朝食のウインナーでよくある食べ方、トップは「焼く・炒める」

2012/04/23 06:35

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ウインナーパルシステム生活共同組合連合会は2012年4月17日、朝食に関する調査結果を発表した。それによると週一以上で朝食を取る調査母体においては、朝食のメニューとしてウインナー・ソーセージが出てくる場合、もっとも多い調理方法は「焼く・炒める」だった。全体では6割強の人が「焼いたり炒める調理法で出される、食べることが多い」と答えている。次いで「茹でる」「レンジで加熱する」の順となっている。一人暮らしでは調理が面倒なのか、家族と同居している人よりも「レンジで加熱」の意見が2倍近くの多さに達している(【発表リリース(PDF)】)。



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今調査は2012年3月19日から23日にかけて、週に一日以上朝食を食べる15-59歳の男女に対し、携帯電話を使ったインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1、世代階層比は10代から50代まで10歳区切りで均等割り当て。調査協力はネットエイジア。

以前【朝食はパン派、それともご飯派? 全体では10対9でパン派優勢】で示したように、朝食の主食として主にパンを選ぶ人とご飯を選ぶ人とでは、10対9でパン派が優勢という結果が出ている。

↑ 朝食の主食で最も食べるもの
↑ 朝食の主食で最も食べるもの(再録)

また、朝食のメニューとして出てきたら嬉しいものの上位にウインナーがついているが、朝食としてご飯を主に食べる人・パンをメインにする人双方から好かれているオールマイティーさを見せている。ちなみにウインナーとソーセージの違いは以前【ウインナーとソーセージの違い】で示した通りで、規格上太さの違いによるもの、という程度。
↑ 朝食のメニューとして出てきたら嬉しいもの(複数回答)(主食がご飯メインかパンメインか別)
↑ 朝食のメニューとして出てきたら嬉しいもの(複数回答)(主食がご飯メインかパンメインか別)(再録)

それでは実際に、朝食にウインナーやソーセージが出てきた、あるいは自分で作って食べる際に、どのような調理法が行われていることがもっとも多いだろうか。全体では「焼く・炒める」が63.0%で最多回答項目となった。

↑ どのように調理さたれウインナー・ソーセージを朝食で食べているか(択一)
↑ どのように調理さたれウインナー・ソーセージを朝食で食べているか(択一)

次いで多いのは「茹(ゆ)でる」で17.9%、「レンジで加熱」が7.6%。一方、朝食ではウインナーを食べないという人も8.6%居る。

これを世帯構成別に見ると、家族と同居している人はそれなりに手間が必要となる「焼く・炒める」の比率が高く、一人暮らしは「茹でる」「レンジで加熱」「そのまま」の比率が高い。とりわけ「レンジで加熱」は家族同居と比べて2倍近くに達しており、「そのまま食べるよりは何らかの手を加えた方が美味しいのだが、手間はかけられない」という妥協のようすがうかがえる。

ウインナーやソーセージは保存方法をしっかりしておけば、パン同様にかなり日持ちがする。ましてや以前【8割強は「魚肉ソーセージのフィルム、開けにくい」と実感】などでも示しているが、魚肉ソーセージは(安価であるのと同時に)パッケージのままなら数か月の単位で保存が利く。それなりのボリューム感も得られるし、忙しくて調理時間がなかなか取れない場合でも、朝食のお供にお勧めしたい一品ではある。

※電子レンジでソーセージ・ウインナーの類を加熱する場合、内部が膨張する・内部の水分が蒸気化することで、皮が弾ける場合があります。あらかじめ爪楊枝で穴をあける、包丁で切り込みを加えるなど、最低限の処置を施しておくことを強くお勧めします。



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