「この人はデキる」と思わせる名刺たち
2011/08/01 06:30


スポンサードリンク

↑ Broke Bike Alley Business Card
ナット絞めをはじめ幾つかの工具としても使える、サバイバルカード的な名刺。説明にいわく「お財布に入れておけば、自分の自転車に何かトラブルが生じてもその場で解決できる」とある。名刺入れに他の名刺と共に納められて放置されることなく、本人の財布に留められる可能性が高いというメリットは捨てがたい。問題なのは1枚あれば十分ということ。同じ発想の名刺がダブった場合、2枚目以降はお蔵入りされてしまう。

↑ Annalisa Vargiu Business Card
看護婦さんの名刺。本物のバンソウコウならさらに面白いのだが、さすがにそこまではしていないようだ。しかし医療関係者であることはひと目でわかる。

↑ Clapperboard Business Card
映画撮影時に使う、いわゆる「カチンコ」を模した名刺。映画関係者の名刺だそうだが、最初は単なる一枚の紙名刺でしかなかったとのこと。それでは面白くないので、リベットを使って上の拍子木部分を取りつけ、よりカチンコらしく仕上げた次第。

↑ Laptop Business Card
折りたたみ式の名刺はよく見かけるものの、その形をノートパソコンになぞらえ、見た目もそれにしてしまった。閉じた状態もしっかりとノートパソコンらしくしてある点に、こだわりを感じられる。ウェブデザインの会社の名刺だが、センスあるウェブサイトを創ってくれそうな期待は得られよう。

↑ Dario Monetini Business Cards
最後は少々遊び心のある名刺。教科書に描かれた偉人にヒゲや眼鏡を描きくわえるイタズラをした経験を持つ人は多いだろうが、それをいつでも果たせるというもの。半透明のプラスチックス製の名刺で、上2/3ほどの部分にメガネやヒゲなどの顔パーツが描かれている。
写真にあるように任意の人に向けてその名刺越しに眺めると、その人達がヒゲをつけていたり眼鏡をかけているように見えるという仕組み。アーティストのDario Monetini氏の名刺だが、発想力の豊かさをアピールするのには十分すぎるほどの一品。

アイディアとはモノの価値をここまで変えさせてくれるものなのか、という意味でも、興味深い名刺達と言えよう。
スポンサードリンク
