Facebook、ネット利用者では40代が良く活用?
2012/02/15 06:30
ニフティとコムニコは2012年2月13日、@niftyのインターネット接続サービス利用者を対象にした、Facebookの利用調査結果を発表した。それによると調査母体においては、Facebookの利用者は40代がもっとも多い傾向にあることが分かった。その前後の世帯では漸減するが、50代以降はそれなりに高い利用率が維持されている(【発表リリース】)。
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今調査は2012年1月6日から1月16日にかけて、@niftyのインターネット接続サービスを利用している人に対してインターネット経由で行われたもので、予備調査における回答者数は106万0506人。そのうちFacebookの利用経験ありと回答した1万1553人に本調査が行われている。男女比率は非公開。
予備調査で「Facebookの利用経験があるか」を聞いたところ、回答率は1.09%だった。インターネット利用者の1%強の人がFacebookの利用経験がある、という概算になる。これを世代区分で仕切り直したのが次のグラフ。
↑ 各世代「Facebook利用」回答率
今調査母体の属性特性、つまりインターネット利用者なことを前提とする必要があるが、40代後半の人がもっとも比率的に大きく1.51%が利用経験を持っている。最少世代の20代前半と比べ約3倍に達する。デジタル系の新技術・新商品は、いわゆる「ギーク」と呼ばれる、新しいデジタル技術に強い好奇心を抱く中堅層が最初に手掛け、ブームの中心層・手引き役を構成する傾向があるが、今件もまた同様の傾向が見られる。
また詳しくは機会をあらためるが、Facebookの閲覧理由としてこの世代は「仕事や勉強に関する情報収集のため」との回答率が、他世代と比べていくぶん高い。取引先や必要な情報源がFacebook上で情報発信をしているため、否応が成しに利用せざるを得なくなった事情の持ち主も、この世代には少なくないのだろう。
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