ごはんの上にのせると幸せを感じる食材、トップは……

2012/09/29 07:00

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ご飯パルシステム生活協同組合連合会は2012年9月25日、家族の食卓に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては「ごはんの上にのせると幸せを感じる」ともっとも多くの人が同意したのは「納豆」だった。5割強の人が「ご飯の上に納豆をのせると幸せを感じる」と回答している。次いで「味付け海苔」「辛子明太子」「生たまご」が続いている。世代別では「納豆」は幅広く支持されているが、「味付け海苔」「辛子明太子」は壮齢層ほど、「生たまご」「鮭フレーク」などは若年層の支持が厚い(【発表リリース】)。



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今調査は2012年8月27日から9月7日にかけてモバイル端末を用いたインターネット経由にて20-50代の主婦に対して行われたもので、有効回答数は1000人。世代構成比は20代-50代までで10歳区切りで均等割り当て。調査実施機関はネットエイジア。

熱々の炊き立てご飯はそれだけでも美味しいが、いわゆる「ごはんの友」として何らかの添え物(メインディッシュでないおかずで、ごはんに直接のせるタイプ)を加えることで、一層美味しさが増していく。その組み合わせだけでも十分ごはんを楽しめるような「ごはんの友」について、何が好きか、何なら幸せを感じるかを尋ねた結果が次のグラフ。

↑ ごはん(お米)の上にのせると幸せを感じるもの(複数回答、回答率2割超限定)
↑ ごはん(お米)の上にのせると幸せを感じるもの(複数回答、回答率2割超限定)

トップは「納豆」。好き嫌いが分かれるところだが、安価で滋養に長けておりごはんとこれだけで十分満足という人も少なくない。昨年の震災後における混乱で納豆の供給が滞った際に、どれだけの人が頭を抱え、商品を求めたかを思い返せば、「納豆」の人気ぶりも理解できるというもの。

続いて上位には「味付け海苔」「辛子明太子」「生たまご」が続く。ここまでが4割超え。「生たまご」は無理だが、「味付け海苔」「辛子明太子」双方ともおにぎり・おむすびの具としても高い人気を誇る具材として知られている。続くおかずにも「おにぎりの具」として使われているものが多く、「ごはんの友として好かれているからこそ、おにぎりにも良く合うのだな」と納得させられる。

これを世代別に見たのが次のグラフ。

↑ ごはん(お米)の上にのせると幸せを感じるもの(複数回答、上位10位、世代別)
↑ ごはん(お米)の上にのせると幸せを感じるもの(複数回答、上位10位、世代別)

「納豆」は世代別差異はあまりない。一方、世代により好みの度合いが異なるおかずも多い。

●若年層がより好む……生たまご、鮭フレーク
●壮年層がより好む……味付け海苔、辛子明太子、梅干し、きゅうりの漬物、生たらこ

それぞれ、若年層、壮齢層が好みそうなおかずが並んでおり、納得もできるというもの。

ちなみにトップの「納豆」だが、回答者の居住地域別に再集計すると次のような形となる。

↑ ごはん(お米)の上にのせると幸せを感じるもの(「納豆」、回答者地域別)
↑ ごはん(お米)の上にのせると幸せを感じるもの(「納豆」、回答者地域別)

もっとも高い値を示す北海道・東北地方と比べると、ほぼ半分程度の回答率しかない。やはり関西地域の人は納豆が苦手のようだ。


■関連記事:
【好きなおにぎりの具トップの「鮭(さけ)」、ヒミツは世代を超えた人気ぶり】



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