夫婦間の愛情を伝える手段は「会話」
2012/12/01 12:00


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今調査は2012年10月12日から16日にかけて20-59歳の既婚男女に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1086人。男女比は545人対541人。世代構成比は20歳代-50歳代でほぼ均等割り当て。
まず最初に、平日の夫婦間の会話に愛情を感じるか否かを尋ねたところ、8割の人が感じると回答した。感じないとした、ある意味醒めた関係なのが懸念される状態の人は6.7%。

↑ 平日の夫婦間の会話に愛情を感じるか
このように大体が「平日の会話に愛情を覚える」夫婦である調査母体において、愛情はどのような方法で伝える場合がもっとも多い、重要視しているかを聞いたのが次のグラフ。8割以上が「(口頭による)会話」で、圧倒的な多数を占めている。

↑ 愛情をどのような方法で伝えるか(択一)
次いで多いのは「メール」、さらに「電話」「手紙」「ソーシャルメディア」がごく少数で続く。デジタルメディアがいかに浸透しても、愛情を伝えるのには直接の言葉が一番と考える人は多いようだ。
ところが「平日の夫婦間の会話に愛情を感じる」度合い、ある意味「夫婦の愛情関係」の程度別に区分して結果を再整理すると、意外な傾向が見えてくる。

↑ 愛情をどのような方法で伝えるか(択一)(会話における愛情の感じ方別)
常日頃から愛情を感じている度合いが強いほど、愛情を伝える手段として「会話」を挙げる割合が高くなっている。逆に醒めている(ように見える)人ほど、「会話」の回答率が減り、「メール」「その他」が増える結果が出ている。メールならば相手の顔色をうかがわずに済むし、時間の束縛も最小限で済む。合理的ではあるが、気持ちの伝え合い・キャッチボールという意味での「コミュニケーション」としては物足りない。メリット・デメリットを見比べ、「メール」の方が良いとした判断には、やはり「会話では愛情をあまり感じていない」、どこか醒めた気持ちがあるのかもしれない。
もっとも中には純粋(?)に「直接相手と会話をするより、メールでのやりとりの方が深い愛を覚えることができる」という人も居て、だからこそ「平日の夫婦間の(口頭による)会話では愛情を感じず、自分の愛情はメールでこそ伝えられる」という人もいるのかもしれないが。
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