Facebookへのアクセス利用機器、スマートフォンが躍進中

2012/02/18 19:30

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スマートフォンでのアクセスニフティとコムニコは2012年2月13日、@niftyのインターネット接続サービス利用者を対象にした、Facebookの利用調査結果を発表した。それによると調査母体のうちFacebook利用者においては、Facebookへのアクセス機器としてもっとも多くの人が挙げたのは「デスクトップPC」だった。次いで「スマートフォン」「モバイルPC」「一般携帯電話」の順となっている。中でも「スマートフォン」は4割強の回答率を示しており、若年層では5割を超える結果が出ている(【発表リリース】)。



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今調査は2012年1月6日から1月16日にかけて、@niftyのインターネット接続サービスを利用している人に対してインターネット経由で行われたもので、予備調査における回答者数は106万0506人。そのうちFacebookの利用経験ありと回答した1万1553人に本調査が行われている。男女比率は非公開。

今調査母体(予備調査段階)のうち、Facebook利用率は1.09%。各世代別区分では、40代の利用回答率がもっとも高い結果が出ている。

↑ 各世代「Facebook利用」回答率
↑ 各世代「Facebook利用」回答率(再録)

これらの回答者に、何を使ってFacebookにアクセスしているか、複数回答で聞いた結果が次のグラフ。元々インターネット経由の調査であること、@niftyのインターネット接続サービス利用者を対象であることから、当然のように「デスクトップPC」の回答率がもっとも高い。

↑ Facebookへのアクセス機器(複数回答)
↑ Facebookへのアクセス機器(複数回答)

むしろ「インターネット接続サービスを利用」という前提がありながら、「スマートフォン」での利用者が4割を超えているあたり、スマートフォン普及率の高さ、そしてFacebookとスマートフォンの相性の良さがうかがいしれる。

順位は「モバイルPC」「一般携帯電話」「タブレットPC」と続くが、最後の「タブレットPC」は同機種そのものの普及率と比較すると、やや高めに見受けられる。スマートフォン同様、タブレットPCを持つ人はFacebookを多用したがることの裏付けともなる。

これを世代別に仕切り直したのが次のグラフ。

↑ Facebookへのアクセス機器(複数回答)(世代別)
↑ Facebookへのアクセス機器(複数回答)(世代別)

それぞれの世代の機器そのものの保有率が、そのままFacebookへのアクセス率に反映された形となっている。一般携帯電話やスマートフォンは若年層ほど上、デスクトップPCは高齢層ほど上になっている。興味深いのはモバイルPC(ノートパソコンやネットブック)の動向で、40代までは上昇、50代以降は低下の動き。会社利用の機器をそのまま併用しているのかもしれない。

画面の大きさや入力系の操作の柔軟性ではデスクトップPCの恩恵はまだまだ大きい。一部調査結果では「デスクトップPCの利用率をノート系PCが抜いた」との値も出始めているが、、デスクトップPC経由でのFacebook利用はまだまだ主流のものとして続くに違いない。

一方で機動力の高さと操作性・画面面積の(比較論としての)良さ・広さからも注目を集めるスマートフォンやタブレットPCは、今後Facebook利用端末としてさらに認知され、普及をしていくに違いない。


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