資料としての「動画作成」を考える
2011/10/07 19:30


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前々からいくつか取材の動画は作成していたが(【当方のYouTubeチャンネル】)、意図的に「説明用の動画を作ろう」と考えたのは【アメリカの肥満状況】で「1985-2010年における、アメリカ各州のBMI値30.0以上の大人の割合」をGifアニメで作った時の事。Gifアニメを作る際にはそれぞれのコマを別画面で用意する(要は「ぱらぱら漫画」と同じ)のだが、以前から取材報告用の動画でも、終了時のサイトロゴには静止画を用いていたことを思い出した。「ならば全部静止画で動画を構成すれば、そのままgifアニメになる。読み込み負荷も減らせるし、素材として第三者にも使ってもらえるし、YouTube経由で見てくれる人も出てくる」。
↑ 作成した動画。
特に凝ったものを作る必要はないので、制作はいつも通りOSに初めからついているWindowsムービーメーカーで行った。

↑ Windowsムービーメーカーで、Gifアニメ制作ツールで作るのと同じ要領で、コマ画像を並べて行く

↑ タイトルも一つのコマとして作成。あまり凝ったものを作るほどのものではないので、シンプルに
BMI関連の動画作成の後になると、現在手持ちの当方のデジカメにはそれなりの動画撮影機能もあるので、自前の動画も撮影し、似たように「説明用の」動画も作るようになった。以前は「取材撮影用の動画」にタイトルを加えた程度だったが、「説明用の」を意識するようになってからは、状況説明のテキストや静止画を織り交ぜ、サイレント映画をイメージするかのように手掛けている。
↑ マックリブを試食した時のようす。
欲が出てくると……というよりは「ちょっと何か色をつけたい」と思うようにもなったので、音量を抑えてはいるが、BGM(版権上問題の無いフリー音楽素材)も取り入れるようにしている。またYouTubeのアノテーション(要は字幕や吹き出しをオリジナルの動画の上にかぶせる形で、任意のタイミングで表示するもの)を使い、状況をより分かりやすくする試みも実行中。

↑ 【懐中しるこ】の動画でアノテーション機能を使い、解説を吹き出しで表示
単なる画像による処理・掲載と比べると手間と時間は何倍もかかるし、プロ作成のものと比べると出来映えも今二つ。とはいえ、やはり動きによる説明での理解のしやすさは、何物にも代えがたいものがあるのも事実。今後「ありとあらゆる記事で」というわけにはいかないが(笑)、動画で見せる価値があるもの(そしてリソースに余裕がある時)は積極的に動画として創り上げ、素材として用いたいと考えている。
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