手にあの「ふさふさ」感を覚えそうなマグカップ

2011/08/14 19:30

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マグカップ【便利でユカイなマグカップたち】【食器だなが動物園になりそうなマグカップ】で紹介したように、本来の目的で使用する部分がシンプルであること、素材が安価で入手しやすく、加工も容易なことから、マグカップは多種多様なアイディア表現の基本素材として使われる。デパートや専門店の創作マグカップコーナーに足を運ぶと、色々な想いをこめて創られた作品たちのとりこになり、時間の経過を忘れてしまうものだ。今回紹介するのも、それら創作マグカップの一つ。シンプルながらも見た瞬間に「ああ、なるほど」と納得し、惚れこんでしまう人も少なくないだろうアイディアの作品である(【Like Cool】)。



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↑ リスのしっぽとうさぎのしっぽを取っ手代わりにしたもの。まるで追いかけっこをしているようでもある。
↑ リスのしっぽとうさぎのしっぽを取っ手代わりにしたもの。まるで追いかけっこをしているようでもある

これはリスの尻尾、うさぎの尻尾をそれぞれマグカップの取っ手になぞらえて創られた、ごく普通のマグカップ。尻尾だけでは何を模しているのか分かりにくいかも、ということで、カップ本体にはそれぞれリスとうさぎが浅く彫りこんである。しかもそのリスやうさぎの本体部分の造形が取っ手の尻尾部分と繋がっているという、気の効いた配置をしている。

実用的か否かを考えれば、正直リスの尻尾取っ手は上の部分が邪魔で、逆にうさぎのは小さすぎて取っ手として使うのには少々不便。いずれにせよ、尻尾を使わずに直接カップを持ってしまえばよいわけで(取っ手の存在意義が無くなるが)、造形を楽しむ分には何の問題も無い。

↑ たたずむリスくん、という雰囲気
↑ たたずむリスくん、という雰囲気

価格は1つ20ドル(1600円)。正直、少々お高め。アイディア商品だからすでに日本国内でも個人ベースの陶器店などでは創られているかもしれないし、例えば他に犬や猫のバージョンも考えられる。

実際マグカップを購入してみると分かるのだが、複数所有していてもお皿やスプーンと違い、一度に複数使う事はあまりなく、大抵が食器棚の肥やしと化してしまう。そのような時に「見ているだけでも楽しい」造形は、(本来の使い方とはやや異なるが)そのマグカップの存在意義を底上げする価値があるともいえよう。



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