コンビニのPB(独自商品)で新開発や質向上を望むのは……?
2012/07/30 06:35


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今調査は2012年7月5日-9日にかけて携帯電話経由のインターネット調査方式にて、コンビニを週一以上で利用する人に対して行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1、世代構成比は20代から50代まで10歳区切りで均等割り当て。調査機関はネットエイジア。
以前【日本のプライベートブランド商品への品質評価は「そこそこ」】でも解説したが、PB(プライベートブランド)とNB(ナショナルブランド)の違いは次の通りとなる。
・ナショナルブランド(NB)……メーカー自身が開発し、どこでも手に入る商品。誰もが知ってる大企業の製品が代表的。
昨今ではアピールアイテムとして「知名度の上」だけでなく、「安価商品の安定的提供」という観点で有益であることから、コンビニ各社ではプライベートブランドの開発を推し進めている。特に食品系にその傾向が強く、中には総菜パンコーナーに配されているパンの半分以上が、そのコンビニのプライベートブランド製である場合も珍しくない。
それでは「週一以上でコンビニを利用する」という調査母体では、どのようなPBの新規開発や商品力向上を望んでいるのだろうか。見方を変えればこれは「需要の多い少ない」をも意味することになる。誰も自分が欲しくない商品の新開発や質の向上は望まないからだ。

↑ コンビニに新商品開発や商品力向上に注力してほしいPB(プライベートブランド)商品(上位10位)

同じような商品でもプライベートブランド化されると、各コンビニで随分と彩り、中身が違うものとなる。機会があれば店舗ごとに似通ったものを買い揃え、食べ比べてみるのも面白いだろう。
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