「ウインナー」「カツ丼」「納豆」そして「トンカツ」…受験当日のげん担ぎ人気メニューとは
2012/02/07 12:00
[マルハニチロホールディングス(1334)]は2012年1月31日に、「受験と食事に関する調査」の結果を発表した。それによると調査対象母集団では、受験当日に子供の朝食に用意したい・用意したことがあるゲン担ぎメニューとして、もっとも多くの人が答えたのは「とんかつ」だった。「試験で勝つ」と「かつ」をかけている。次いで「ウインナー」(勝利者を意味するWinner)、カツ丼(試験で勝つ)など、ダジャレ系のメニューが続いている([発表リリース、PDF])。
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今調査は2012年1月13日-20日に渡り、2013年3月までに受験予定がある、あるいは過去に受験経験がある高校生以下の子供(末子)がおり、さらに週一以上自宅で夕食を作る30-40代の女性を対象とし、携帯電話を利用したインターネット経由で実施された。回答数は1000人で、年齢階層は30代219人・40代781人。調査機関はネットエイジア。
科学的・栄養学的な効果は別として、ゲン担ぎの観点から、受験生を子供に持つ母親は食事に色々と気を使いたくなるもの。特に決戦直前となる受験日当日の朝食には、最後のげん担ぎとばかりに、子供にもそれがはっきりと分かるような料理を出したくなるだろう。今項目では「受験日当日の朝食で用意したい・過去にした経験がある」メニューを複数回答で聞いているが、最上位には「とんかつ」がついている。良く知られている通り、「試験に”勝つ”」と「とん”かつ”」をかけた意味合いを持つ。
↑ 受験日当日の朝食で用意したい(または用意したことがある)ゲン担ぎメニュー(上位15位、複数回答)
次いで多いのは「ウインナー」。勝利者を意味する英語「Winner」とかけた形。さらに「カツ丼」の後には「決してあきらめない」を意味する英語「Never give up」から「ネバー」で、粘質の高い、ネバついている「納豆」がついている。
「カツ」系や「ねばりけ系」の上位は知名度もそれなりに有しているが、「ちくわ」あたりからは幾分あやしげな、あるいはこじ付け度がキツいものが増えてくる。中には改めて意味合いを確認しないと、げん担ぎのメニューなのかすら分からないのもある(当方(不破)も「たぬきそば(他抜きそば)」は今資料で指摘されて初めて気がついた)。
「げん担ぎ」というよりは、多分にダジャレによる和み、緊張感の緩和を狙っている感もある、これらのメニュー達。その気持ちがほんの少しでも当人に伝われば、例え言葉に出すことは無くとも、きっと想いは伝わるに違いない。
一方「朝食」であることを十分留意してほしい。元々胃腸があまり丈夫でない子供にヘビーなモノを食べさせたところ、胃もたれなど調子を崩してしまったなど「本末転倒」的なことのないよう、母親側としては十分に注意してほしいものである。
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