「知りたいな 学校給食 そのレシピ」トップはタンドリーチキン
2012/09/18 06:50


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今調査は2012年8月16日から22日にかけて、学校給食を実施している小学校に通う子供がいる、30-49歳の女性に対して、携帯電話を利用したインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000件。回答者の世代構成比は30代・40代で均等割り当て。調査実施機関はネットエイジア。
毎日の献立に頭を痛める主婦にとって、主婦自身が直接口にするわけではないが、学校給食は教師的立場の存在といえる。栄養士などの専門家が考え抜いた、栄養のバランスにも長けているメニューが、日々異なる種類で展開される。子供が食べるという配慮もなされているのもポイントが高い。夕食とかち合わないようにする点だけでなく、家庭での料理の上で参考にする点でも、学校給食のメニューは気になるところ。
そこで回答者である母親が、レシピを知りたいと考えている学校給食のメニューを尋ねたところ、最上位についたのは「タンドリーチキン」だった。次いで「クラムチャウダー」「ミネストローネ」が続く。

↑ 回答者がレシピを知りたいと思う学校給食のメニュー(複数回答、上位10位)
一方で「特になし」が4割強を占めているのも目に留まる。特段知りたいメニューは無いのか、それとも料理の腕前に自信があるのかもしれない。
また「知りたいメニュー」を良く見返すと、以前別記事で挙げた「回答者の子供が『学校給食で出たら嫌だな』と思うメニュー」の上位陣に複数が合致することが分かる。

↑ 回答者の小学生の子供が思う「学校給食に出たら嫌がるメニュー」(複数回答、上位10位)(再録)
母親が学校給食からメニューを学ぶのは、ある意味、子供にとってはありがた迷惑……になる可能性がある。
さて、現実問題として多くの教育機関や公的機関では、学校給食のレシピを公開している。しかしまだ未公開の学校も少なくない。今件では「インターネットで学校給食のレシピを公開してほしいか否か」を聞いているが、6割強が公開を望んでいた。

↑ インターネットで学校給食のレシピを公開してほしい
公開を望まない人・分からない人は合わせて3割強。上の「レシピを知りたいメニューは特にない」とする人の4割強に近しく、納得のいく値ではある。
今や料理のレシピはインターネット上では、公的機関・教育機関だけてなくメニュー専門サイト、ポータルサイトの1コーナー、食品企業の情報コーナーなど、多種多様な場所で確認することができる。4割強の「特になし」・3割強の「ネット上で公開しなくてもかまわない」とする意見は、「学校給食に限らなくても……」という考えもあるのかもしれない。
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