海外でも活躍(!?)する2キャラクターの驚くべき変化
2012/11/26 20:30
企業やゲーム、ウェブサイト、地方自治体、団体、そしてテレビ番組などで活躍するイメージキャラクター。マスコット的な立場として所属の場で対外アピールに励むだけでなく、多種多様なキャラクター商品の元ネタにもなり、喧伝の手段を増やしていく。今回は日本でお馴染みの、誰もが知っているキャラクター達の、海外での活躍、あるいは変貌ぶりを示す、2つの事例を紹介しよう(【ライトニング・ストレージ】)。
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↑ Domo Toaster。
まずはNHKのマスコットキャラクター「どーもくん」を素材にしたもの。【公式サイト】によれば卵から生まれた謎の生物(キャラクター紹介には「タマゴから生まれたへんてこ動物」「もっさいボディーとピュアなハートの持ち主」などと書かれている)で、初めて見たテレビにニュースが映っており、そこでアナウンサーが「どーも、こんにちわ」と発したため、その言葉を覚え、周囲からも「どーもくん」と呼ばれるようになったという。パペットアニメーション(ストップアニメーション)以外に絵本、イラスト・アニメーションにも登場している。
そのどーもくんの造形が比較的シンプルで、しかも四角形をしているところからか作られたのが、このトースター「Domo Toaster」。【毎朝『スターウォーズ』気分が満喫できるトースター】などのキャラクタートースターと仕組みは同じで、ごく普通に食パンをセットして焼くだけで、「どーもくんトースト」が完成する。トースター本体もどーもくんを模しており、子供が喜びそうな感がある。
↑ 毎日どーもくんに「どーも」と挨拶しながら食パンを口にできる
動画にもある通り、アメリカのアマゾンで『Domo Toaster』という名前で米39.99ドルにて発売中。日本では残念ながら未発売となっている。
そしてもう一つは、その仕事ぶりから多くの人の注目を集め、「何かあったらキティちゃん」とまで呼ばれている、サンリオのキャラクタ、ハローキティ。
↑ Hello Kitty Reversible 8" Plush: Turkey。
なんとキティちゃんが七面鳥に早変わりするという、奇抜さでは一連のタイアップ関連商品の中でも群を抜いているであろう一品。後頭部にあるチャックを開き、裏と表をひっくり返すようにめくり、再びチャックを閉めることで、キティちゃんの焼き印付きの「七面鳥の丸焼き」が完成する。
サイズは20×15×15センチ。海外では感謝祭などに七面鳥を食べるのが定例パターンとなっていることから、それに合わせたコラボ商品のようだ。キティちゃん状態の際にもしっかりと手に小さな七面鳥と思われる鶏肉を持っていることを考えると、「七面鳥を食べたら美味しすぎて、自分が七面鳥になっちゃったみたい……って本当に変身しちゃった」的なノリがあるのかもしれない。
こちらは海外のサンリオ・オンラインショップ(公式)で【Hello Kitty Reversible 8" Plush: Turkey】という名前で発売されており、価格は米28ドル。日本では残念ながら発売を確認できない。
今回紹介した2アイテムは、残念ながら現時点では双方とも日本での入手は不可能。画像や動画でその実態を見られるだけでも、感謝すべきかもしれない。
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