2012/03/31
アメリカの調査機関として名高い【Pew Research Center】は2012年3月19日に同社公式サイトにて、デジタル・非デジタル双方におけるアメリカでのニュースメディアの動向と展望に関する報告書【State of the News Media 2012】を公開した。現状、さらには将来への展望を同社の調査結果、公的情報や他調査機関のデータを合わせてまとめ上げた「米デジタルニュース白書」で、貴重なデータが数多く記されている。そこで先日から【タブレット機でニュースを読む人は約1割…アメリカのニュース取得状況】の例にある通り、気になる要項について抽出やグラフの再構築などを行い、現状を概要的にでも把握すると共に、今後の記事展開の資料構築も兼ねるようにしている。今回はアメリカにおけるモバイル端末(スマートフォンとタブレット)とニュースの取得に関する部分を、いくつかの数字・グラフと共にかいつまんでみることにする。2012/03/30
震災で大きく上ぶれ…この3年間のミネラルウォーターの購入性向をグラフしてみる
2012年2月17日に総務省統計局が発表した【家計調査報告(家計収支編)平成23年(2011年)平均速報結果の概況】を基に、先日の記事【年金生活をしているお年寄り世帯のお金のやりくり(2011年版)】にあるような、昨年の「家計調査報告(家計収支編)」を元に執筆した記事のデータ更新や、今回の発表資料中の特記解説の中で、目に留まった動きなどを元にしたグラフ作成と事象の検証を行っている。今回は同レポート内「最近の家計消費の特徴(二人以上の世帯)」から、「ミネラルウォーターの消費性向」について見て行くことにする。続きを読む "震災で大きく上ぶれ…この3年間のミネラルウォーターの購入性向をグラフしてみる"
「社会に貢献する企業」への就労意識、日本は最消極姿勢。でもお金が絡むと…?
ニールセン ジャパンが2012年3月28日に発表した、企業の市民活動(企業は利益の追及のみならず、社会の公器としての立場から、社会的責任、特に地域社会への貢献を果たす必要があるとの考え方を具象化するための各種行動)に関する、世界規模での調査結果によると、日本は他の諸外国と比べ、「企業市民活動」を行う企業に対する就職意欲が低い傾向にあることが分かった。一方でそのような企業への就労を検討する際に「賃金が低くても良い」とする意見は、日本は世界平均よりもやや拒絶感が強いが、北米やヨーロッパ、ラテンアメリカはそれ以上に大きな拒否反応を示していることが明らかにされている(【発表リリース、PDF】)。続きを読む "「社会に貢献する企業」への就労意識、日本は最消極姿勢。でもお金が絡むと…?"
アメリカ合衆国の調査機関【Pew Research Center】は2012年3月19日に、デジタル・非デジタル双方におけるアメリカでのニュースメディアの動向、展望に関する報告書【State of the News Media 2012】を公開した。現状、さらには将来への展望を同社の調査結果だけでなく、公的情報や他調査機関のデータを合わせてまとめ上げた「米デジタルニュース白書」で、貴重なデータが数多く配されている。そこで先日の【タブレット機でニュースを読む人は約1割…アメリカのニュース取得状況】のように、気になる要項を抽出、さらにはグラフの再構築を逐次行い、現状を概要的にでも把握すると共に、今後の記事展開の資料構築も兼ねるようにしている。今回はアメリカの新聞業界の動向に関する部分を、いくつかの数字・グラフと共にかいつまんでみることにする。リサーチバンクは2012年3月28日、固定電話に関する調査結果を発表した。それによると全体では1割強、20代では約4割は「自宅に固定電話は無い」と回答していることが分かった。一方で固定電話の必要性については、全体で1/4の人が「不要である」と答えている(【発表リリース】)。
2012/03/29
「社会に貢献する企業」の商品、少々高くても買う? 日本は消極姿勢
ニールセン ジャパンは2012年3月28日、企業の市民活動(企業は利益を追及するだけでなく、社会の公器としての立場から、各方面で社会的責任、特に地域社会への貢献を果たさねばならないとする考え方を具象化するための各種行動)に関する世界規模での調査結果を発表した。それによると、日本は他の諸外国と比べて「企業市民活動」に対する評価が低い傾向にあることが分かった。同行動をした企業の商品を購入したいか、そのような行動をしている企業の商品なら価格が高めでも良いかとの問いの双方において、日本は他地域と比べて肯定的意見が低い結果が出ている(【発表リリース、PDF】)。続きを読む "「社会に貢献する企業」の商品、少々高くても買う? 日本は消極姿勢"
アメリカの調査機関【Pew Research Center】は2012年3月19日、デジタル・非デジタル双方におけるアメリカでのニュースメディアの動向と展望に関するレポート【State of the News Media 2012】を発表した。現状と将来展望をPew Research社の調査結果と公的情報や他調査機関のデータを合わせてまとめ上げた「米デジタルニュース白書」のようなもので、貴重なデータが数多く盛り込まれている。そこで先日から【タブレット機でニュースを読む人は約1割…アメリカのニュース取得状況】のように、気になる要項について抽出やグラフの再構築などを逐次行い、現状を少しでも把握すると共に、今後の記事展開の資料構築も兼ねるようにしている。今回は売上面(≒広告面)を中心に、デジタル世界でのニュース事情についていくつか内容をかいつまんでみることにする。続きを読む "売上面を中心にアメリカのデジタルニュース事情"
震災後一年で年収減少約3割、それらの人の「買い物」「外食」控えは過半数
ライフネット生命保険は2012年3月28日、東日本大地震・震災後における意識や行動の変化に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、震災後の1年間で年収が減った人は3割近くに達していることが分かった。増えた人は5%にも満たない。また年収が減った人は過半数が買い物や外食を控える傾向を強めており、社会全体の消費性向減退が懸念される結果が出ている(【発表リリース】)。続きを読む "震災後一年で年収減少約3割、それらの人の「買い物」「外食」控えは過半数"
2012/03/28
アメリカの調査機関【Pew Research Center】は2012年3月19日、デジタル・非デジタル双方におけるアメリカでのニュースメディアの動向と展望に関するレポート【State of the News Media 2012】を発表した。現状と将来展望をPew Research社の調査結果と公的情報や他調査機関のデータを合わせてまとめ上げた、いわば「米デジタルニュース白書」のようなもので、貴重なデータが数多く盛り込まれている。そこで先日から【タブレット機でニュースを読む人は約1割…アメリカのニュース取得状況】のように、気になる要項について抽出やグラフの再構築などを逐次行い、現状を少しでも把握すると共に、今後の記事展開の資料構築も兼ねるようにしている。今回はTwitter(ツイッター)やFacebook(フェースブック)に代表されるソーシャルメディアと、ニュースとの関係について、いくつか内容をかいつまんでみることにする。2012/03/27
アメリカの調査機関【Pew Research Center】は2012年3月19日、デジタル・非デジタル双方におけるアメリカでのニュースメディアの動向と展望に関するレポート【State of the News Media 2012】を発表した。現状と将来展望をPew Research社の調査結果と公的情報や他調査機関のデータを合わせてまとめ上げた、いわば「米デジタルニュース白書」のようなもので、貴重なデータが数多く盛り込まれている。そこで先日から【タブレット機でニュースを読む人は約1割…アメリカのニュース取得状況】のように、気になる要項について抽出やグラフの再構築などを逐次行い、現状を少しでも把握すると共に、今後の記事展開の資料構築も兼ねるようにしている。今回は雑誌の現状のうち、先日の【米雑誌業界の動向(紙媒体編)】に続き、デジタル方面の話を絡めてみることにする。アメリカの調査機関【Pew Research Center】が2012年3月19日に発表したデジタル・非デジタル双方におけるアメリカでのニュースメディアの動向と展望に関するレポート【State of the News Media 2012】が、このレポートは現状と将来展望を同社の調査結果と公的情報や他調査機関のデータを合わせてまとめ上げた「米デジタルニュース白書」のようなもので、貴重なデータが多数盛り込まれている。そこで先日から【タブレット機でニュースを読む人は約1割…アメリカのニュース取得状況】に代表されるように、気になる要項を抽出し、グラフの再構築を行い、現状を少しでも把握すると共に、今後役立つであろう資料構築も兼ねるようにしている。今回は雑誌の現状、特に「紙媒体」としての雑誌に関するデータを見て行くことにする。
自家用車の持ち主にとって、楽しみでもあり、同時に悩みの種なのが、その自動車のメンテナンス。特に車本体の外装を彩る塗料(ペイント)には、細心の注意が必要になる。傷ついたり腐食することで一部分でも欠ければ、そこから腐食が広がり傷みを加速化させるのはもちろん、見た目も劣化すること極まりない。ほんの少しのペイントのはがれでも、非常に気になるトラブルといえる。今回紹介するのは、そのような持ち主の頭痛のタネを逆手に取った、もらい手にも感謝してもらえそうな名刺である(【The ADS of the World】)。
続きを読む "愛車のトラブルを気付かせ、さらに役に立つ名刺"
2012/03/26
アメリカ合衆国の調査機関【Pew Research Center】は2012年3月19日にデジタルと非デジタル双方におけるアメリカでのニュースメディアの動向、そして展望に関するレポート【State of the News Media 2012】を発表した。現状と将来展望をPew Research社の調査結果、公的情報や他調査機関のデータを合わせてまとめ上げた「米デジタルニュース白書」のようなものだ。そこで先日から【タブレット機でニュースを読む人は約1割…アメリカのニュース取得状況】のように、いくつかの項目に関して抽出やグラフの再構築などを行い、現状を少しでも把握すると共に、今後の記事展開の資料構築も兼ねるようにしている。今回は主なニュース配信媒体の「勢い」を概要的に知れるデータのうち、「視聴者数」「売上」の変移を見て行くことにする。検索エンジンによる保全履歴を元にした「個別検索結果」、米では反対派が2/3
アメリカの調査機関【Pew Research Center】は2012年3月9日、アメリカ国内における検索エンジンの利用状況に関する調査結果を発表した。それによると調査母体内インターネット利用者の91%にあたる「検索エンジン利用経験者」においては、検索エンジンによる「利用履歴を元にした検索結果の調整」について、「検索結果の観点から」否定的な意見を持つ人が約2/3いることが分かった。肯定派は3割に留まっている。一方「プライバシーの観点」では3/4近くが反対を示しており、いずれの観点でも利用者の視点では否定的な意見を持つ人が多いことが分かる(【発表リリース】)。続きを読む "検索エンジンによる保全履歴を元にした「個別検索結果」、米では反対派が2/3"
2012/03/25
検索エンジンで得た情報と自分の検索技術、時と共に向上している…ように思える?
アメリカの調査機関【Pew Research Center】は2012年3月9日、アメリカ国内における検索エンジンの利用状況に関する調査結果を発表した。それによると調査母体内インターネット利用者の91%にあたる「検索エンジン利用経験者」においては、検索エンジンで見つけられた情報の品質が、年と共に向上していると評価した人は過半数に達していることが分かった。しかしシニア層はやや評価がキツめな回答をしている。また2004年時点の調査と比べると、検索エンジンを使った時に「欲しい回答が得られる」率は2倍近くに増加していた。検索エンジンの精度と共に、使い手側も慣れてきたように見える(【発表リリース】)。続きを読む "検索エンジンで得た情報と自分の検索技術、時と共に向上している…ように思える?"
鉄道の「女性専用車両」、女性は5割強・男性は3割足らずが「必要」
リサーチバンクは2012年3月21日、通学・通勤電車に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、いわゆる「女性専用車両」の必要性について、男性は3割足らず・女性は5割強が「必要だ」と考えていることが分かった。一方、「不要」は男性3割強なのに対し女性は1割強に過ぎず、男女で必要・不要の意見が大きく異なっているのが確認できる(【発表リリース】)。続きを読む "鉄道の「女性専用車両」、女性は5割強・男性は3割足らずが「必要」"
2012/03/24
男性読書、女性は? …男女で異なる「電車乗車時にしていること」
リサーチバンクは2012年3月21日、通学・通勤電車に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、通学・通勤時の電車内でしていることとして、「携帯電話等(スマートフォン含む)でのメールのやりとり」「音楽視聴」「寝る」「本や新聞を読む」が上位についていることが分かった。男女で傾向は大きく異なり、男性は「本や新聞を読む」「寝る」が、女性は「携帯電話等でのメールのやりとり」「音楽視聴」が上位に位置している(【発表リリース】)。続きを読む "男性読書、女性は? …男女で異なる「電車乗車時にしていること」"
2000万円以上なら半数近くが「仕事をしていない」…預貯金額で変わるシニアの就労状態
厚生労働省は2012年2月22日、中高年齢者に対する継続的な調査「中高年者縦断調査(中高年者の生活に関する継続調査)」の第6回調査結果を発表した。それによると60-64歳の高齢者においては、5年前の預貯金額によって現在の就労状況に大きな違いがあることが分かった。預貯金額が大きい人ほど「仕事をしていない」人の割合が大きくなる。また「会社・団体などの役員」の比率も高めとなり、会社役員などの立場にある人の多くは資産をそれなりに有し、さらに60歳を過ぎても働き続けている様子がうかがえる(【発表リリース】)。続きを読む "2000万円以上なら半数近くが「仕事をしていない」…預貯金額で変わるシニアの就労状態"
タブレット機でニュースを読む人は約1割…アメリカのニュース取得状況
アメリカの調査機関【Pew Research Center】は2012年3月19日、デジタル・非デジタル双方におけるアメリカでのニュースメディアの動向と展望に関するレポート【State of the News Media 2012】を発表した。現状と将来展望をPew Research社の調査結果と公的情報や他調査機関のデータを合わせてまとめ上げた、いわば「米デジタルニュース白書」のようなもので、貴重なデータが数多く盛り込まれている。今回はその中から、Pew Researchが行った各種調査の調査母体における、デジタル機器の保有状況などを見て行くことにする。続きを読む "タブレット機でニュースを読む人は約1割…アメリカのニュース取得状況"
2012/03/23
「検索エンジンって精度上がってる?」米利用者の52%は「その通り」
アメリカの調査機関【Pew Reserch Center】は2012年3月9日、アメリカ国内における検索エンジンの利用状況に関する調査結果を発表した。それによると調査母体内インターネット利用者の91%にあたる「検索エンジン利用経験者」においては、52%の人が「年々検索エンジンの検索結果に関して、妥当性や関連性は向上しつつある」と答えていることが分かった。悪化しているとの回答は7%でしかなく、残りのほとんどは「変化なし」と答えている。検索結果で羅列されるサイトの情報品質に対してもほぼ同じ印象との結果が出ており、検索エンジンの精度改善化は一定の評価を与えられているようだ(【発表リリース】)。続きを読む "「検索エンジンって精度上がってる?」米利用者の52%は「その通り」"