一日何時間ぐらい本気を出してる? 米平均は約7時間
2012/09/24 06:45
アメリカの調査機関【ギャラップ社】は2012年9月13日、アメリカにおける「日常生活での本気の出し具合」に関する調査結果を発表した。それによると全体では24%の人が「1日10時間以上本気を出して行動している」と答えていた。7-9時間は19%となり、合わせて43%の人が「1日7時間以上は本気モード」と答えている。男性よりは女性の方が、人種別では白人系の方が本気モードの時間は長い傾向にある(【発表リリース】)。
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今調査の最新版は2012年8月23日から27日にかけてアメリカ合衆国内に住む18歳以上の無作為抽出(RDD方式)で選ばれた男女に対して電話による音声通話(英語とスペイン語)で行われたもので、有効回答数は5049人。質問には英語以外にスペイン語も用いられ、かけた先の電話の種類は固定電話・携帯電話で6対4の割合。2011年3月の国勢調査に基づいたウェイトバックがかけられている。
1日24時間のうち就寝時間を除いた時間は、何らかの形で行動を起こしていることになる。その際、力を抜くか、気合いを入れ本気を出すか(あるいはどちら寄りかはともかく、その中間にいるか)は、その場その場で違ってくる。起きている時間すべてに気合いを入れていては気力が持たず、逆に気を抜いたままでは効率の低下も否定できない。
全体では1日6.9時間「本気で行動している」という結果となった。属性別では男女別は女性が男性よりも、人種別では白人は他の人種よりも「本気モード」が長いように見受けられる。
↑ 昨日何時間くらい本気出した?
↑ 平均本気出し時間(時間/日)
特にヒスパニック系の人は「本気モード」の稼働時間が短い。平均と比べても1時間以上足りなく、「3時間未満回答者」も6-8ポイントほどの差がみられる。
ギャラップ社側では「本気出しモード」の人たちが高い自我意欲を持ち行為に望み、生産性にも優れた状態となり、離職率も低くなると示している。本気を出す、出さないは多分に主観によるところが大きいため、第三者との比較は難しいものの、自らの行動への評価の仕方もあわせ、民族性が多分に出た結果といえよう。
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