2011/01/31
内閣府は2011年1月31日、少年非行に関する世論調査の結果を発表した。それによると「社会的に見て問題だと思う少年非行」(複数回答)について、過半数の53.0%が「いじめ」と答えていることが分かった。前回調査の2005年当時と比べると20.1ポイント増加している。今回も含めて過去4回の調査では、前回まで減少傾向にあった「いじめ」問題が、再び多くの人に認知されつつある傾向を示す結果となっている(【発表リリース】)。最近は滅多に見かけなくなったが、それでも時々出版物で同じページが繰り返されたり(ミスプリント)、突然数ページが飛ばされている(落丁)ものに遭遇することがある。雑誌ならすぐに気が付くが、文庫本では違和感を覚えるものの、それになかなか気がつかない場合も少なくない。「おや? やはり変だぞ」と思い返し、自分の記憶力や判断力を疑いながらもページ数を確認し、ようやく「これはおかしい」となるわけだ。その違和感を逆手に取り、うまく利用したのが今回紹介する雑誌広告である(I Believe in Advertising)。
続きを読む "目の錯覚か記憶違いを疑ってしまうお薬の雑誌広告"
マイボイスコムは2011年1月25日、ノンアルコールビールに関する調査結果を発表した。それによると成人で構成される調査母体のうち、ノンアルコールビールを飲む約1/3程度の人たちにおいては、飲用場面として「自動車運転時」がもっとも多く、3割近くを占めていた。次いで「夕食時」が続いており、「飲みたくても飲めない場面で、飲んでいる雰囲気を味わえる」メリットを活かしているようすが分かる結果となっている(【発表リリース】)。続きを読む "ノンアルコールビールの飲用場面、トップは「自動車運転時」"
2011/01/30
ノンアルコールビール飲用者は約1/3、理由は「ビール飲用気分を味わえる」
マイボイスコムは2011年1月25日、ノンアルコールビールに関する調査結果を発表した。それによると成人で構成される調査母体においては、ノンアルコールビールを飲んでいる人は約1/3程度であることが分かった。また飲用理由については「飲めない時や酔うと困る時でも、飲む気分を味わえる」という回答がもっとも多く、次いで「飲めない時や酔うと困る時でも、飲む場に参加できる」が上位についている(【発表リリース】)。続きを読む "ノンアルコールビール飲用者は約1/3、理由は「ビール飲用気分を味わえる」"
2011/01/29
色んなサイトをタイムトラベル・「Wayback Machine」が装いも新たにβ版として新ドメインでスタート
以前【国立国会図書館でウェブサイトの収集本格化へ・立ちはだかる著作権の壁】などでも紹介した、ウェブサイトの過去の姿を確認できるサービス、非営利団体の【Internet Archive】が提供している【Wayback Machine】。こちらのサービスの調子が数年前から思わしく無く、2008年前後以降のデータが反映されなくなっていた。どうしたものかと頭を抱えていたが、先日同団体の【ブログにて】、新しいバージョンがβ版として公開されたと告知された。URLも代わり、今度は【http://waybackmachine.org】での稼働となる。今回はこれにチェックを入れてみることにする。続きを読む "色んなサイトをタイムトラベル・「Wayback Machine」が装いも新たにβ版として新ドメインでスタート"
アイシェアは2011年1月25日、独身のビジネスパーソンに対する住まいに関する意識調査の結果を発表した。それによると調査母体のうち自前の住宅を持たない人においては、分譲マンションの購入メリットとして「自分で好きなデザイン可能な空間を確保できる」を挙げた人がもっとも多く、4割近くを占めていた。次いで「プライベートな時間の充実」を挙げており、「好きなデザインの部屋で好きな時間を大いに過ごせる」ことを夢見ている感がある。また男女別では女性の方が、これらの項目に対する要望が強いことが確認できる([発表リリース])。続きを読む "【更新】働く独身者、分譲マンションのメリットを考える"
2011/01/28
先日姉妹サイト「ライトニング・ストレージ」にて【高齢者の万引き増加中・20年間連続増】でお伝えした通り、2011年1月27日に[YOMIURI ONLINE]などが伝えるところによると、警察庁が2010年における万引きでの摘発者などを発表。その数字の上で高齢者の該当人数が、20年連続して増加したとのこと。その記事で「高齢者の数そのものが増えているのだから、人数が増加するのは比率が同じならば当然。人数だけでは無くてその年齢階層の人口比率で”も”考えねばならないのではないか」とする疑問を呈した。今回はこの件について調べてみることにする。アイシェアは2011年1月25日、独身のビジネスパーソンに対する住まいに関する意識調査の結果を発表した。それによると調査母体においては、実家から離れて生活している人は約2/3であることが分かった。そのうち大半を占める賃貸住宅暮らしの人では、住んでいる住宅の家賃は「6-8万円」の人がもっとも多く約4割を占めていた。男女別では女性の方が、年齢別では歳が上の方が高い家賃の賃貸住宅に住む傾向が見られる(【発表リリース】)。
2011/01/27
アイシェアは2011年1月25日、独身のビジネスパーソンに対する住まいに関する意識調査の結果を発表した。それによると調査母体においては、実家から離れて生活している人は約2/3であることが分かった。そのうち大半を占める賃貸住宅暮らしの人では、住んでいる住宅の間取りは「1K」がもっとも多く、次いで「2DK」「1DK」の順となっている。男女別では女性の方が、年齢階層別では歳を経ている人の方が広い間取りに住む傾向が確認できる(【発表リリース】)。2011/01/26
アイシェアは2011年1月25日、独身のビジネスパーソンに対する住まいに関する意識調査の結果を発表した。それによると調査母体においては、実家住まいの人は約1/3であることが分かった。実家住まいの人では、実家に対して毎月3万円から5万円を「入れている」人がもっとも多く、約1/4を占めている。一方で一円も差し出さない人も2割以上確認ができる(【発表リリース】)。続きを読む "実家住まいの独身働き人、実家にいくら入れている?"
「ここまで小さく折り込めますよ」がぱっと見で分かる折りたたみ式自転車の広告
駅や電車の注意書きプレートを見ると、その中に「自転車を持ちこまないように」という記述を見かけることがある。実際には「混雑時で無い限り」「折りたたんで専用の袋に入れてあればOK」、「折りたたみ・分解して専用袋に入れてあればOKだが、有料手回り品扱いされる」など、鉄道会社によって取り決めは異なるため、持ち込みには注意が必要だ。それらのルールを守って電車内に自転車を持ち込んでいる事例を見かけた時、やはり感心してしまうのは、「よくぞまあ、ここまで小さく折りたためるものだ」ということ。それはまるで折り紙や、変形合体ロボットの変形前の姿のようですらあり、手品師が持つシルクハットの中身をのぞき見た時のような、少々お得な気分にもさせられる。今回紹介するのはそのような「神秘的なイメージすら想像させる」、折りたたみ式自転車の特徴がひと目で分かる広告である(【Creative Criminals】)。続きを読む "「ここまで小さく折り込めますよ」がぱっと見で分かる折りたたみ式自転車の広告"
2011/01/25
受給者110万人増・加入者62万人減…2009年度の公的年金事業概要発表
厚生労働省は2011年1月24日、2009年度における厚生年金保険と国民年金の事業概要に関する報告【平成21年度厚生年金保険・国民年金事業の概況について】を発表した。それによると2009年度末における公的年金の受給者は5988万人となり、前年度末に比べ245万人(4.3%増)だったことが分かった。重複を除外した公的年金の実質受給権者数は3703万人で、110万人増(3.1%増)。一方で加入者は6874万人となり62万人減少(0.9%減)している。続きを読む "受給者110万人増・加入者62万人減…2009年度の公的年金事業概要発表"
2011/01/24
「ソーシャルメディアが流行ってるから使ってみたよ、でも…」企業が頭を抱える、運用上の課題とは
NTTレゾナントとループス・コミュニケーションズは2011年1月20日、企業におけるソーシャルメディアの活用状況に関する調査結果を発表した。それによると「ツイッターの企業アカウントを保有し、通常業務でツイッターを運用する立場にある担当者」から成る調査母体においては、ソーシャルメディア運用上の課題として、「効果の測定が難しい」「営業上の効果が見えない」など、効果がつかみ切れない企業の苦悩がうかがえる回答項目が回答上位を占めていた。また各ソーシャルメディア毎に課題の大小には違いが見られ、それぞれの得手不得手、機能特性などをかいま見ることができる(【発表リリース】)。続きを読む "「ソーシャルメディアが流行ってるから使ってみたよ、でも…」企業が頭を抱える、運用上の課題とは"
【更新】意外かそれとも当然か・面白い漫画を探す時、参考にするのは口コミ以上に…
アイシェアは2011年1月21日、新潮社と共に、漫画好きを対象とした漫画に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、面白い漫画が読みたいと思った時にもっともよく用いている「手掛かり」は「書店・コンビニの陳列」であることが分かった。ほぼ同数で「まわりのクチコミ」が続いている。次いで「インターネットのクチコミ」が上位を占めているが、アニメが先でその原作を読みたくなるというパターンも1/4程度が確認できる([発表リリース])。続きを読む "【更新】意外かそれとも当然か・面白い漫画を探す時、参考にするのは口コミ以上に…"
NTTレゾナントとループス・コミュニケーションズは2011年1月20日、企業におけるソーシャルメディアの活用状況に関する調査結果を発表した。それによると「ツイッターの企業アカウントを保有し、通常業務でツイッターを運用する立場にある担当者」から成る調査母体においては、ソーシャルメディアを運用する際のガイドラインが制定されている企業は約4割であることが分かった。各種禁止・義務的事項の文書化が果たされている企業は3割を超えている。しかし教育体制まで備わっている企業は1割にも満たない状態であることも確認されている(【発表リリース】)。続きを読む "ツイッター利用企業でガイドラインを制定しているのは4割程度"
漫画好きでも「インターネットで漫画を読んだことがある」人は半数程度
アイシェアは2011年1月21日、新潮社と共に、漫画好きを対象とした漫画に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては「インターネット上で漫画を読んだことがある」と回答した人はほぼ半数に達していた。年齢階層別に見ると、歳を経るに連れて回答率が減少する傾向がある。「漫画好き」に尋ねた結果としては、微妙な値ともいえよう(【発表リリース】)。続きを読む "漫画好きでも「インターネットで漫画を読んだことがある」人は半数程度"
2011/01/23
ライフネット生命保険は2011年1月20日、早起きをして出来た朝の時間を仕事や趣味に活用する「朝活」に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、始業時間の10分前未満に出社する人は約1/4でしかないことが分かった。10分-29分以内に出社する人で4割強に達している。30分-1時間未満の人も2割程度おり、この10分-59分の時間帯がボリュームゾーンとなっている(【発表リリース】)。アイシェアは2011年1月21日、新潮社と共に、漫画好きを対象とした漫画に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、異性向けの漫画で「面白い」と思った作品があると答えた人は全体で9割以上に達していることが分かった。「よくある」とする回答者も4割近くに登る。男女別では男性よりも女性(つまり女性が男性向け漫画を読んで「面白い」と思う割合)の方が高い傾向にあることが確認できる(【発表リリース】)。
「もし他の国に住んでいたら」をネット上で疑似体験できる「If It Were My Home」
以前記事にした【Facebook利用者数の各国対人口比】でグラフ化した「Facebook利用者数の各国対人口比」は、インターネット上で公開されている2つのデータを掛け合わせ、意味ある値として算出したもの。インターネット上の情報はこのように複数の値を組合せ、新たな価値を見出すことができる。これもまた醍醐味であり、有意義性を示すものでもある。今回紹介する【If It Were My Home】も、種明かしをすればシンプルな構成ではあるが非常に興味深く、また「コロンブスの卵」的発想に多くの人が「なるほど」と相づちを打つに違いない、「ネット上の公開データを組み合わせて見せた、新しい価値の創造」的なウェブサービスである(トリガー記事:【The Presurfer】)。続きを読む "「もし他の国に住んでいたら」をネット上で疑似体験できる「If It Were My Home」"
企業のソーシャルメディア利用目的は「企業全体のブランディング」「広報活動」がメイン
NTTレゾナントとループス・コミュニケーションズは2011年1月20日、企業におけるソーシャルメディアの活用状況に関する調査結果を発表した。それによると「ツイッターの企業アカウントを保有し、通常業務でツイッターを運用する立場にある担当者」から成る調査母体においては、他のソーシャルメディアとしてはブログを使っている人がもっとも多く、4人に3人強の割合であることが分かった。Facebookも3割の担当者が利用している。また運用目的としては「企業全体のブランディング」がもっとも多く、「広報活動」が続いている(【発表リリース】)。続きを読む "企業のソーシャルメディア利用目的は「企業全体のブランディング」「広報活動」がメイン"