2012/11/30
マーケティング活動のサポート企業カンター・ジャパンは2012年11月27日、日本国内におけるインターネット通販サイトの両雄ともいえるアマゾンと楽天に関する、消費者の購入行動に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、楽天とアマゾンでは楽天の方が来訪率が高いことが分かった。一方、来訪者内においても、全体比においても、購入経験者率はアマゾンの方が高く、来訪者に対する購入者の比率では、アマゾンは楽天の4倍にも達していた。「集客の楽天、購入のアマゾン」という情景が見て取れる結果といえる(【発表リリース】)。キャッシュカードによるデビットカード事業(J-Debit)の推進を行う日本デビットカード推進協議会は2012年11月26日、「財布の中身とJ-Debitに関する調査」の結果を発表した。それによると調査母体においては、普段財布の中に入れているものの最上位には「現金」がついた。ほぼ全員が現金を財布内におさめている。次いで「お店のポイントカード」「クレジットカード」が8割強、「キャッシュカード」が7割強、「免許証」が6割強と続いている。また、平均的な各種カードの財布内収納枚数は8.8枚だったが、最大で47枚も入れている人が確認されている(【日本デビットカード推進協議会:発表リリース】)。
続きを読む "カードは平均8.8枚…財布の中に入っているものは?"
2012/11/27
数字の上では「国民全員が携帯電話」…総務省、2012年9月末の状況を発表
先日【IP電話への移行進む…NTT東西の固定電話3000万件割れ】で総務省が2012年11月21日に発表した「電気通信サービスの加入契約等の状況」における2012年9月末までのデータを元に、NTT東西の固定電話件数が3000万件を切ったことを紹介した。今データには携帯電話・PHSの契約状況も記載されており、それによると携帯電話・PHSの加入契約数の合計は2012年9月末時点で1億3678万7000件、前年同期比は7.5%増、人口普及率は106.8%となった。また、携帯電話に限定しても人口普及率は101.4%となり、数字の上では「国民全員が携帯電話」状態となった。当サイトでは携帯電話の普及率に関しては年度定期更新をしているので、今回はそれとは別に、以前の記事のデータを更新する形で、最新の状況を確認する(【発表リリース】)。続きを読む "数字の上では「国民全員が携帯電話」…総務省、2012年9月末の状況を発表"
2012/11/26
企業やゲーム、ウェブサイト、地方自治体、団体、そしてテレビ番組などで活躍するイメージキャラクター。マスコット的な立場として所属の場で対外アピールに励むだけでなく、多種多様なキャラクター商品の元ネタにもなり、喧伝の手段を増やしていく。今回は日本でお馴染みの、誰もが知っているキャラクター達の、海外での活躍、あるいは変貌ぶりを示す、2つの事例を紹介しよう(【ライトニング・ストレージ】)。続きを読む "海外でも活躍(!?)する2キャラクターの驚くべき変化"
先日の記事【小中学生が学校給食で好きなメニュー】などでも言及している通り、日本スポーツ振興センターの調査による結果【平成22年度児童生徒の食生活実態調査】を元に、小中学生の日常生活に関して、食生活を中心に、留意すべき点や、興味深い点をピックアップし、精査確認を進めている。今回は「保護者に聞いた、学校給食の利点」についてまとめることにする。続きを読む "保護者が思う「学校給食の利点」、トップは「栄養に配慮」"
米国内の大手調査機関【Pew Research Center】は2012年11月1日に、同公式サイトにおいて、インターネットによる検索が子供達に与える影響について、教師の立場から見た調査結果【How Teens Do Research in the Digital World】を発表した。教師の立場からだが、生徒とインターネット検索との関係が垣間見られる報告書して注目に値する。今回はその中からアメリカにおいて、生徒の経済的状況や先生の教師生活年数と、教師が判断した「生徒のデジタル技術の修練度」との関係について見ていくことにする。続きを読む "貧困世帯の生徒や教師が未熟だと生徒のデジタル技術は劣る?"
総務省は2012年11月21日、四半期ごとに報告している「電気通信サービスの加入契約等の状況」における2012年9月末までのデータを公開した。それによるとNTT東日本・NTT西日本(以下「NTT東西」)における固定電話の契約数(ISDNを含む)は2990万3000件となり、3000万件を下回ったことが明らかになった。一方、いわゆるIP(インターネット・プロトコル)電話の契約数は漸増中で2982万7000件となり、3000万件に近づく勢いを見せている(【発表リリース】)。続きを読む "IP電話への移行進む…NTT東西の固定電話3000万件割れ"
2012/11/25
明治安田生命は2012年11月21日、夫婦をテーマにしたアンケート調査結果を発表した。それによると調査母体においては、円満な夫婦生活のためにもっとも必要であると考えられているのは「よく会話をする」ことであるのが分かった。8割以上の人が必要事項として挙げている。次いで「感謝の気持ちを忘れない」「相手を尊重・信頼する」の順となっている。男女別では多くの項目で女性が男性を上回っており、女性が男性以上に夫婦円満のため、多数の願望を抱いていることがうかがえる(【発表リリース、PDF】)。アメリカの調査機関【Pew Research Center】は2012年11月1日、インターネット検索が子供達にどのような影響を与えているのかについて、教師の立場から見た調査結果【How Teens Do Research in the Digital World】を発表した。教師の立場からではあるが、生徒とインターネット検索との関係が垣間見られる興味深い報告書となっている。今回はその中からアメリカにおいて、学校の生徒達がどのような手段を用いて物事を調べているか(検索しているか)、その傾向を見ていくことにする。
続きを読む "「調べる」の意味の変化…米生徒のリサーチ傾向の現状"
2012/11/24
ネクストが運営する不動産・住宅情報サイトの【HOME'S】は2012年11月22日、年末の大掃除に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、年末の大掃除で「ここだけはやっておきたい・注力したい場所」としてもっとも多くの人が挙げたのは「換気扇」だった。1/5強の人が最重要か所として挙げている。第二位には「ガスコンロ周り」がついており、利用頻度が高く汚れが蓄積している台所に、大掃除の際の熱い視線が注がれているのが分かる(【発表リリース】)。続きを読む "今年の大掃除、「ここだけはしなきゃ」と思う場所は?"
2012/11/22
米教師が見た、デジタル技術の浸透で変わった生徒達の学習スタイル
アメリカの調査機関【Pew Research Center】は2012年11月1日、インターネット検索が子供達にどのような影響を与えているのかについて、教師の立場から見た調査結果【How Teens Do Research in the Digital World】を発表した。教師の立場からではあるが、生徒とインターネット検索との関係が垣間見られる興味深い報告書となっている。今回はその中から、インターネット検索に限らずデジタル技術全体の浸透で、生徒達の学習スタイルにどのような変化が生じたと「教師が認識しているか」について、見ていくことにする。続きを読む "米教師が見た、デジタル技術の浸透で変わった生徒達の学習スタイル"
2012/11/21
内閣府は2012年11月15日、知的財産に関する調査結果を発表した。それによると「他人のコンテンツを許諾なくインターネット上で公開・共有すること」が違法行為にあたると知っていた人は3/4強であることが分かった。2割強は「知らなかった」と答えている。また有償公開のコンテンツが無断で違法に公開されており、それを知りながらダウンロードする行為が刑事罰の対象になることを知っていた人は約7割にとどまっていた(【発表リリース、PDF】)。続きを読む "違法ダウンロードの刑罰化、知っていた人は約7割"
2012/11/20
米教師のほぼすべてが実感する「インターネットで生徒は新しい検索・情報の活用技術を身に着けた」
アメリカの調査機関【Pew Research Center】は2012年11月1日、インターネット検索が子供達にどのような影響を与えているのかについて、教師の立場から見た調査結果【How Teens Do Research in the Digital World】を発表した。教師の立場からではあるが、生徒とインターネット検索との関係が垣間見られる興味深い報告書となっている。今回はその中から、インターネット検索が生徒に対し、具体的にどのような影響があるのか、教師側の認識について見ていくことにする。続きを読む "米教師のほぼすべてが実感する「インターネットで生徒は新しい検索・情報の活用技術を身に着けた」"
貯蓄無し率、フリーター21.3%・会社員9.3%…20代男性の貯蓄状況
ライフネット生命保険は2012年11月5日、20代独身男性を対象にした実態調査結果を発表した。それによると調査母体においては、学生の平均貯蓄額は94万円、フリーターは53万円、会社員は167万円であることが分かった。貯蓄が無い人はフリーターでは21.3%に達している。また、現職を失った場合、収入無しでどの程度生活できるかにおいても、フリーターは1/3強が「一か月ももたない」と回答した(【発表リリース】)。続きを読む "貯蓄無し率、フリーター21.3%・会社員9.3%…20代男性の貯蓄状況"
調理済み・インスタント食品を定期的に使う小中学生の居る世帯は8割近く、理由は「調理時間の短縮」
【小中学生が学校給食で好きなメニュー】など複数の記事で述べているが、日本スポーツ振興センターの調査結果【平成22年度児童生徒の食生活実態調査】をソースとして、小中学生の食生活を中心とした日常生活に関して、興味深い点、気になるところを抽出し、チェックを進めている。今回は「保護者に聞いた、調理済み・インスタント食品を使う頻度、使う理由」についてまとめることにする。続きを読む "調理済み・インスタント食品を定期的に使う小中学生の居る世帯は8割近く、理由は「調理時間の短縮」"
2012/11/19
内閣府は2012年11月15日、知的財産に関する調査結果を発表した。それによるといわゆる海賊版や偽ブランド品に代表される「ニセモノ」について、その購入を見聞きしたことがある人は3割を超えていることが分かった。そしてその購入行為に関しては、「どんな理由があっても、購入すべきではない」とする意見が4割強に達している。一方で「正規品より安いから、購入しても仕方ない」とする意見が2割強、「公然と売っているから、購入しても仕方ない」との意見も2割近く見受けられる(【発表リリース、PDF】)。続きを読む "偽ブランドや海賊版、「購入すべきではない」は4割強"
教師が見た「生徒の検索慣れ」の良し悪し判断・米国の場合は…!?
アメリカの調査機関【Pew Research Center】は2012年11月1日、インターネット検索が子供達にどのような影響を与えているのかについて、教師の立場から見た調査結果【How Teens Do Research in the Digital World】を発表した。一昔前までは「出来る方が珍しい」、今では「誰もが気軽に、当たり前のように使いこなす」インターネット検索だが、子供達の生活、特に教育・成長過程にはどのような影響を与えていると「教師は考えている」のか、今報告書は興味深い内容となっている。今回はその中から、インターネット検索が包括的には子供に良い影響を与えているのか、悪い影響を与えているのかという、総論としての良し悪し判断について見ていくことにする。続きを読む "教師が見た「生徒の検索慣れ」の良し悪し判断・米国の場合は…!?"
「これ、嫌いなの?」と大人が意外に思う、小中学生の嫌いな料理
以前の記事【小中学生が学校給食で好きなメニュー】でも解説しているが、日本スポーツ振興センター調査の結果【平成22年度児童生徒の食生活実態調査】を基にして、小中学生の食生活を中心とした日常生活のうち、留意すべき、興味深い点を抜きだし、チェックを進めている。今回は【男女で大きく異なる、小中学生の好きな料理】と対になる形で、「小中学生が嫌いな料理」についてまとめることにする。続きを読む "「これ、嫌いなの?」と大人が意外に思う、小中学生の嫌いな料理"
2012/11/18
「将来不安」学生・会社員8割、フリーター9割近く・備えが出来ないのは「お金がない」
ライフネット生命保険は2012年11月5日、20代独身男性を対象にした実態調査結果を発表した。それによると調査母体においては、8-9割近くの人が「将来に不安」を抱いていることが分かった。いざという時の備えをすべきと考え、程度はともかく実行に移している人は7-9割いるが、収入面で不安のあるフリーターが一番低い値に留まっている。また備えが十分に出来ていない人の理由としては「備えに費やすお金がない」という意見がもっとも多く、6割を超える人が同意を示していた(【発表リリース】)。続きを読む "「将来不安」学生・会社員8割、フリーター9割近く・備えが出来ないのは「お金がない」"
中央調査社は2012年8月、国会議員や官僚、マスコミ、警察、自衛隊など公的要素を持つ組織・団体に対する信頼感に関する意識調査結果を発表した。それによると調査母体においては、自衛隊への信頼度がもっとも高いことが分かった。回答者の6割強が肯定的な意見を述べている。一方、信頼度が一番低いのは国会議員で、肯定派は1割にも満たなかった(【発表リリース、PDF】)。