ローソンの洋菓子新ブランド「MACHI cafe 焼菓子」
2012/03/15 07:00
「Garbage Shot」第百七十三回。今回はいつもとは少々趣向を変えて、先日【ローソンから小ぶりの本格的焼菓子シリーズ「MACHI cafe 焼菓子」発売へ】で紹介した、[ローソン(2651)]で2012年3月13日から展開を開始している【「MACHI cafe 焼菓子」】のダイジェスト的なレポートをお伝えすることにする。
スポンサードリンク
↑ 「ひとときのカフェタイム。いつでも、どこでも。」のコンセプトが踊る「MACHI cafe 焼菓子」専用ブース。ロゴもプレートに記されている
今回展開が開始された「MACHI cafe 焼菓子」のコンセプトは、「ひとときのカフェタイム。いつでも、どこでも。」。仕事もプライベートも忙しい20-30代の女性に、「カフェ」で過ごすようなリラックスした時間を、手軽に楽しんでもらえるようにと、コーヒーに良く合う焼菓子が提供される。
シリーズ名に含まれる「MACHI cafe(マチカフェ)」は、ローソンが全国約750店(2012年2月末現在)で展開している挽きたて・淹れたてコーヒーのブランド。「マチ」の中のいつものお店で、本格的なコーヒーと一緒に本物の焼菓子を楽しんで欲しいという想いから、今回の焼き菓子では同じブランド名称を使用している。
先のリリースでは「階段状にした専用コーナーに陳列」との説明がされていた。実際にどのようなスタイルを用いるのか気になるところではあったが、写真にある通り通常の商品棚の上に、やや傾斜のある(奥手の方が高めになっている)専用のケースを配し、洋菓子店・喫茶店の商品ケースを模している創り。
↑ 別の角度から。1つの棚に別々の商品が手前・奥手で配せるよう、奥手側はやや高めになっている。もっとも、二段目以降は普通の商品棚として各アイテムが並べられている
これは喫茶店店内イメージさせる雰囲気を創りだすのと共に、一番上の棚には手前と奥手で別々の商品を配し、それぞれが良く見えるような工夫にもなっている。普通の商品棚にプラスαの機材を用いて「雰囲気」を演出する仕組みは各コンビニが行っているが(例えばファミリーマートで展開されている【「かーちゃん」ガンバりまくってます】における「ハハのキモチ」のパン棚に敷く厚紙、無印良品の展開するお菓子群(【無印良品の「麦粉」「和三盆」を用いた古くて新しいお菓子たち】)のカゴが好例)、ここまで凝ったアイテムを用意するのは、それだけ提供側が気合を入れている証拠ともいえる。
↑ スティックタイプの商品はこのように、差して展示できるようにしている
肝心の展開商品だが、リリースでは単に「グリーン、パープル、オレンジといった色彩豊かなパッケージ」とのみ説明されているものの、実物や公式サイトを見ると、カラー毎の意味合いを割り振っているようだ。
↑ いくつか実際に調達
「オレンジ」は柔らかいクッキー系、「パープル」は固い焼き菓子系、そして「グリーン」はケーキ生地系でまとめられており、それぞれの食感とカラーイメージがマッチするように区分されている。見た目で歯触り、食べ心地を想像させ、望みのタイプを選ばせる工夫なのだろう。
味わいそのものは「他では食べられないオリジナルレシピで作った専門店の味」との説明にある通り、ひと山100円のような雑多な駄菓子とは別の、確かな歯触りによる食感と濃縮した味が堪能できる。コーヒーと共に食するのには確かに相性がよさそうだ。量もちょうどコーヒー一杯で食べきれそうな分量のため、余った分を持て余すようなこともない(逆に量をある程度楽しみたい人には、物足りなさを覚えるかも)。
今回調達した三品の中では、味そのものとコーヒーとの相性という点では「シリアルクッキーチョコ&アーモンド」。そして食感の面白さ・意外さという点では「クッキー ころほろ抹茶」に高いポイントを割り振りたい。
公式サイトでも説明されているが、発売開始記念ということで、該当菓子2つ毎に「マチカフェ」ブランドのドリップコーヒーが1つプレゼントされる。近所に該当する店が無い人は、この機会に手に入れて、その味わいを試してみるのも良いかもしれない。
スポンサードリンク