにおいて、男女共同参画社会に関する世論調査の結果を公開した。その内容によれば、テレビや新聞、雑誌、インターネット、コンピューターゲームなどのメディアにおける性や暴力表現に対して、「問題がある」と感じている人は7割強に達していることが分かった。そしてそれらの問題への対策としては、「インターネットサービス接続業者のアクセス制限」「受け手側のフィルタリング導入」「メディア側の自主規制」などを求める声が上位についていた。男女別では女性が、世代別では中堅層が概して各規制に対する強い要望を抱いている(【発表リリースページ】)。続きを読む "求められる「メディアの性・暴力表現」対策とは"
2012/12/27
理由は「子供の自己責任」が最多…子供の携帯へのフィルタリング、高校生では半数近くが未設定
サーベイリサーチセンターは2012年12月15日までに、子供の携帯電話利用およびいじめに関する調査結果を発表した。それによると子供に携帯電話を持たせている調査対象母集団においては、フィルタリンク機能を知っている人は9割を超えていたことが分かった。一方でその機能を子供の携帯電話に適用・設置している人は、中学で5割強、高校で4割に留まっている。機能を使わない理由としては「携帯電話の利用は子供の自己責任である」という考えが最多を占めており、この考えは年々増加する傾向を示している(【発表リリースページ】)。続きを読む "理由は「子供の自己責任」が最多…子供の携帯へのフィルタリング、高校生では半数近くが未設定"
欧米諸国などのテレビや携帯電話、スマートフォンなどの所有率(2012年発表版)
先の12月25日付の記事【世界主要国のテレビ視聴時間(2012年発表版)】で記したように、イギリスの情報通信庁では2012年12月14日までに、同庁の毎年発表による世界各国の通信業界・メディア動向を絡めた白書的な報告書「International Communications Market Report」の最新版にあたる【International Communications Market Report 2012】を公開した。イギリス中心の内容だが、有意義なデータが多数盛り込まれ、注目すべき内容である。今回はその中から「欧米諸国の主要メディアに対する所有・利用性向」を見て行くことにする。続きを読む "欧米諸国などのテレビや携帯電話、スマートフォンなどの所有率(2012年発表版)"
内閣府大臣官房政府広報室は2012年12月17日、男女共同参画社会に関する世論調査の結果を発表した。それによるとテレビや新聞、雑誌、インターネット、コンピューターゲームなどのメディアにおける性や暴力表現に関して、問題があると感じている人は7割強に達していることが分かった。男女別では女性の方が、世代別では若年層よりも50-60代の壮齢層の方が、強い問題意識を抱いているのが確認できる(【発表リリースページ】)。続きを読む "3/4が「メディアの性・暴力表現に問題あり」"
国別消費量トップは中国、では一人当たりは?…キリン、2011年のビール消費量を発表
キリンホールディングスのキリン食生活文化研究所は2012年12月16日、2011年の世界主要国、地域、及び各国民一人あたりの消費量をまとめたレポートを発表した。それによると2011年の1年間でもっともビールを消費した国は中国で、全世界の消費量の1/4強に達していたことが分かった。次いでアメリカ合衆国、ブラジル、ロシア、ドイツなどが続く。国民一人当たりの量で比べると、トップはチェコ共和国となり、オーストリア、ドイツ、アイルランドが続いている(【発表リリース】)。続きを読む "国別消費量トップは中国、では一人当たりは?…キリン、2011年のビール消費量を発表"
パスワード管理方法、8.5%は「書いた紙をパソコンなどの周囲に貼る」
トレンドマイクロは2012年12月14日、ウェブサイトのパスワード利用実態調査を発表した。それによるとID・パスワードを用いてログインが求められるウェブサイトを利用するユーザーから成る調査対象母集団においては、パスワードの管理方法として「暗記しておく」と答えた人が4割強に達していることが分かった。「手帖やノートにメモする」との回答も3割強に及ぶ。一方で「パスワードを書いた紙をパソコンなどのデバイス周辺に貼る」というリスクの高い方法を取る人も、8.5%確認できる(【発表リリース】)。続きを読む "パスワード管理方法、8.5%は「書いた紙をパソコンなどの周囲に貼る」"
2012/12/26
「Garbage Shot」第百七十九回。今回は先に【ミスドの福袋・福箱、今回もスヌーピーとのコラボ】で紹介した、【ダスキン(4665)】が展開するドーナツチェーン店「ミスタードーナツ」の「ミスド福袋」と「ミスド福箱」。今年の末から発売の2013年版は、昨年に続きスヌーピーとミスタードーナツが手を組んだ「ミスドなスヌーピー」のグッズが提供される福袋(箱)となる。続きを読む "ミスタードーナツの福袋・福箱(2013年版)"
態度・子供の教育・お金の使い方…世代で変わる、夫婦ゲンカの原因
オリックス生命保険は2012年12月19日、夫婦関係と家計の実態に関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団においては、夫婦喧嘩(けんか)の話題(原因)としてもっとも多いのは「態度」だった。3割強の人が「態度が原因・理由で夫婦喧嘩となることがある」としている。次いで「育児・子供の教育」「価値観」「お金の使い道」などが上位に連なっている。他方回答者世代別に見ると、20代は「お金の使い道」、30代は「育児・子供の教育」がトップについており、夫婦間における世代毎でありがちな懸念事項が、トラブルのきっかけとなっていることが分かる(【発表リリース:夫婦関係と家計に関する実態調査-イマドキ夫婦をツナグのは、ピロートークとメール-】)。続きを読む "態度・子供の教育・お金の使い方…世代で変わる、夫婦ゲンカの原因"
先に【世界主要国のテレビ視聴時間(2012年発表版)】でも記したように、イギリスの情報通信庁は2012年12月14日までに、同庁が毎年発表している、世界各国の通信業界・メディア動向をまとめたレポート「International Communications Market Report」の最新版にあたる【International Communications Market Report 2012】を公開した。発信元の都合もありイギリス中心の内容ではあるが、有意義なデータが多数盛り込まれていて、注目すべき内容といえる。今回はその中から「世界規模のメディア別広告費推移」を見て行くことにする。続きを読む "世界規模のメディア別広告費推移(2012年発表版)"
2012/12/25
オリックス生命保険は2012年12月19日、夫婦関係と家計の実態に関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団においては、夫婦間で1日1回以上コミュニケーションをとっている手法としてもっとも回答率が高かったのは「ピロートーク(寝室での会話)」だった。全体では4割強、20代に限れば約2/3が毎日行っている。次いで多いのは「電子メール」で全体では4割強となり、「電話(通話)」の3割強と比べると、より高い回答率が確認できる(【発表リリース:夫婦関係と家計に関する実態調査-イマドキ夫婦をツナグのは、ピロートークとメール-】)。続きを読む "夫婦間のコミュニケーション、電話よりもメールが大事?!"
昨年【世界主要国のテレビ視聴時間】などで紹介した、イギリスの情報通信庁が毎年発表している、世界各国の通信業界・メディア動向をまとめたレポート「International Communications Market Report」の最新版にあたる【International Communications Market Report 2012】が2012年12月14日までに発表された。発信元の都合もありイギリス中心の内容ではあるが、有意義なデータが多数盛り込まれていて、注目すべき内容といえる。そこで今回から何回か分けて、昨年の記事でデータ・様式を踏襲できるものは更新版として、あるいは興味深いデータは逐次抽出、グラフの再構築などを行い、考察を加えて行くことにする。今回は主要国のテレビ視聴時間についてである。続きを読む "世界主要国のテレビ視聴時間(2012年発表版)"
東京工芸大学は2012年12月13日、大学生のコミュニケーションに関する調査結果を発表した。それによると大学生から成る調査対象母集団においては、ソーシャルメディア(FacebookやmixiのようなSNSに加え、ツイッターなどのミニブログ)の利用者のうち、それぞれの種類別に本音と建前を使い分けている人は8割近くに達していることが分かった。そしてソーシャルメディアのうち、もっとも多くの人が「本音をさらせる」としたサービスは「ツイッター」だった。全体では4割近くが同意を示している(【発表リリース、PDF】)。続きを読む "大学生が本音をさらせるソーシャルメディア、トップは…"